2011-06-22

中国の国家と市場に潜むもの〜(6)モンゴル・イスラム勢力に組み込まれたグローバル化時代

●モンゴル・イスラム勢力に組み込まれたグローバル化時代
こんばんは
「中国の国家と市場に潜むもの」シリーズです。第6回になります。
 宋の時代と元の時代を取り上げます。中国は国家主導で交易を行なうのが通例ですが、この両時代は国家主導で交易が行われていないという共通した特徴があります。またユーラシア遊牧勢力と中国の状況によってこの二つの時代の交易の方法は典型的に異なっています。今日はその共通点や違いなどの特徴を説明したいと思います。
 これまでの同シリーズは以下のようになっています。
中国の国家と市場に潜むもの〜 プロローグ
中国の国家と市場に潜むもの〜(1)戦国時代に始まった市場拡大→貨幣経済と村落共同体の解体〜
中国の国家と市場に潜むもの〜(2)巨大帝国「唐」の形成過程とその背景にあるシルクロード
中国の国家と市場に潜むもの〜(3)朝貢制ってなに?
中国の国家と市場に潜むもの〜(4)朝貢貿易ってなに?
中国の国家と市場に潜むもの〜(5)明代の海禁政策がもたらしたもの
  
 いつものブログ応援もよろしくお願いします。
p02%5B1%5D.jpg
宋王朝の交易船
ここからお借りしました。

(さらに…)

  投稿者 norio | 2011-06-22 | Posted in 未分類 | 9 Comments »