2011-10-14

『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』【6】:欧州主導説

【1】『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』のシリーズは、これまで
【2】チュニジア 
【3】エジプト 
【4】イスラエル隣国諸国 
【5】リビア 
とニュースの整理を行ってきましたが、今回からいよいよ分析編に入ります。
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<欧州連合の旗:画像はこちらからお借りしました>

ネット界でも様々な説があるようですが、その中から代表的なものを紹介し、検証していきます。欧州主導説、米国主導説、民族意識主導説という切り口で、各々を見て行きますが、どれか一つというわけではなく、それらが複雑に絡まっているかも知れません。最終的にはそれらを構造化することにチャレンジしていきたいと思います。

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  投稿者 yukitake | 2011-10-14 | Posted in 08.金融資本家の戦略8 Comments » 

『経済が破綻したらどうなる?』 第5回〜ロシア経済破綻〜

かつて世界が経験したことのない大破局へのカウントダウンは始まっています。
そこで本シリーズでは、第1回から第5回で、世界で起きた破局の過去事例から、破局がもたらした影響、その際に取られた政策を中心に振り返ります。そして最終回(第6回)では、いずれ来る大破局への備えと、長期的な日本の再生への活路を探っていきます。
【過去記事】
・プロローグ
・第1回〜戦後日本のハイパーインフレ時はどうだったの?〜
・第2回〜預金封鎖と新円切替〜
・第3回〜メキシコ通貨危機〜
・第4回〜アルゼンチンの国家破産〜
今回(第5回)はロシアの経済破綻を扱います。
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ソビエト連邦は解体され、1992年1月1日、ロシアは誕生しました。ロシアは計画経済による社会主義の実現をあきらめて、市場経済を採用する資本主義国へと舵を切りました。
しかし、ロシアの市場経済への移行は一朝一夕には進みませんでした。
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  投稿者 bibibi | 2011-10-13 | Posted in 未分類 | 12 Comments » 

『実現論 序』:市民運動という騙し、民主主義という騙し(下)

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前回で、民主主義の象徴である議会ですら、全ての主要な局面で、金融勢力の暴走にお墨付きを与えてきただけということを明らかにしました。

『実現論 序』:市民運動という騙し、民主主義という騙し(上)

 
今回は、

とすれば、いったい民主主義とは何だったのか?
実現論:序3.市民運動という騙し、民主主義という騙し(下)以下同じ

を追求していきたいと想います

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  投稿者 mihori | 2011-10-12 | Posted in 07.新・世界秩序とは?3 Comments » 

世界の闇の支配勢力から日本の支配史を読み解く 【歴史No.6 江戸時代に拡大した性市場】

 江戸時代では、町人の分業化で生産力が向上し、貨幣経済も発達、格差も拡大していきます。また戦(いくさ)という外圧がなくなり、解脱欠乏(遊びたいというような気持ちなど)が大きくなっていきます。おおらかな性の田舎とは異なり、江戸では男女比率が1対4ということも相まって、性市場が発達していきます。
 そこで江戸時代は「吉原」という超高級風俗街(風俗料金の異常高騰)が誕生しました。かたや、川縁で格安で性が売られていたり、銭湯でもサービスがあったり、茶店でもあったりと一般向けの性風俗も発達します。
 江戸時代は、戦国時代と変わって、セックス産業が花開いた時代といっても過言ではないと思います。
 
 ちなみに戦国時代にもセックス産業はありました、都や賑わっている城下が主であったし、また戦で敵地にて、”人さらい”や強姦は当たり前のように行われ、上杉謙信や織田信長、武田信玄にいたるまで、足軽、雑兵にそういった行為を認めていたのでした。豊臣家が崩壊し、江戸時代が完全に始まってから(だいたい1615年以降)、大規模な戦はなくなり、現在の風俗店に相当するものが多く現れ始め、幕府も公認していく(吉原から税を取る)ようになっていき、吉原のような大規模風俗街が登場したのです。
 格式と見栄を第一とする吉原は、大名や豪商の接待などに使われる社交場でもあり、また服飾や流行の先端を切っていた芸能界としての面も持っていました。
 江戸時代になって風俗店が発達した事例と、江戸時代の風俗店の特徴を調べ、なぜ風俗店が発達したのかを考えてみたいと思います。
前回までの記事はこちら
NO.1 幕府の独占交易〜本当は鎖国ではなかった江戸時代〜
NO.2 金貸し(カトリック)の狙い〜時の為政者の思惑〜
NO.3 鎖国の狙い〜貿易を独占し大名の経済基盤を奪った幕府〜
NO.4 幕藩体制の確立〜諸大名の「武力」+「資力」を削ぎ落した江戸初期の政策〜
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江戸時代の新吉原(江戸名所図絵より)  画像はこちらからお借りしました。

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  投稿者 norio | 2011-10-11 | Posted in 06.現物市場の舞台裏No Comments » 

エネルギー市場はどうなっている?(5)〜石油利権を支配したロックフェラーと、それを入口、出口両方から切り崩したロスチャイルド

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エネルギー市場の支配構造を明らかにするこのシリーズ。
 
今回のテーマは石油です。
 
エネルギー市場はどうなってる?2 エネルギー資源の生産地・生産量・埋蔵量」では、国別の石油資源の生産量や埋蔵量を押さえました。
さらに今回は、石油の支配構造の変遷を明らかにしていきたいと思います。
 
 
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  投稿者 nishi | 2011-10-09 | Posted in 06.現物市場の舞台裏4 Comments » 

