2022-03-18

ロシアが金本位制へ移行・・・プーチンの最終目的はドル潰しか?

 

●ロシアが金本位制へ移行しようとしている
・ロシアが国内の経済救済の為に金本位制に移行する、更に国際取引にも適用する事を検討しているという情報がある。

【参考】ロシア、経済救済のため金本位制に移行

 ロシア政府は、国内のインフレ対策として金を活用する方針だ。実は、ロシア人には貯蓄を維持するための新しい方法が提供されているのです。
 ロシア、経済救済のため金本位制に切り替え
 ロシア当局は、自国民のために別の貯蓄方法を考えたのです。実際、3月3日からは、証券取引所での通貨の購入が制限され、金地金の売却にかかる税金もキャンセルされる予定です。
 ミハイル・ミシュスティン首相は、金への投資は良い方法であり、ドルやユーロに代わるものであると述べた。アントン・シルアノフ財務相は、この方法を理想的だと考えている。
 地金バーは税金の関係で普及しなかった。銀行で金の延べ棒を買うと、その価格に20%の付加価値税(VAT)が含まれていた。価値が下がった場合、あるいは3年以上所有していた場合は、地金を非課税で銀行に売却することができます。

基軸通貨としてのドルはもう既に信用創造の限界にきている事は明白だが、通貨発行権、基軸通貨としてのドルは、金貸しにとっては最後の砦である。

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  投稿者 simiz-ma | 2022-03-18 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨3 Comments » 

BRICS、金本位による反ドル同盟結成か? ~金貸し世界(欧米日)は、少数派に転落~

ロシアのウクライナ侵攻から、ロシアを封じ込めているかのような報道がなされているが、実態は逆。
追従している国は欧米+日韓くらいで、世界で見ると少数派。中国・インド・ブラジルというBRICSは全て、制裁に加わっていない。
世界経済は、中露側と米欧側に分裂している。石油・ガス・金属・レアメタルなど資源の多くは中露側が持っている。世界最大の人口大国・消費地帯である中国・インド・ブラジルも中露側。欧米はすでに少数派に転落した。

画像はDEEPLY JAPANさんよりお借りしました。

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  投稿者 inoue-hi | 2022-03-13 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨2 Comments » 

ウクライナ危機発、加熱する経済制裁で食料危機は不可避!

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  投稿者 dairinin | 2022-03-12 | Posted in 10.経済NEWS・その他No Comments » 

「世界の現実」を出発点にする経済が求められている

明日何が起きるかわからない社会状況の中で、常に表裏一体で現実に反映される社会経済。

その社会経済をどう見ていくか。

我々民衆は他人事の傍観者ではなく、世界が変化する今だからこそ自らの頭で考え判断していきたい。

今だからこそ、今後どういった経済の形が求められるのか、一緒に考えていく。

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  投稿者 前の院 | 2022-03-10 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

世界情勢~ウクライナ 感情に支配されず自らの頭で考える材料

●ロシアによるウクライナ武力侵攻
メディアは「平和」「正義」「自由」を錦の御旗に、露・プーチン大統領のネガティブキャンぺーンに躍起。

〇看板壊されたロシア食品店、ツイッターで訴えた「私たちは人間です」 店員、実はウクライナ人「懸け橋に」
ロシアによるウクライナ侵攻から、日本に住んでいるロシア人やロシア関連施設への嫌がらせが起きています。東京・銀座にあるロシアの食品を扱っている店では、店の看板が何者かによって破壊されました。この店の代表はウクライナ人女性でした。取材に「私たちは人間です」と強調した、思いを聞きました。

日本国内ではこのような憂慮すべき事態も起きてしまっている。
感情に支配されては支配層の思う壺。冷静に事実をもとに自らの頭で考える必要がある。

手がかりとしては「図解ウクライナ なぜロシアは侵攻したのか」(日本経済新聞)が端的に整理されていて参考になる。

〇ソ連崩壊後のNATOとロシア

・1991年3月:NATOに対抗するワルシャワ条約機構解散。
加盟国:ソ連、ブルガリア、ルーマニア、東ドイツ、ハンガリー、ポーランド、チェコスロバキア、アルバニア(1968年脱退)。オブザーバー:モンゴル、北朝鮮
・1991年3月:NATOにポーランド、ハンガリー、チェコ加盟
・1991年12月:ソビエト連邦崩壊により、ロシア連邦が成立
・1999年12月:ロシア・ベラルーシ連盟国創設条約が調印
・2004年3月:NATOにエストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、ブルガリア加盟
・2008年5月:南オセチア紛争が発生。ソ連崩壊後、ロシア初めての対外軍事行動
・2009年4月:NATOにクロアチア、アルバニア加盟
・2014年2月:ウクライナで親米派による武装クーデター(ウクライナ革命)
・2014年3月:ロシア、クリミアを併合
・2015年9月:ロシア連邦軍がシリア・アサド政権を支援する直接的な軍事介入
・2017年6月:NATOにモンテネグロ加盟
・2020年3月:NATOに北マケドニア加盟

