2010-08-12
日本の税システムを考える−14 〜番外編☆おもしろ税3−1日本、税の歴史♪〜
こんにちは
前回の「日本の税システムを考える−13 エピローグ〜充足発の税システムへ〜」はご覧いただけましたか
既存の枠組みから抜けた、とてもスッキリとした内容となりました 😉
また機会があったら具体化させる方向も考えていきたいですね
まだの方はぜひご一読を
さて、今日は「日本の税システムを考える」シリーズのフィナーレ
おもしろ税3—①日本、税の歴史 です。
合間にトリビアネタを盛り込みつつお送りしますので、最後まで楽しんでいって下さい
ありがとうございます
BRICs徹底分析〜ブラジル編その4 石油輸出国に転じたブラジル、それを担う国策会社ペトロブラス
BRICs徹底分析、ブラジルシリーズも第4回となります。
第1回は、オリンピック、ワールドカップ開催国に沸く新世紀ブラジル
第2回は、セラード開発と農業大国への道
第3回は、世界一の鉄鉱石資源を扱うブラジル巨大企業ヴァーレ社
を紹介してきました。
第4回は、資源大国ブラジルの注目度をさらに高く押し上げた石油資源とブラジル企業について紹介します。
『世界3位の埋蔵量330億バレルの大油田発見か』
リンク
この記事は、2008年4月15日ブラジル石油監督庁理事アロルド・リマ理事により発表され、世界を驚かせました。
『サントス海盆のパン・デ・アスーカルと呼ばれる地域内の鉱区BM-S-9で、埋蔵量が330億バレルに達する世界3位の可能性がある大油田を発見したと発表した。
世界の巨大油田としてはサウジアラビアのガワール油田の埋蔵量が750億バレルから830億バレル、クエートのブルガン油田が660億バレルから720億 バレル、昨日発表されたBM-S-9が330億バレルでヴェネズエラのボリヴァール・コアスタウ油田の320億バレルを抜いて世界3位の油田となる可能性 がある。』
という発表内容です。
長い間石油輸入国であったブラジルは、2006年石油自給体制を整え、さらに石油輸出国に転じ、(石油資源の少ない)石油消費国から注目を集めています。
さらに、次々と発見される海底(深海)油田の埋蔵量は(その量という点で)群を抜いています。
1.石油輸出国に転じたブラジル(ブラジル石油事情はどうなっている?)
2.それを支える国策会社ペトロブラス(知られざる国策会社、今の現状は?)
3.伸び続ける投資意欲(成長著しい企業、投資意欲も拡大基調)
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新しい潮流 ★番外編★
今まで『新しい潮流シリーズ1〜8』をご紹介してきました。
みなさんのまわりでも新しい意識潮流を感じているのではないでしょうか
今回は、そんな身近でも感じる最先端の意識潮流を抜粋してまとめた、投稿撰集『新しい潮流』(類出版)をご紹介します
ご紹介の前にぽちっとお願いします
CO2排出権市場ってどうなっている?7〜CO2本位制による新しい序列社会の登場〜
「CO2排出権市場ってどうなってる?」シリーズの7回目、いよいよ最後です。
「CO2排出権市場ってどうなってる?」シリーズバックナンバー
1.プロローグ
2.排出権取引の仕組み
3.排出権には種類がある
4.排出権市場をリードするEUの試み
5.EUに追従しようとする日本の排出権市場
6.東京都の取り組み
7.CO2本位制による新しい序列社会の登場(今回)
このシリーズ最後となる今回は、CO2排出権市場がもたらす社会への影響について考えてみたいと思います。
応援よろしくお願いします 😀
『ユーロ発国家財政危機の行方』 9 欧州支配層(影の支配勢力)の動きは?
これまでのユーロ発国家財政危機の行方』シリーズ記事。
0.プロローグ
1.ギリシャ問題・PIIGS問題とは?
2.小国ギリシャの危機がなぜユーロ危機につながったか?
3.地域共通通貨「ユーロ」の弱点構造
4.ギリシャ暴動とその他の国の状況から国家・市場の統合限界が見えてくる
5.世界バブル崩壊が資本主義の総本山、欧州を襲う
6.英米(金貸し勢)が作ったアメリカに対抗して作られたEU
7.世界を牛耳る、支配勢力・闇勢力の暗闘はどうなっているのか?
8. 崩壊に向かう金融市場
今回でシリーズ9回目です。今日は、歴史的なスパンを振り返りつつ、今後の欧州支配層の動きを予測してみたいと思います。
シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」9
今回紹介する記事は、「グローバル化」がキーワードして登場します。
今では当たり前になってしまいグローバル化を口にする人は少なくなったように思います。数年前までは、「グローバル化」という言葉がもてはやされたように使用されていましたが、現在は、それが達成されたが故に口にしなくなったのではないでしょうか。
現在では当たり前になった、このグローバル化の構造には、市場と国家の関係が密接に絡んできます。その関係を明らかにすることで、現在の事象を読み解き、新しい可能性探索の一助になると思います。
いつも、ありがとうございます。
日本の税システムを考える−13 エピローグ〜充足発の税システムへ〜
これまで、合計17回に渡って、日本の税システムの仕組みと問題点、ブログ界での新たな提言、そしてこれからの時代にふさわしい税制の提案を行ってきた。
【日本の税システムを考える】シリーズ過去の記事
第1回 プロローグ
第2回 税金の基礎♪〜税金の種類・税収合計額〜
第3回 戦後の税制の基礎を定めたシャウプ勧告とは
第4回 日本の税制の問題点 その1
第5回 日本の税制の問題点 その2
第6回 日本の税制の問題点 その3
第7回 番外編☆世界のおもしろ税♪①
第8回 一般取引税で社会が変わる!?(1)
第9回 一般取引税で社会が変わる!?(2)
第10回 一般取引税で社会が変わる!?(3)
第11回 一般取引税で社会が変わる!?(4)
第12回 一般取引税で社会が変わる!?(5)
第13回 一般取引税で社会が変わる!?(6)
第14回 番外編☆世界のおもしろ税♪②
第15回 新時代にふさわしい税システムとは?(1)
第16回 新時代にふさわしい税システムとは?(2)
第17回 新時代にふさわしい税システムとは?(3)
第18回 エピローグ(今回)
今回は、税シリーズの一旦のまとめに当たって、改めて大上段に「税」とは何か、そして、第15〜17回の提案のさらに先にある、税制の未来像を考えてみたいと思う。
応援よろしくお願いします。
BRICs徹底分析〜ブラジルその3 資源大国ブラジルの巨大企業
前回は「農業大国への道」というタイトルで、ブラジル農業の底知れない潜在能力と穀物メジャー関与の功罪について紹介しました。
今回は資源大国ブラジルの鉄鉱石と巨大企業に着目して、その実態に迫ります。
約22〜27億年前にシアノバクテリアという光合成生物が大量発生します。この光合成反応は、二酸化炭素を吸収し、糖類を生成し、余分な酸素を放出します。この放出された酸素は、海水中の鉄イオンと反応し、海水に溶けない酸化鉄となり、海底に堆積します。この過程は数億年続いたとみられています。世界中の海底に、広大な赤鉄鉱の鉱床が形成されたのです。
その後、造山活動により海底にあった鉱床は隆起し地上に押し上げられた。現在の主要な鉄鉱石鉱山はこのようにして形成されました。
ブラジルは世界有数の資源大国です。
特に、鉄鉱石は埋蔵量で世界第一位、生産量で世界第二位の規模を誇っています。
鉄鉱石の他にも、ニッケル、ボーキサイト、銅、金、マンガン、ニオブ等 鉱物資源を豊富に産出していますが、これらの鉱物資源の多くは、世界最大の鉱物生産企業ヴァーレ社(旧社名:リオ・ドセ)の手によって産出されています。
1.世界最大の鉄鉱山 カラジャス鉄鉱山
2.世界最大の鉄鉱生産企業 ヴァーレ社
3.ブラジルの巨大企業のゆくえ
露天掘りで採掘されているカラジャス鉄鉱山
グーグルアースから、ポップアップです。
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新しい潮流1〜8 統合図解
現在、’07年のサブプライム問題に端を発した金融危機は、3年目になる今も収まる気配はなく、むしろ国家の財政破綻へと深刻度を増しています。
答えが見つからないのは、その原因をGDPや借金残高といった単なる数字の問題としてしか捉えていないからであり、社会を構成する人々の意識の変化に気付いていない(あるいは軽視している)からです。
(社会は人々の意識によって作られており、その意識潮流が変わることによって政治や経済も変化していく)
’70年の貧困の消滅によって、圧力源=人々の活力源が大きく転換しました。そうした人々の意識潮流の変化=パラダイム転換を理解することなしには、今後の経済活動をどう導いていくのかの突破口を見出すことはできません。
「新しい潮流シリーズ」では8回にわたって意識潮流を分析し、図解によって理解を深めてきましたが、今回は8回分をまとめた統合図解によって全体を構造化します。
いつも応援ありがとうございます
CO2排出権市場ってどうなっている?6〜東京都の取り組み
実は日本には前回紹介した環境省が主催する自主参加型国内排出量取引制度の他に、東京都が主催する排出権取引市場が動いています。
そこで今回は、東京市場を取り上げたいと思います。
まずなぜ東京都市場を取り上げるのか?の問題意識を提示したいと思います。
実はこの排出権取引市場の仕組みを調べていたときに、三菱総合研究所のHPにぶち当たり、そのコラム(2009.2.12)『望まれる日本発「排出権」の整理』を読むと、その終わりに
“なお、国の制度は次第に収斂されていくと思われるが、東京都とは設計思想に大きな隔たりがあり、ポスト京都以降も両者が並立する可能性が懸念される。政策目的に応じた複数制度の並存は止むを得ないにせよ、将来的にはフォーマットの一元化を望みたい。”
という、まるで東京都の取組を非難しているかのように受け止められる内容が記載されていたのです。それで日本(環境省)の取り組みと東京都の違いは何なのだろう?という問題意識がフツフツと涌き出ててきたのです。
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