2022-02-10
目減りする通貨を用いた「デジタル・ベーシックインカム」の可能性
苫米地英人さんの「デジタル・ベーシックインカムで日本は無税国家になる!」という本が2021年12月に発行されました。
この中でのポイントは①目減りする通貨の可能性②ベーシックインカムの財源について
BIに対して賛成派、反対派の議論もよく目にしますが、そういった意見も受け止めつつ実現可能性を語られており、非常に面白かったので紹介いたします。
■①目減りする通貨の可能性
本書籍の中で提案しているのは「半減期通貨(一年で価値が半額になる)」
1万円が
半年後には7500円になり、1年後には5000円、2年後には2500円になる
そんな通貨可能なのか・・・
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経理係から始まったロックフェラー家・・・21世紀のプラットフォームは??
エネルギーを支配する者が世界を支配する。
18~19世紀の石炭(イギリス)
20世紀の石油(アメリカ)
21世紀は?
最近、「会計の世界史」という本を読んで、面白い節があったので紹介します。
久々に、米ロックフェラーの登場です。 (さらに…)
円の価値が下がっている!
デジタル通貨はドル依存脱却の可能性になりえるか
前回の記事[デジタル通貨の可能性と狙いー管理社会か民族自決かー]で書かせてもらったように、世界各国でデジタル通貨の流れが急速に早まっている。
各国共通の狙いとして、「自国を守る」視点が必ず存在するが、今回は中でもその原因となっている「ドル依存」について深堀していきたい。
デジタル通貨はドル依存脱却の可能性になりえるか。
地域通貨をはじめとする感謝経済は何を生み出せるのか
スウェーデン国立銀行が「eクローナ」から始まり、デジタル人民元で改めて注目が集まる、デジタル通貨。
中央銀行発のデジタル通貨はもちろん、地域で発行されているデジタル地域通貨にも注目が集まっています。
地域通貨(感謝経済)が生み出す可能性は何か
今回はこのあたりをテーマに考えていく。
世界情勢 ~コロナから金融崩壊への第2ステージ突入~
経済の変調が始まった。原油の高騰、株価が下落、国債金利の急上昇・・・。
マスコミはまだコロナで騒いでいるが、メインステージは金融経済に移りつつある。振り返るとコロナ騒動の主目的の一つは、国債発行の促進とインフレだったのだろう。
世界情勢を見ると、 (さらに…)
ドイツが火種となり脱炭素の動きにブレーキがかかる?
一昨年末からの脱炭素は不可逆的な潮流だとしても、昨年のCOP26では、先進国と途上国の捉え方・思惑が異なることが顕在化(リンク)。世界が必ずしも一枚岩でこの問題に取り組んでいるわけではないとの冷静な捉え方が必要だろう。今後、先鋭化していくのか、それとも、揺り戻しの動きが出てくるのか…先行きに不透明感がある。
●欧州は、原子力となんと天然ガスまでグリーンリストに追加→欧州は大揉め??
もともと、太陽光発電や風力発電等の再生可能エネルギーだけでは、国を維持できないのはミエミエだった。やはり、ここに来て原子力をグリーン産業に乗せてきた。その上、不安定な再生可能エネルギーの補強として、今までCO2排出対象だった天然ガス発電をカーボンニュートラル(CN)実現までは「OK」と、年明け1月1日にこっそり発表した。
一方、ドイツはすでに原子力撤廃に動いており、脱原発のドイツ・オーストリア・デンマークVS原子力推進のフランス他との衝突が始まる。
参考:【ドイツ】 2022年に脱原子力完了~ドイツエネルギー政策のこれまでとこれから
また、欧州の天然ガスはロシアからパイプラインで引いているが、ロシアはNATOで揉めているウクライナ経由ルートを避け、海を経由して直接ドイルに入れるパイプラインを主としている。しかし、ロシア対ドイツの衝突で供給量が制限され、欧州の天然ガスは高騰。これもドイツVS他の欧州国の衝突の火種になっている。
戦争封鎖と国家の借金限界・・・金貸しと国家の生き延びる道とは?
ウクライナの緊張、カザフスタンの暴動、中国と台湾の緊張、米中対立、北朝鮮のミサイル・・・・。戦争や紛争の種はたくさんあるように見える。しかし、どれも戦争には至らない。せいぜい軍事演出や威嚇という感じ。 (さらに…)
デジタル通貨の可能性と狙いー管理社会か民族自決かー
世界中で広がりを見せている「デジタル通貨」。
その中の一つに、国家の中央銀行が発行しているデジタル通貨、CBDC(中央銀行発行デジタル通貨)というものがあります。
そのメリット、デメリットは様々ですが、面白いのは発行する国によって狙いが異なること。
各国のデジタル通貨発行の狙いを切り口に今後の世界の動きを予測していきたい。
2024通貨リセット?は、世界同時か?
昨年の大河ドラマは、渋沢栄一。
そして日銀から昨年の9月新1万円札が紹介された。 (さらに…)