2010-01-17

GDP信仰からの脱却6〜現在のGDPの構成

前回記事では、GDPが日本に従来あった共同体を解体し、消費主体を孤立化していくことで成長してきたこと、今後、日本で健全な共同体の再生が起こるとすれば、市場=GDPが必然的に縮小してくことを、内田樹氏のブログも参照しながら書いた。
もとより、既に’70年に貧困が消滅した日本では、実質的に市場は縮小しており、国債に依存した政府支出が無ければGDPが維持できなくなっている。現に、昨年12月25日に発表された平成20年度国民経済計算確報では、名目GDPは前年度比−4.2%と6年ぶりのマイナス、実質GDPは前年度比−3.7%と7年ぶりのマイナスとなった。直接原因は言うまでもなく世界金融危機だが、これは決して一時的なものとはいえないだろう。
では、今後(あるいは本来)、GDPはどの部分が縮小し、どの部分が上がっていく可能性を持っているのか?これを明らかにしていくために、今回は日本のGDPが何によって構成されているのか、近年のデータから押さえてみる。
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  投稿者 s.tanaka | 2010-01-17 | Posted in 未分類 | 5 Comments »