2009-12-09
【需要発から供給発へ】2.「役に立つ答えを探す事」が、社会活力の基礎構造
【需要発から供給発へ】1.働かない人に支援金を払って、活力が上がるわけがないに続く第2回です。
12月1日、日銀が10兆円規模の資金を金利0.1%で市場へ供給する大規模な量的緩和政策を打ち出しました。
「量的緩和」といえば、過去にも聞いたことがありますね。
それは、01年3月〜06年3月に実施した金融政策で、金融機関が日銀に預ける資金量(当座預金残高)を、目標の量に達するまで金融機関に大量の資金を供給したというものです。
当時の金融システム不安の沈静化には一定の役割を果たしたが、景気浮揚効果は限定的だったとの見方が主流です。
今回の「量的緩和」は過去に実施したものと何が違うのでしょうか?また、このような政策を取るのは何故なのでしょうか?
中身を少し詳しく追いかけて見ましょう。
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