2009-06-13

新エネルギー:マグネシウム(Mg)の可能性を探る!


                                                      
るいネットでも、夢の様な新エネルギーが紹介されました 😀
マグネシウムがエネルギーを生む社会!!
この夢の様な新エネルギーの中身は?と言うと、

1.クリーンで無尽蔵である。
このエネルギーシステムは、二酸化炭素も窒素酸化物も出さずクリーンである。
かつ、太陽光、水、マグネシウムを資源とし地球上どこにでも無尽蔵にある。

2.夢の循環システムを実現する。
又、資源となるマグネシウムは使い捨てではない。
使用後の酸化マグネシウムを「太陽光励起レーザー」と言う特殊な装置に掛けることで、再び金属マグネシウムに変換される。
このマグネシウムを使った新エネルギーは、石炭や石油或いは天然ガスと違って地球環境に優しくかつ、世界中どこにでも無尽蔵にあるので無くなる心配がない!
ん?待てよ!
世界中どこでも無尽蔵にある....と言う事は....

3.戦争がなくなる?
新エネルギーは、市場の独占や支配が成立し得なくなり、利権を巡っての争いがなくなる。言わば、戦争が起こらないと言うこと?
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  投稿者 nakamura | 2009-06-13 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?8 Comments » 

ロシアと金貸し−2

 
【ロシア革命〜ソビエト社会主義共和国連邦】
 
 
ロマノフ朝からロシア革命にかけてのソ連は、広大な国土とそこに眠る資源を持ちながら、軍事及び産業における技術面では大きく立ち後れていた。特に大量生産を可能とする技術に弱く、国際競争力は明らかに劣っており、激化する国家間情勢に対して上層部は相当な危機感と焦りを抱いていたことは容易に想像できる。(前回は、こちら
 
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                        ZiS-101(1936年) ソビエト ZILの自動車
 
 
巨体でありながら統率力の弱い若い国家ソ連は、強権的な統制を押し進めることでしか維持できなかった。そのことは、社会の自発的な成長を妨げるものであり、最も欲する先端技術の導入も工業化に向けた技術革新もソ連の国家中枢が解決せざるを得ない課題であった。
 
一方、一極支配のロマノフ朝が倒れたことで、ソ連を取り巻く市場にとっては拡大可能性が大いに開かれた。世界最大の未開拓な国土と資源は以前から世界金融資本のターゲットであったが、ロマノフ家が有する莫大な資本は、資本を武器として拡大してきた国際金融資本にとっては妨げになっていた。ロシア革命における革命家達を支援・援助し、目の上のたんこぶであったロマノフ朝を解体、新国家ソ連を成立させ、市場を開放させたのは世界金融資本だとみるのが正しい歴史認識だろう。
 
世界金融資本の援助によって成し遂げたロシア革命、それによって主権を手にしたレーニンは、この先世界金融資本との絆を保ち続ける運命を背負うことになる。世界金融資本にとってはその絆をより強固にすべく暗躍したであろうし、市場が開かれた時点から直ちに(待ったなしで)直接的な市場獲得に奔走することになる。
 
世界金融資本の動きを少し具体的に見てみよう。彼らは、彼らが所属する国家(例えば、ロックフェラーにとってのアメリカ)の利益や立場よりも彼ら自身の利益(目的)を実現する為にアメリカの不利益を承知で行動している。彼らの立場とはもともとその様なものだが、アメリカ国家政策・国家戦略をねじ曲げてでも強引に開拓に向かった背景には、期を逸してはならないという焦りにも似たものを感じる。それが、ロックフェラーとロスチャイルドの勢力争いだったのか、それ以外のなにかとの戦いだったのかは読み取れない・・・1つだけ言える事は、当時の世界は、国家をも手玉に取って「市場」がその力を背景に世界中に拡大しようとする狂乱の時代であったということだ。世界はそれに翻弄され続ける時代に突入する(世界恐慌〜第二次世界大戦へ)。
 

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  投稿者 cosmos | 2009-06-12 | Posted in 08.金融資本家の戦略5 Comments » 

食糧自立への道を探る7.2008年米国農業法は何を先取りしたのか?

