2013-11-29

【特集:デフォルト研究】(3)デフォルト事例(ロシア財政危機)

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本エントリーで3回目となる【特集:デフォルト研究】
今回は、ロシアを扱います。
ロシアは1998年にデフォルトが実行されています。
 
1992年のソ連崩壊以降、ロシアでは慢性的な財政悪化が改善されず、長くインフレが続いていました。
 
実は、この財政を改善するために、1992年のロシア建国当初よりIMFが助言(直接介入)していました。しかし財政は長らく改善の兆しを見せないまま、1998年にデフォルトが実行されます。
 
どのようなプロセスでロシアがデフォルト宣言をするに至ったのか、その背景には何があったのか。
本エントリーでは、ここに注目していきたいと思います。
 
 
【特集:デフォルト研究】の過去記事は以下を参照願います。
(1)デフォルトの歴史
(2)日本の終戦直後
 
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  投稿者 heineken | 2013-11-29 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments » 

中央銀行支配からの脱却(3)〜「政府紙幣発行」という歴史的第一歩を踏み出したハンガリー

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2008年のリーマンショック以降、国家が銀行に借金をして穴埋めをするという矛盾した構造が明るみに出始め、それと同時に世界各国で見られる中央銀行制度からの離脱の動きについて、見ています。
 
1.銀行を潰して復活したアイスランド
2.南米・中東・アジアのバーターシステム
 
 
今回は、リーマンショックによる国家財政危機から「政府紙幣の発行」によって国家の建て直しに成功しているという「ハンガリー」に焦点を当てます。
それがどのような状況下で実行されたのかを見ていきます。
 

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  投稿者 nishi | 2013-11-18 | Posted in 未分類 | No Comments » 

【特集:デフォルト研究】(2)デフォルト事例(日本の終戦直後)

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前回から始まった【特集:デフォルト研究】。
まず今回は、最も身近な日本の終戦直後のデフォルトについて紹介します。
第二次世界大戦の敗戦で積み上がった莫大な借金。
その額は当時の国民所得の267%にも膨らんでいたとのこと。
更に、戦時補償債務や賠償問題が、その上に積み上がっていました。
いったいこの借金を、どうやって返したのでしょうか?
【特集:デフォルト研究】の過去記事は以下を参照願います。
(1)デフォルトの歴史
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  投稿者 yooten | 2013-11-15 | Posted in 未分類 | No Comments » 

【幕末維新の代理人】代理人認定#10 岩崎弥太郎 第4回 戦争を利用して船事業を制覇した三菱

 幕末明治の混乱期に生まれ、急成長し、巨大な資本を手にしながら、その後、戦争がある度に大儲けし、日本有数の財閥へと三菱は成長を遂げました。現在、実は防衛庁予算の1/3を引き受ける日本最大の軍事産業グループにまでなっています。
 前回は三菱が官と癒着し、上級藩士と協力して、藩(公)から民(私)へと資産を移動させ、国(幕府)や地方(藩)の資産を、自分達で使えるようにし、その巨額資産が三菱の礎となったことを解説しました。今回は、政府と三菱の、癒着の歴史を、なかでも「船事業と戦争」に焦点をあてて追いかけます。
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画像は三菱グループのホームページからお借りしました。
前回までの記事
【幕末維新の代理人】代理人認定#7 岩崎弥太郎 金貸しの間接統治者 三菱を創った男
【幕末維新の代理人】代理人認定#8 岩崎弥太郎 三菱の礎 いろは丸沈没事件の謎
【幕末維新の代理人】代理人認定#9 岩崎弥太郎 第3回 国賊への道を歩み始めた三菱 

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  投稿者 norio | 2013-11-12 | Posted in 未分類 | No Comments » 

【特集:デフォルト研究】(1)デフォルトの歴史

とりあえず10/17の米国デフォルト危機は回避されましたが、危機が去ったわけではありません。当面来年2月に先延ばしにされただけで、いずれデフォルトは必至です。
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<米国議会>
果たして、米国債デフォルトはどうなるのでしょうか?緊急特集として、危機に備えて、あらためてデフォルトの事例、借金を帳消しにするスキムにはどのようなものがあるかを研究しておきたいと思います。
【特集:デフォルト研究】と題して、以下のような観点で追求したいと思います。
(1)デフォルトの歴史
(2)デフォルト事例(日本の終戦直後)
(3)デフォルト事例(ロシア)
(4)デフォルト事例(アルゼンチン)
(5)デフォルト(借金帳消し)スキムの整理
(6)バランスシートの起源
(7)中央銀行のバランスシートはどうなっている?
(8)帳簿上の処理で借金帳消しは可能か?
(9)米国債デフォルトはどうなる?
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  投稿者 yukitake | 2013-11-08 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?No Comments » 

資力が武力を上回ったのはなんで? 〜プロローグ〜

今回から新シリーズを始めます。

さて現在、国力を表す指標は?と問われると、みなさんは何と答えますか?