『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』【5】ニュースの整理:リビア編

先月からスタートした『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』シリーズですが、
【2】チュニジア編
【3】エジプト編
【4】イスラエル隣国諸国編
をお送りしてきました。
今回は、ニュースの整理シリーズにおける最後の国【リビア】に焦点を当てて、『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』を探っていきたいと思います。まずは、リビアでの事件を時系列で整理し、リビアという国の概要をまとめながら事件の背景を探ることで、今後の分析編に繋いでいきたいと思います。

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  投稿者 fujita | 2011-10-07 | Posted in 07.新・世界秩序とは?5 Comments » 

『経済が破綻したらどうなる?』 第4回〜アルゼンチンの国家破産〜

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世界の金融情勢が非常に危うくなっている状況の中で、もし経済破綻したら私たちの生活はどうなる?を追求しています。これまでの記事は以下のとおりです。良かったら見てください。

プロローグ
第1回〜戦後日本のハイパーインフレ時はどうだったの?〜
第2回〜預金封鎖と新円切替〜
第3回〜メキシコ通貨危機〜

さて今回はアルゼンチン国家破産の巻です。アルゼンチンが国家破産するに到った経緯とその状況を見ていきましょう。

アルゼンチンと言えば、サッカー選手のメッシ!(サッカーに興味の無い人は寛大な心でお願いします。)メッシと言えばスペインリーグで大活躍!ということも関係するみたいで、実はアルゼンチンはかつてスペインの植民地で、1816年に独立した国だったのです。

アルゼンチンは広大で豊かな牧草地の“パンパ地域”を中心に農業が盛んで、独立後は、ヨーロッパなどに肉を輸送できるようになり、「20世紀の主役になる国」と称されるほど発展していきました。
しかし一方で社会構造はスペイン統治時代と何ら変わらず、大地主と農業労働者という厳重な階級社会でした。
これが今も続くアルゼンチン社会の基盤となっている。

そこで1946年にペロン大統領が登場し、社会構造改革を目指して工業化に着手し、1950年代まで世界的に裕福な貿易国家になりました。さらにペロン大統領は労働者保護や社会保障充実などの政策を打ち出しましたが、短期的な人気取りに終わり国外追放となりました。その後、1973年軍部が政権を奪取したのです。

ペロン大統領は農業より工業に重点を置き、農業での貿易黒字を国内産業保護に回していったことから、国内企業との癒着を強め、政権強化を果たしたのですが、政治腐敗が進むとともに農業や牧畜業は停滞しました。←旧来の統合階級である大地主と新しい統合階級である政府との確執はここから始まっている。

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  投稿者 goqu | 2011-10-06 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?10 Comments » 

『実現論 序』:市民運動という騙し、民主主義という騙し(上)

前回は、金貸し達が支配する市場社会で新しい社会を生み出していく実現基盤は、『力の原理から共認原理への統合原理の転換』と、『古い私権社会の中に新しい勢力=共同体企業の創出と拡大』であることを明らかにしました。
『実現論 序』:私権時代から共認時代への大転換(下)
今回は「新しい社会=共同体社会を実現してゆくにあたって、これまでの変革運動がなぜ社会を変えることができなかったのか」を見ていきます。

 60年安保闘争(国会議事堂包囲)  全共闘運動(安田講堂前大集会)
 画像引用元:大室寅之祐の鍔     画像引用元:報道写真
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  投稿者 staff | 2011-10-05 | Posted in 07.新・世界秩序とは?15 Comments » 

世界の闇の支配勢力から日本の支配史を読み解く 【歴史No.5 江戸時代の貨幣経済 〜何をするにも金のかかる時代へ〜】

シリーズ江戸編。江戸時代、近代的な経済システムが成立していたのをみなさんご存じですか?世界経済の崩壊が目前に迫る現在ですが、日本人は近代的経済システムの崩壊過程をすでに経験しています。江戸時代の貨幣経済とその崩壊過程。今日はその内、貨幣経済が浸透した経緯を追ってみたいと思います。
 
前回までの記事はこちら
NO.1 幕府の独占交易〜本当は鎖国ではなかった江戸時代〜
NO.2 金貸し(カトリック)の狙い〜時の為政者の思惑〜
NO.3 鎖国の狙い〜貿易を独占し大名の経済基盤を奪った幕府〜
NO.4 幕藩体制の確立〜諸大名の「武力」+「資力」を削ぎ落した江戸初期の政策〜

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  投稿者 tani | 2011-10-04 | Posted in 未分類 | 8 Comments » 

エネルギー市場はどうなっている?(4)〜エネルギー産業をとりまく金貸しの支配構造【原子力技術編】

・エネルギー市場の支配構造を明らかにするこのシリーズ。今回も前回に引き続き、原子力産業を取り上げます。
 原子力発電プラントはロスチャイルド系のアレヴァ−三菱重工、ロックフェラー系の東芝−Westinghouse(ウェスティンハウス・以下WH)とGE−日立の三大プラント連合及びロシアのロスアトム(Rosatom)で占められ、韓国等もこれらの企業と技術提携しながら自国や他国のプラントを受注しています。
 原子力産業は資源だけでなくウランをエネルギーに転換するまでに様々な工程があり、高い技術力を要します。したがって各工程毎にノウハウをもつ企業が存在します。それぞれの工程にどのような企業が存在し、さらにその背後の支配構造に迫っていきます。
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・上の図はウランが採掘されてから発電されるまでの工程です。
参照:東京電力(現在停止中)

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  投稿者 tsuji1 | 2011-10-03 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?11 Comments »