2010-01-23

『国家と市場の力関係の逆転』 1.ヨーロッパの特殊性〜国家を超えたキリスト教ネットワークの形成

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前回の12月29日・なんでや劇場で、中世から近世にかけてのヨーロッパの持続的な経済成長について、以下のような分析がなされました。
るいネット「12/29 なんでや劇場レポート②〜近代市場は近世欧州社会の特殊事情の中から生まれた〜」より

ルネッサンス運動の拠点となったベネチアの金融力の興隆は、十字軍以前にまで遡る。つまり、十字軍遠征の時代200年を通じて、ベネチアは持続的成長を続けたのだが、このような長期にわたる成長は、他の古代市場では起こり得なかったことである。この古代市場で実現しなかった市場の持続的拡大は何故、ベネチアをはじめとする近世欧州において起こったのだろうか?
その背景には、国家を超えた普遍宗教としてのキリスト教が教団としてのネットワークを形成していたことが大きい。もともとキリスト教自体に騙し的要素が内在されているが、この国家権力を超えた教会権力をうまく利用して(騙して)、教会ネットワークを金貸しネットワークへと変換させたことが、欧州商品市場が国家の枠組みを超えて特殊な長期にわたる繁栄を実現させた原動力である。しかも欧州はイスラムの富を略奪しただけではなく、欧州内での騙しあい、奪い合いも激化させ、欧州全域に「騙せば官軍」というムードが確立していき、多くの貴族や騎士に商人的(投機的)体質が形成されていった。

今日は第1回目として、国家を超えたキリスト教のネットワークがどのように始まったのか?商人・金貸しとどう関係があったのか?を調べてみました。
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上記画像は、キリスト教を国教化したテオドシウスローマ皇帝 こちらからお借りしました。

(さらに…)

  投稿者 yooten | 2010-01-23 | Posted in 未分類 | 3 Comments »