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世界情勢 ~ウクライナ、金貸しの狙いは新冷戦の構築・ドル防衛~

この間のウクライナ情勢経過を超簡潔に見ると(コロナ同様、相変わらずマスコミ報道は、偏向が酷いので要注意)、、

2月17日頃~ ウクライナによるドンパス砲撃
2月21日 プーチン、ドネツク共和国とルガンスク共和国の同意からロシア軍を派遣
2月22日 バイデン、「ロシアによるウクライナ侵攻が開始」と発表
2月24日未明 プーチンがウクライナ軍事作戦を発表、直後に攻撃開始
  25日 それまで落ち込んでいた株が急騰し金が急落
  27日 ロシアをSWIFTから排除発表
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  投稿者 inoue-hi | 2022-02-27 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨, 08.金融資本家の戦略, 09.反金融支配の潮流1 Comment » 

金価格高騰はなぜ?

《画像:「芦屋銀馬車」より》
金価格の高騰が止まりません。ウクライナ危機を契機に、過去最高値となる1グラム8,000円に迫る勢いです。2020年のコロナ以降、金へ投資マネーが集中し価格が上昇していた状況下で、今回のロシアのウクライナ侵攻により、欧州をはじめとする経済危機への懸念から、(資産価値の変動幅が大きい株式よりも)金にさらに投資が集中しています。

 

金(ゴールド)取引市場は、世界の市場動向を見るうえでのモノサシになります。金価格の変動要素としてどんなものがあるのか見てみましょう。

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  投稿者 dairinin | 2022-02-25 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨, 10.経済NEWS・その他No Comments » 

日本経済はアルゼンチンの二の舞にならないためにどうする?

かつて高度経済成長を実現してきた日本。

その影は遠くはるか昔。

円の価値が下がっている!でもあげているように、日本経済は低迷の一途を辿っている。

そんな中で、アルゼンチンと日本の経済の歴史が酷似しているという見解がある。

重要なのは歴史に学ぶことができるか。

今回はアルゼンチンの歴史から日本経済の可能性を見ていきたい。

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  投稿者 前の院 | 2022-02-23 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

カナダ発トラック運転手の抗議活動’Freedom Convoy’

カナダ発トラック運転手の反乱

カナダで国境を越えるトラック運転手にCOVID-19のワクチン接種を義務付けた国に対して抗議の意を示すために、長距離トラッ クの運転手が5万台、70kmの隊列で首都オタワに集結しているという。非常事態宣言が発令されたことで、あたかも暴動のように報じられるが、この抗議活動は‘Freedom Convoy’と称され、多くの国民の支持を得ている。

※画像はコチラよりお借りしました

●ごまかしきれなくなってきた新型コロナ騒動。
カナダは豪州と並び、世界でも厳格なコロナ対策を講じた国。その政策を推進してきたトルドー首相は身の安全に危険を感じたのか、家族と米国へ逃亡。このような形の抗議活動に対して、時流を読むことに長けているイーロンマスクも支持を表明
米国や豪州、ニュージーランド、オーストリア、オランダ、英国、イタリア、ブラジルなどに広がりを見せている。
ここにきて、ロックダウン、マスク・ワクチン強制も感染抑制に効果がなかったことが露呈。それどころかワクチンは薬害の懸念が大きいことが多くの人が知ることになり、このような動きを加速させている。

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供給制限発インフレから金融覇権の崩壊へ、インフレが意味する未来像

最近の状況から
・世界的に、石油ガス石炭、銅、アルミ、肥料、半導体など、原材料の多くが値上がりや品薄になっている。
・ウクライナ情勢、原料価格、国際流通網の封鎖、ワクチン→カナダトラック野郎の道路封鎖、コロナ下の人手不足、・・・すべてがインフレにつながっている。プーチンがウクライナに侵攻すればさらにインフレは進む。
・米インフレは低所得層の生活を直撃→政界への圧力→ FRBは3月利上げ示唆。3月1日?あと2週間?
・しかし、全て供給側の制限によるインフレ。FRBの利上げでは対応できない。米政府も流通のボトルネックなどインフレ原因を一つずつ取り除こうとはしていない。
・FRBの緊縮が拙速的に進められようとしている。しかし、それは確実に巨大金融バブルを崩壊させる。 (さらに…)

  投稿者 inoue-hi | 2022-02-13 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨, 06.現物市場の舞台裏No Comments »