2022-04-15
ドルのインフレが深刻化 早くもロシアの一手の影響か
ルーブルの金兌換制への移行+資源販売のルーブル限定化により、ドルのインフレが加速するそ予測をしていましたが、さっそくその予兆が現れてきました。
3月の米消費者物価指数、8.5%上昇 伸びとまらず 円安加速も
円安の真犯人、日銀 ~ 一貫した円安政策、ドルの従属通貨・盾としての役割を演じ続ける ~
円安は2012年(79円)→2021年(110円)→2022年(125円)と進行中。
円は実力以上に弱くされてきた。
この10年来の円安基調を作り出したのは間違いなく、アベノミクスと日銀の異次元緩和。 (さらに…)
戦争が「貨幣制度」「中央銀行」「資本主義」を生み出した
今や私たちにとって当たり前となっている「貨幣制度」「中央銀行」「資本主義」。
歴史をたどってみると、戦争と深い関係が。
世界のあり方、人々の意識が変わりつつある今、経済のあり方も変わっていくのは必然。
今までの経済システムが通用しなくなり、崩壊寸前の状況である今こそチャンスと見ることもできる。
皆が「これがいい!」と感じる新たな収束先:目標を創出できるかが鍵となる。
これからの社会、世界のあり方を考える上で、経済の可能性はどこにあるか考えていく。
ロシア発 新金融システムが構築されようとしている今、改めて「お金の歴史」を学ぶ ①
拙稿「ルーブルの復活とロシアの反撃」より
連日、マスコミ、SNSから流れるフェイクかも分からない悲惨な映像に感情を揺さぶられてる場合ではない。裏では粛々とBRICSを中心とする新金融システムが構築されようとしている。
このような局面だからこそ、如何に現在の金融システムが構築されたのか、歴史から学ぶ必要があるように思う。
次に紹介する記事が簡潔にまとめられているので紹介したい。
急激な円安が進む ~日本政府は2022~2023財政破綻させるシナリオか?~
2022年、円安から日米欧金融破綻のストーリー
の続きです。
2020年初旬、中国から始まったコロナ
2022年春、ロシアが戦争開始
重要な局面を切り開いているのは中露。それに世界は乗っている。共通項はインフレ激化。だからウクライナもそう簡単に終わらせない。
そして不正選挙・中共の手先と言われた米バイデン。役目を忠実に果たして、稚拙な戦略を繰り返し、中露への覇権転換を進めているように見える。
それぞれが何らかのシナリオに沿って動いている。 (さらに…)
ウクライナ市民たちの証言
ルーブルの復活とロシアの反撃
ルーブルの相場が急速に元通りになっています。
この原因とこれからどうなるかを考えていくと、重要なポイントとして、金兌換制とガスの支払い制限がある。
ロシア中央銀行は、2022年3月28日付で、ロシア・ルーブルを金兌換制に移行することを正式に発表した。
レートは金塊1グラムにつき5,000ルーブルです。
ルーブルは1グラム5000ルーブルで、1トロイオンス32グラム、つまり1オンスの金が16万ルーブルとする。
これを米ドルに換算すると、ドルでは1オンス1928ドルの金が、ルーブルでは1600ドルということになります。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、政府、中央銀行、ガスプロムバンクに対し、3月31日からロシア天然ガスに対するすべての支払いを「非友好的な国」からルーブルに切り替えるために必要な措置を講じる権限を与えた。
4月1日から天然ガスの販売代金を、これまでのドルやユーロでなくロシアのルーブルで払う必要が出てきた。
この二つの手が意味することは何か。
ロシアとユダヤ、1000年闘争
ウクライナに侵攻したロシア・プーチンとイスラエル首相のベネット首相が3月5日会談。そこで何が話されたのか?
世界の金融を動かすユダヤネットワーク、ウクライナはそのユダヤの根拠地でもある。ロシアとユダヤは1000年以上に渡って闘争を繰り返してきた。今回のウクライナをめぐる闘争もその歴史の一端ともいえる。ロシアとユダヤとウクライナの歴史から、今後の行方と世界の力の構造を探ってみる。 (さらに…)
「モノをつくったら、必ず誰かが買う」という世界ではない
常に変化する世界状況。
その中で、私たちはただ世界の行く末を不安に見ているだけでは
日本、世界はどういった方向に向かっていくのか。今どういう状況にあるのか。
経済という視点で可能性を見ていく。
可能性は現実社会にある。そして需要は創っていく時代。
上海協力機構(SCO):対金貸しの軍事同盟から通貨同盟へ。 ~2000年以降、民族本能が資力を上回った。~
前回の記事
BRICS、金本位による反ドル同盟結成か?
ロシアが金本位制へ移行
その後、3月16日には
サウジアラビアがドル決済から人民元決裁へ・・の報道
と思ったら、スプートニクから
ロシアと中国、単一通貨の導入を検討
・・・と次々に矢を放ってくる。 (さらに…)