2011-11-14
『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』【10】まとめ(1)金貸し支配との関係はどうなっているのか?
前回までのこのシリーズでは、「今回の中東民主化を仕掛けたのは誰か?」という視点で、欧州主導説、米国主導説、民族意識主導説に分けて、調査・分析を進めてきました。
今回は、いよいよその全体像をまとめてみたいと思います。
シリーズの過去記事は、以下を参照。
【1】プロローグ
【2】ニュースの整理:チュニジア編
【3】ニュースの整理:エジプト編
【4】ニュースの整理:イスラエル隣国諸国編〜孤立するイスラエル〜
【5】ニュースの整理:リビア編
【6】欧州主導説
【7】米国主導説
【8】民族意識主導説
【9】ソーシャルメディアって何?
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エネルギー市場はどうなっている?(10)〜破局後の覇権獲得を狙うエネルギー大国ロシア〜
「エネルギー市場はどうなっている」シリーズ第十弾です
今回のテーマは、エネルギー市場大本命のロシアです。
豊富なエネルギー資源を武器に、強気の外交を見せたプーチンが、来年には再び大統領に復帰する見込みです。プーチンをトップとするロシアの政財界に、金貸し支配がどのくらい及んでいるのか、いないのかが非常に気になるところです。
それを明らかにしていくためにも、まずはロシアの歴史的背景からおさえていきます。
エネルギー市場はどうなっている?(9)〜ロスチャイルド家のエネルギー戦略
「エネルギー市場どうなっている?」シリーズは、これまで資源毎の覇権勢力を解明し、前回の中間整理ではロックフェラーを追いつめたロスチャイルドと新興勢力ロシアの争いになりそうだとまとめました。
今回はエネルギー市場における覇権を拡大中のロスチャイルドの今後の動きを解明する上でキーマンとなる男、「ナサニエル・フィリップ・ロスチャイルド」に焦点を当てていきます。
ナサニエル・フィリップ・ロスチャイルド(以下ナサニエル)は英ロスチャイルド家、5代目当主になる予定。1971年生まれの40歳とまだまだ若い。
ナサニエルを紹介する前にまず、父の現在の英国ロスチャイルド家当主、ジェイコブ・ロスチャイルド男爵を紹介します。
1980年以後のファイブ・アローズ証券会長を務める。J・ロスチャイルド・ホールディングス社長。ロスチャイルド投資信託(RIT)キャピタル・パートナーズ会長として、投機家ジョージ・ソロスらの金価格操作やヨーロッパ各国の企業買収、CIAレポートなどに関係してきたと言われている。
しかし、この間の1990年代には、ディビッド・ロックフェラー(シティグループ、エクソン・モービルのオーナー)、ジョン・デビッドソン・ロックフェラー4世(ゴールドマンサックス社のオーナー)からの激しい攻勢にあい、劣勢に立たされて、父祖のドイツのフランクフルトに退避して、再起を図ったこともある。獰猛なディビッド・ロックフェラーと違い、穏健なジョン・デビッドソン・ロックフェラー4世とは、親密な関係を保ってきたものの、ビジネス世界では所詮は、敵同士であった。この意味で米国ロックフェラー財閥には、恨み骨髄という。
あれから21年を経て、いまや立場は逆転、ロックフェラー財閥のなかでも、とくにディビッド・ロックフェラーは、リーマン・ショックから立ち直れず、苦難にあえいでいる。
この時期に、ジェイコブ・ロスチォイルドは、長男ナサニエル・フィリップ・ヴィクター・ジェイムス・ロスチャイルドの養成に力を注いでいる。
Kazumoto Igushi’s blog
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「ユーロ統合」どうなる? 第1回 〜ユーロ統合したのはなんで?〜
みなさんこんにちは。今回から新シリーズ【「ユーロ統合」どうなる?】をスタートします。
ギリシャ危機に端を発したユーロ問題は、ギリシャに対する支援策が各国の思惑や事情から足並みが揃わずモタモタしているうちに、スペインやイタリアへと波及し、今やユーロ統合の危機へと拡大しています。
このシリーズでは、
そもそもなぜユーロ統合したのか?
ユーロ統合の構造的欠陥
ユーロ各国の現状
を抑えた上で、
今後ユーロはどうなっていくのか?
を扱う予定です。
それでは早速、
「そもそもなぜユーロ統合したのか?」
からはじめます。
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『実現論:序』国債暴落後の世界経済はどうなる?
前回の投稿では、米国債と同時に日本国債を暴落させる=世界中の国債を暴落させた上で、全世界一斉に新紙幣に切り替えるという金貸し勢の企みを解明しました。
『実現論:序』米国債デフォルト:金融勢力の狙いは旧紙幣の廃棄
今回は、金貸し勢が企んでいる世界中の国債が暴落⇒新紙幣発行となった場合の世界経済はどうなるのか?を追求していきます。
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世界の闇の支配勢力から日本の支配史を読み解く【歴史No.8 江戸時代とは武力支配から資力支配への移行期だった】
シリーズでお送りしていた『世界の闇の支配勢力から日本の支配史を読み解く』も今回で最終回となります。最終回と言うこともあり、今回はこれまで勉強してきたことを図解にして因果関係を整理してみたいと思います。(過去の投稿は以下をご参照ください。)
No.1 市場拡大を狙う欧州勢が日本へ来た理由〜江戸時代前夜〜
No.2 金貸し(カトリック)の狙い⇔時の為政者の思惑
No.3 鎖国の狙い 〜貿易を独占し、大名の経済基盤を奪った江戸幕府〜
No.4 幕藩体制の確立 〜諸大名の「武力」+「資力」を削ぎ落した江戸初期の政策〜
No.5 江戸時代の貨幣経済 〜何をするにも金のかかる時代へ〜
No.6 江戸時代に拡大した性市場
No.7 江戸時代は商人が創った?
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『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』【9】コラム:ソーシャルメディアって何?
今回は、中東の民主化運動の中で大きな役割を果たしたとされるソーシャルメディアについて取り上げます。
最近頻繁に耳にするようになった“ソーシャルメディア”ですが、その定義や実態をよく知らないという方は多いと思います。
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『実現論:序』米国債デフォルト:金融勢力の狙いは旧紙幣の廃棄
前回の投稿では、大衆が私権追求から共認収束へと向かう中で、未だ旧制度上で暴走し続ける統合階級の意識構造と彼らを取り巻く支配者構造を解明してきました。
『実現論:序』大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
今回は、現在世界的に注目されている経済危機に見え隠れする、追い詰められた金貸しの目論見を明らかにしていきます。
(画像はコチラからお借りしました)
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