2009-12-01

ドルに代わる通貨システムは?〜9.ドル基軸通貨体制の問題構造

Burj_Dubai.jpgドバイ・ショックでドルは一時84円台と14年ぶりの安値をつけた。しかし、これは単なる通過点に過ぎない。今後、数年の間、ドル基軸通貨体制が目に見えて衰退を続けることは間違いない。
このシリーズでは、ドルに代わる通貨システムに関する現在の動きを幾つか追ってきた。代替通貨としてIMFのSDRを用いた世界統一通貨、ユーロ・湾岸・アジアetcの地域ブロック通貨体制、はたまた人民元の基軸通貨への成長などが挙がっているが、その行方はまだ霧の中だ。
ポンドであれ、ドルであれ、近代〜現在までの中央銀行制度下での通貨システムは、金貸しの支配を強化し、世界の格差拡大や戦争、貧困を生み出す原因になってきた。新しい通貨システムは、このような支配の道具に使われるものであってはならない。
そのため、ここで一旦、ドル体制の本質的な問題点はなんだったのかを整理してみたい。
いつも応援ありがとうございます。

(さらに…)

  投稿者 s.tanaka | 2009-12-01 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨12 Comments »