2010-07-01

日本の税システムを考える−8 一般取引税で社会が変わる!?(6)

日本の税制の抜本的転換を提言する「一般取引税を導入して夢のジパングへ」(馬場英治氏)を紹介するシリーズの第6回。
前回までの記事はこちら
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
今回は今までの議論の「まとめ版」です。

問い:消費税を上げる以外の方法で10兆円の追加財源を得ることは可能か?
答え:消費税に代わる徴税手段としてより公正な一般取引税を導入すれば良い

まず、馬場氏の社会提言は、斬新さに溢れ、十分に興味を惹く内容でした。
そして、提言文を読み進めるにつれて、馬場氏が一般取引税を考えるに至った背景や問題意識を理解することができ、私達が掲げた「日本の税システムをどうする?」というテーマを今後考える上で、基礎となる認識を頂いたように思います。
また、私達の連載当初からの記事をご覧頂き 、氏主宰のブログでも、丁寧に質問を取り込んではご回答を下さるなど、万人に開かれたネットという場で、互いに協働できたこと、非常に嬉しく思っております。この場を借りて御礼申し上げます。
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 少し話しは逸れますが、私達が社会のことを知ろうと思えば、ネットが登場する以前は、極論すればマスコミの情報を鵜呑みにせざるを得なかった。そこでは、私達は単に受信するのみで、社会に対して発信する場は非常に限られていました(デモ?本の執筆?セミナー?いずれも簡単ではない)。
今回の協働を通して、改めてネットという「場」の可能性を感じた次第です。
さて、本題に移ります。
今まで一般取引税を追求してきた内容を纏めます。
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※画像はこちらからお借りしました

(さらに…)

  投稿者 wabisawa | 2010-07-01 | Posted in 03.国の借金どうなる?4 Comments »