私は、まずGDP(国内総生産)が頭に浮かびます。

 

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2012年GDPランキングによると、1位16兆2400億ドルのアメリカを筆頭に、2位中国、3位日本、その後ドイツ、フランスと先進国と呼ばれる国が続きます。経済の豊かさが国家の豊かさであり、経済力こそが国力というわけです。

 

しかし私たちはこの「経済こそ国力」という経済至上主義が様々な問題を引き起こしてきたことを知っています。急速な工業化による公害や、個人主義化による共同体の崩壊、科学信仰による原発問題など・・・、枚挙に暇がありません。資力(経済力)≒国力という構図を大きく見直す時期なのです。

 

そもそも一体いつから国力≒資力と言われるようになったのでしょうか?

例えば日本では、708年に和同開珎が貨幣として登場しますが、15世紀末になってもまだ国力は武力だったと言えます。当時は戦国時代と呼ばれ、織田信長や豊臣秀吉などの歴史的ヒーローが活躍するなど、多くの武将が群雄割拠した時代でした。武力を使って他国を侵略し領土拡大していくので、国力とはまさに「武力」そのものだったのです。

ちなみに貨幣の誕生については、コチラをどうぞ♪

「お金はどこからうまれてきたのか?中国における貨幣の成立」

「お金はどこから生まれてきたのか?西洋編:架空価値の創造」

 

では「資力」と「武力」は一体どんな関係なのでしょうか?

とその前に応援ポチっとお願いします。

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  投稿者 goqu | 2013-11-07 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments » 

アメリカ・デフォルトは起きるのか!?-1 〜プロローグ・・ロックフェラーはロスチャイルドの支配下に?〜

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10月17日、再燃したアメリカデフォルト危機もなんとか債務上限を引き上げ、回避されました。
しかしまた、2014年2月7日には、三度同じような騒ぎが沸き起こり、今度は本当にデフォルトに陥る危険性が今以上に高まることは間違いないことでしょう。
そこで今回は、来年2月のデフォルト危機を見据えて、「デフォルトは起きるのか?」を追求していきたいと思います。
10月17日にデフォルトが回避されたということは、デフォルトに追い込もうとしていた共和党→茶会派(ティーパーティー派)が妥協したということですが、ロックフェラーの影響力が強い共和党の力を、ロスチャイルドの影響力が強いオバマ:民主党の力が上回っているということを示します。
この力関係は、9.11→イラク侵攻やアフガニスタン紛争の失敗(『NWO(新世界秩序=世界政府)計画の破綻か?』)などにより、これまでのやり方(戦争によるクラッシュ&ビルド:軍産複合体)では立ち行かなくなった(戦争を生業とする)ロックフェラーが、金融を生業とするロスチャイルドの“畑”を荒しにかかったということから、ロスチャイルドがロックフェラーをコテンパンにやっつけたリーマンショック以降、その力関係が顕著になってきていると思われます。
その象徴が、郵政民営化を仕掛けたロックフェラーでしたが、結局のところ、ロスチャイルドにまんまとしてやられた『アフラックに屈服したTPP日本』)ことからも伺えます。

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  投稿者 sashow | 2013-11-04 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments » 

中央銀行支配からの脱却(2)〜南米・中東・アジアのバーターシステム

2008年のリーマンショック以降、国家が銀行に借金をして穴埋めをするという矛盾した構造が明るみに出始め、それと同時に動いている中央銀行制度からの離脱の動きについて見ている。
 
前回の記事「中央銀行支配からの脱却(1)〜銀行を潰して復活したアイスランド」では、国家破綻後、ファンドや年金基金、金融機関や事業法人などの“プロ”の大口債券者からの借金を踏み倒し、復活を遂げたアイスランドの事例を扱った。
 
今回は、かつて自国の通貨が弱く貧しい国々がやむ得なく行っていたバーター取引が、ここ最近増えてきており、先進国でも中央銀行制度からの脱却の方法として取り組まれているという事例を紹介していきたい。
 
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  投稿者 sugaiku | 2013-10-30 | Posted in 09.反金融支配の潮流No Comments » 

『素人にも分かる経済の真相』シリーズ〜リーマンショックで、なぜ世界経済は大打撃を受けたのか3〜

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さて、今回のシリーズのフェーズもこれで最後になります。
前々回は、2008年のリーマンショックの仕組みとそれによって何故世界経済が大打撃を受けたのか?
前回は、リーマンショック以降のアメリカ経済は、果たしてどうなっているのか?
世界的な金融危機が去った現在を観てきました。
そこで今回は、金貸しの金儲けのためにつくられたシステムによらず、これにかわる新しいシステムを模索した結果、銀行を破綻させ、納税者を保護することで、かえって今は健全性を持つ経済成長を果たしつつあるというハンガリーの動きを紹介したいと思います。

【素人にも分かる経済の真相シリーズ】過去記事は以下を参照願います。
【1】経済学が役に立たないのは、なんで?
【2】金貸しって、何?
【3】お金を使う意味って何?
【4】金利って何?
【5】株って必要なの?
【6】貿易の自由化って必要?
【7】リーマンショックで、なぜ世界経済は大打撃だったのか?〜
【8】リーマンショックで、なぜ世界経済は大打撃を受けたのか2〜
その前に応援宜しくお願いします。
  ↓

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  投稿者 orisay3 | 2013-10-29 | Posted in 未分類 | No Comments » 

支配されるエジプト

今回は、アラブの春以降、政情不安定なエジプトを取り上げてみたいと思います。
原油が高騰しているのはなんで?で取り上げた原油価格上昇とも関連しています。
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  投稿者 bonbon | 2013-10-23 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments »