2007-10-07
地味〜 な水ビジネス。民営化するとどうなる?
市場でモノを売って儲けるには、そこに付加価値(幻想価値) がついて初めて儲けがでます。その付加価値が高いほどよりたくさんの利益が出るという構造にあるはずです。
そう考えると・・・水ビジネスって何 って思ってしまいます
水はそもそも生活必需品なわけで、幻想価値など付けようが無い
だから、どこの国でも水事業は公営が主流ですよね。
しかし、水資源ファンド 8) などにとっては金儲けのネタ。
どこで儲けるの って考えたら怖くなりませんか 🙄
で、水道事業を民営化した結果、どうなったのか?
続きは、 ポチポチ してから読んでね。
ゼロ金利政策は、銀行とファンドの利益の源泉
日本の銀行、金融機関の倒産危機に際し、2001年にゼロ金利政策が取られた。
銀行への公的資金の注入、日銀の貸出金利・実質0%、資金は無制限に貸し出す。
この結果、銀行預金の利子も、0%。銀行にお金を預けても利子のつかない時代になった。
このゼロ金利時代に何が起こっていたのか?
銀行は、無利子で国民から資金を集めることが可能になった。では、この無利子で集めた資金を非常に低い貸出金利で、企業活動に融資しているかといえば、そうではない。
平成17年度、平成18年度と銀行決算は好調であった。それも当然で、「タダで集めたお金を利子を取って貸し付ける」商売なら、儲けは確実である。
大手3銀行の2ヵ年の決算内容を見てみよう。
大手3行の貸付利益、預金利息、預金残高
銀行名 | H18貸付利益 | H18預金利息 | H18預金総額 | H17貸付利益 | H17預金利息 | H17預金総額 |
三菱UFJ | 1兆9955億 | 6754億 | 107兆2126億 | 1兆986億 | 3440億 | 107兆5286億 |
三井住友 | 1兆2141億 | 2666億 | 70兆8341億 | 1兆1457億 | 1315億 | 68兆4749億 |
みずほ | 5706億 | 798億 | 53兆543億 | 5355億 | 299億 | 52兆3048億 |
平成18年度でみると、大手銀行3行は、230兆円の預金を国民から集めている。その預金に払った利息は、1兆200億円。(平均利率0.44%)。対して、貸付利益は、3兆7800億円(平均金利1.64%)である。17年度はもっとパフォーマンスがよく、貸付利益が2兆8000億円に対して、預金利息費用は、5000億円で済んでいる。
続きを読む前にクリックを!
外資系ファンドの今後の動向第1弾ー投資信託って何?
○サブプライムローンの影響で、さしもの外資系ファンドも勢いを無くし、日本への投資を控えるのでは無いかという観測があリます。
一方、外資系ファンドから見れば、いやいやまだまだ日本は毟れる「美味しい」国だという見方もあるようです。
そこでまず第1弾として、そもそも「投資信託」って何?というところから見てみたいと思います。
<投資信託の仕組み>
クリックお願いします
院政を企てるプーチン首相
ロシア人が自国の政治家に対して聞くに堪えない辛らつな批判をしているときに、うかつに外国人が、その意見に同調するような言動を行ったとき物凄く怒りを爆発させるらしい。自国の政治権力者に対して役に立っている間は「アル中エリツィンよりましだ」と一定の評価はするけれど、状況が自分達に不都合に変化し始めると極端に豹変するのもロシア人。
はてさて、そのような激しい気勢をもったロシアにおいてプーチンはロシアの舵取りをどのような方向へ民衆を導こうとしているのか気にかかるところです。
クリック オネガイシマス
天の恵みの水資源を私有化すると・・・?
水は人類の共有財産であるはずである。
世界銀行副総裁が「20世紀は石油を巡る戦争の時代だった。だが、21世紀は水を巡る戦争の時代になるだろう。」と言ったらしいが、水ビジネスが今注目株だそうだ。
民営化の波がここにも押し寄せ、世界中で企業が水源を押えにかかっている。
例えばカリフォルニア州では
・USフィルターコープ社、ネバダ州の大牧場と農業用水を買収、パイプラインで市内に送り売却しようという試み。
・サムダ社、牧場から井戸水をくみ上げパイプラインでロサンゼルスに運ぶ計画。
・ストックマン・ウォーター社、サンルイ渓谷の水をくみ上げ、コロラド州デンバー市内へ流す計画に対しカリフォルニア州バーカー市当局から許可を得ている。
http://www1m.mesh.ne.jp/~apec-ngo/water/bluegold.htm
他に、インドネシアではフランスのリヨネーズ社、イギリスのテムズ・ウォーター社をはじめ5社が群がり、水資源の95%が外資の手中にある。
このように、大きな購買力のある大都市や大企業が水の価格を押し上げ、農民や小都市、先住民を市場からはじき出す事は可能である。
水ビシネスが本当にうまみのある市場なら、いま新市場として水事業が注目されるのは当然だが果たして可能性があるのだろうか。水事業に関してはウォーター・バロンといわれる3社(フランスのビベンディ社とスエズ社、そしてイギリスのテームズ・ウオーター社)の寡占状況にあるらしい・・・。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=162255
以上は、ほとんどの国で民営化されていない上下水道事業の話ですが・・・。
水ビジネスといえば最近目だって元気な業界がある。
環境の悪化を逆手にとってエゲツない商売をしている感じがする(私だけ?)飲料水企業はというと、やはり・・・
続きはポチッのあとで
中国のチベット開発、その背後には!?
みなさん、知ってますでしょうか?
あのチベットに昨年、とうとう鉄道が開通したんです。
チベット自治区のラサからゴルムドを結ぶ世界で最も高い地点を走る「青蔵鉄道」です 😮
これまでチベットへのルートは、ゴルムドや四川省からのバスルート、上海などからの空路が主でした。
特にバスは4500m級の山々がつらなる道なき道をいくのでもう大変。危険度も高い!!!
それを考えると、今回の鉄道開通は待ちに待ったというところでしょうか。
でも、旅行者にはいいけど・・・ 🙄
その裏には中国の思惑があるようです 8)
↓その前にポチッと
地熱発電は本当は有望??
「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」による新エネルギーには太陽光、風力、バイオマス、燃料電池などで地熱は入っていません。
水力、火力、原子力と並んで既存のエネルギーとなっています。しかし存在自体が地味なのか、あまりメディアを賑わす事がありません。でもどうなんでしょう?
日本人であればむしろ地熱自体は身近なものです。温泉を知らない人はいないでしょう。そういう意味でももっと利用できないの?と思う人はクリッククリック。