2008年米国農業法成立の経緯 
 
2008年米国農業法は昨年6月18日に成立した。今後2013年9月までの農業政策の基本となる。ブッシュ政権は2007年9月末に期限の切れる「02年農業法」に代わる次期農業法案を2007年1月に議会に提案した。その内容が、補助金引き下げを含んでいたので、農業団体からの強い反発にあった。そして政府案ではなく、下院では2007年7月に、上院では2007年12月にそれぞれ現行農業法の根幹を維持した法案が可決され、大統領府(拒否権)との攻防を経て、最終的には2008年6月に農業法が成立したのである。 
 
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   (米国連邦農務省のビル) 
 
2008年農業法とはいかなるものなのか?
強力な力を発揮した、農業団体は何を先取りしようとしているのだろうか?
 
 
1.2008年米国農業法は、ACRE(平均作物収入選択)というプログラムを導入 
 
ACRE(Average Crop Revenue Election)、日本語に直訳すると「平均作物収入選択」だ。
穀物生産保護では、前回紹介した価格支持融資、直接固定支払い、価格変動対応型支払という、2002年農業法の枠組みはそのまま温存された上に、ACREという新たな方式も選択できるようにした。 
 
それ以外では、 
 
・環境保全対策は、補助対象面積を拡大し森林を事業対象に追加。
・エネルギー関連ではトウモロコシエタノール税額控除の単価引き上げ、バイオエタノール燃料精製施設の建設事業者への借入保証や租税減免措置を新設。
・綿花補助金はWTO違反と裁定された為に目標価格やローンレート(融資支持価格)を若干引き下げたが抜本的には修正せず。
・貿易を歪めると指摘されている酪農製品や砂糖の支持価格制度も維持。 
 
そして、補助金総額は、5年間で約2900億ドル(約30兆円)に上り、2002年農業法段階よりも、約100億ドル増えている。 
 
2008年農業法は、色々の観点から見ることができますが、ACREプログラムに注目した。 
 
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  投稿者 shigeo | 2009-06-11 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?11 Comments » 

ブロック経済前夜7 〜アメリカ編2・ルーズベルト大統領と金貸しとのつながり〜

ブロック経済シリーズの第7弾です。
 第5弾のフーバー大統領に続き、大統領になったフランクリン・ルーズベルト大統領にスポットを当てます
 フーバーさんと同様、金貸しとのつながりはあるのでしょうか
FDRfiresidechat2.jpg
(マイクの前に座るルーズベルトwikipediaより)
 気になって先を読みたくなった方は、クリックお願いします

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  投稿者 shushu | 2009-06-10 | Posted in 07.新・世界秩序とは?5 Comments » 

5/31 なんでや劇場レポート【後編】〜金貸し支配の終焉、そして日本人の可能性は?〜

【103回なんで屋劇場】金貸し→特権階級の暴走どうする?②〜社会共認の行方は?のレポート【後編】です。
【なんで屋劇場】については、 こちら をごらんください。 
 
まずは【前編】を簡単におさらいします。

’90年以降、アメリカの策謀によって、政府とマスコミが結託して社会共認を支配するようになり、マスコミは、大衆の潜在共認を押しつぶす形で、偏向報道・煽動報道を繰り返して来ました。
 
その大本営発表と翼賛報道に大衆はいとも簡単に洗脳され、その結果、社会の至る所で力の格差が拡大し、企業でも家計でも急速に利益が縮小し、赤字の危機にさらされるようになってしまいました。
 
この危機を前にして、大衆は反マスコミ、反アメリカを掲げて立ち上がる・・・ハズ
 
ところが、「みんな一緒」という価値観を持つ日本人は、お人好しで闘争経験が少なく、とりわけ情報戦に極めて弱い
 
果たして、このような日本人が、世界を揺るがす「危機」を乗り越えることが出来るのでしょうか

ハラハラ ドキドキ なところで「後編へ続く」になっていましたね
それでは、【後編】・・・の前に応援よろしくお願いします
 
 
      

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  投稿者 watami | 2009-06-09 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?3 Comments » 

■アメリカ金融史10〜アメリカ(人)の意識を統合する観念=自由

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前回記事(リンク)でアメリカという国が市場を維持するためには戦争に頼るしかない構造にある、ということが見えてきました。 
 
そのようなアメリカを支える思想は何なのか?を扱ってみようと思います。 
 
●アメリカ人が『自由』にこだわるのは何で?
移民の集まりであるアメリカは、民族的統合性を欠いていて、社会的に分裂構造を内包している為、他の社会より人為的な統合観念を強力に必要としてきたからです。 
 
それは、メイフラワー誓約の成文契約から始まり独立宣言から一貫して法文化や、アメリカの政治体制を定めた憲法(1787)が世界最古の成文憲法という点に現れています。「契約→法文」「理念→価値観念」に対して意識過剰なぐらい脅迫観念的にこだわるのです。 
 
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  投稿者 shijimi | 2009-06-08 | Posted in 08.金融資本家の戦略9 Comments » 

G20な国々 イギリス

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シリーズG20な国々ですが、ドイツに引き続き同じく欧州の大国。
今回は「イギリス」です!!!イギリスと言えば、2012年ロンドンオリンピックが開催予定。国を挙げて盛り上がって行きましょうーと行きたいところですが・・・。
経済状況はそれどころではない!?ようです 🙄
では、まず基礎情報から行って見ましょう。 🙂
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  投稿者 watasin | 2009-06-07 | Posted in 未分類 | 8 Comments » 

G20な国々 ドイツ連邦共和国

 今回はG20でのドイツ連邦共和国の可能性を探ってみたいと思います。
 ドイツといえば、第二次大戦で日本と同様に敗戦国となり、アメリカ、イギリス、フランス、ソビエト連邦に分割占領され、ベルリンの壁によって東西ドイツに分裂しました。冷戦時代を通じて東西ドイツは資本主義と共産主義の対立する最前線なったのです。しかし1989年ベルリンの壁は崩壊し、1990年に再統一されました。
 同じ敗戦からの復興という点で日本とドイツの共通点等があるのか、調べてみたいと思います。
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ドイツ「解放」の瞬間 無条件降伏文書に署名するJodl陸軍大将
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  投稿者 mtup | 2009-06-06 | Posted in 07.新・世界秩序とは?1 Comment » 

5/31なんで屋劇場レポート【前編】〜大衆共認の行方は? ・ 「闘えない」日本人!〜

【103回なんで屋劇場】金貸し→特権階級の暴走どうする?②〜社会共認の行方は?
のレポートです。
本ブログ5/3〜5の記事でお送りした『なんでや劇場 〜金貸し→特権階級の暴走どうする?』の続編です。
5/31(日)に大阪・東京の会場をつなぐテレビ会議スタイルで開催されました
【なんで屋劇場】については、 こちら をごらんください。 
○前回【102回なんで屋劇場】のおさらい
前回のレポートは↓↓です。本編を読む前にさっと目を通していただけたら、理解度もグンとアップしますよ。
第1回 世界経済はどうなる?
第2回 金貸し支配の現象とは?
第3回 日本だけ、金貸し支配が強まっているのはなんで?
続きはポチッのあとで
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  投稿者 finalcut | 2009-06-05 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?4 Comments » 

通貨は投資家が決める 〜為替取引実態と為替の変動要因〜

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為替を動かす 投資家ジョージ・ソロス
今日は1ドル100円、明日は1ドル101円、明後日には、1ドル99円と
日本の通貨「円」の価値は、毎日変動します
通貨の値動きは「為替」と呼ばれますが、

「為替」とは、本来、「立替」のことをいいます。
遠方に住む取引相手に対して現金を輸送することなく、債権・債務を決済する方法です。
金融大学

そして、我々がよく耳にする「為替」とは外国為替のことを指します。

外国為替は、海外との間で発生した債権・債務の関係を、現金を輸送することなしに、決済することをいいます。貿易が盛んになると、海外との間で頻繁にお金を受け取ったり、払ったりしなければなりません。その際の決済方法である「お金の立替払い」が外国為替です。金融大学

海外と貿易する企業にとっては、円が1円動くだけで、何百億円の得や損となります。
今回は、(外国)為替の値動きがどのように決まっているのかについて扱います。読んでみたいと思われた方は、ポチっとよろしくお願いします。

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  投稿者 orimex | 2009-06-05 | Posted in 08.金融資本家の戦略1 Comment »