2007-05-18

スティール・パートナーズと村上ファンドの関係

明星食品、サッポロにつづき、ブルドックソースにもTOB(株式公開買い付け)を開始、日本企業を震撼させているスティール・パートナーズですが、彼らの正体は意外なほど明らかにされていません。
「それでは」と、ネットで調べていたところ、タイトルのとおり、興味深い情報を得ましたので、まとめてみます。

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  投稿者 ohmori | 2007-05-18 | Posted in 04.狙われる国の資産2 Comments » 

「広告費のシェア」に大きな変動が!

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最近の広告費シェア、増減について調べてみた。
インターネットの需要増は大分前から始まっていることではあるが、今から2年前の2005年の電通の調べによると、とうとう「ネット広告費がラジオを上回った」とある。

電通がこのほど公表した2004年の国内広告市場調査結果によると、インターネット広告費が初めてラジオ広告費を上回った。企業が総合メディア展開の一環としてネット広告を位置付ける流れが加速し、一般消費財メーカーのキャンペーンなどにも利用されるケースが増えているという。
マスコミ4媒体(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ)では、テレビが2兆436億円(同4.9%増)と2年連続増。新聞も同0.6%増とわずかながら4年ぶりに増加に転じた。一方で雑誌(同1.6%減)とラジオ(同0.7%)はマイナスだった。
インターネット広告費は1814億円(うちモバイルは180億円)で、同53.3%増の大きな伸びを見せ、総額で初めてラジオを上回った。
ネットへの接触時間がテレビ以外のメディアでトップになるなど、ユーザーのメディアへの接触状況は変化してきている。大手広告主は従来メディアと連動した形でネットを活用しており、従来多かった耐久消費財メーカーだけでなく、食品・飲料など一般消費財メーカーの販促キャンペーンにも利用されるケースが増えてきた。ブロードバンドの一般化で大容量広告の販売が増えていることも売り上げを加速させている。

ネット広告の伸びは顕著だが、まだテレビ、ラジオ、などマスコミ4媒体。
↓この流れは世界でも同様。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/04/news033.html
↓つづきの前にポチっと

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  投稿者 watasin | 2007-05-17 | Posted in 10.経済NEWS・その他4 Comments » 

電通のお話

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日本の情報を操作していると言われている電通が、なんと2兆円の売上高を記録しました。

電通売上高、初の2兆円…ネット広告好調が後押し

 電通が11日発表した2007年3月期連結決算は、売上高が前期比6・7%増の2兆939億円と、初めて2兆円の大台を突破した。

 経常利益は同8・0%増の700億円、税引き後利益は1・0%減の306億円だった。テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の通称「マス4媒体」向け業務は伸び悩んだが、インターネット広告が好調で全体の収益を押し上げた。中でも、インターネット広告専業の子会社「サイバー・コミュニケーションズ」の売上高は前期比21・1%増と大きく伸びた。

 電通の単体決算では、「マス4媒体」合計の売上高は前期比0・7%減の1兆410億円にとどまった。これに対し、屋外広告などを手がける「OOHメディア」事業が19・2%増の430億円、広告製作業務などの「クリエーティブ」事業が10・1%増の1882億円などと好調だった。

(2007年5月11日23時20分 読売新聞)

でも、電通って名前は有名だけど、実際にどんなことをやってるかっていうことを知ってる人は少ないんじゃないでしょうか?

ん?知ってる?そんなこと言わずに読んでください

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  投稿者 mkkzms | 2007-05-15 | Posted in 10.経済NEWS・その他3 Comments » 

米国がCO2政策を急変させた本当の理由

●>「CO2の排出は犯罪だ」。2007、4月米国連邦最高裁判所は米国環境保護局(RPA)が自動車から排出される温暖化ガスの規制を強化すべきとの判決を下した。<「選択」’07年5月号より。
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あれほど京都議定書の批准を渋っていた米国が態度を急変した!
これは何か裏があるぞ、と思うのは私だけではないはず。
そうです、やはりその急変の理由がちゃんとありました。
関心ある人、下のバナーをクリック願います

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  投稿者 ryujin | 2007-05-14 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨4 Comments » 

企業買収!狙われる企業

5月1日の三角合併解禁により外資系ファンドは、いったい国内のどの様な企業を狙うのか興味が沸くところです。
企業の資産面から株価の状態を判断する指標に株価純資産倍率(PBR)がある。
このPBRの倍率1倍未満の企業が、狙われやすい企業の様です。
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この株価資産倍率PBRとは、どう言った指標なのでしょうか?
続きは、クリックして下さい。

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  投稿者 nakamura | 2007-05-13 | Posted in 04.狙われる国の資産6 Comments » 

イギリスの医療制度と医療の実体を検証してみる

前回アメリカの医療について調べてみたがヨーロッパの先進諸国の医療制度はどうなっているのだろうか?いち早く、皆保険を導入し一時はモデルともされたイギリスの制度を調べてみました。
イギリスは全国民が公共保険に加入しているが、そのうち96%の医療がNHS(国立保健サービス)の運営する287の公共病院で行なわれています。
国民は全て一人の開業医を、かかりつけ医(GP)として登録し、決まった医者のところにしか通えません。いきなり病院に見てもらうということはできず、その開業医の紹介が必要です。
サッチャー政権の時に医療費を削減する為に医療費は包括化されました。開業医は登録された人数分だけの支払いを受けるだけで実際にかかった数と支払いは関係がありません。医者にとって高度な医療を施す事や高価な医療機器を導入する事は出来高払いでは無い為、医者の負担を増やすことになります。
結果、現在イギリスの医療はどのような実情になっているのでしょうか?
誰でも無料で医者にかかれるのですから、ご多分にもれず簡単な病気でも医者に駆けつけます。医療費削減の為ベッド数は削減され、看護師の給与も低く抑えられる事になりました。医療費の包括化もその対策です。
看護師は同学歴の他の職種に比べて2/3の水準と言われています。
医者も看護師も条件のいいアメリカなど海外に出る人も多く、その結果数にして医者は1万人、看護師は2万人不足していると言われています。ベッドも医師も不足していますから、手術待ちの患者は100万いるといわれ、癌で手術が必要な患者が4回も手術を延期されて、そのうち手遅れになって亡くなったなどと言う事例が身近に多いようです。
インフルエンザになって入院が必要になったがベッドがあかず、廊下のベッドで3日待たされたという事例など、今やイギリスでは病気になれないなどといわれています。
医療費はGDP比で先進7カ国中7位で7%台の水準です。ブレア首相は医療水準が下がったのはあまりに医療費を抑えすぎたからとの反省に立って2002年から5カ年計画で1.5倍の水準に引き上げる(ドイツ並のGDP比10%の水準に引き上げる)政策を取りました。
しかしながら、なかなかポテンシャルの下がった医療従事者の士気を高めるまでには到っていないようです。
医者、看護師は海外に出、手術もなかなか直受けられない患者も海外へ出て行き、一方不足した看護師は南アフリカやフイリピンなどから多く受け入れているようです。
日本の医療費は30兆円を超え財政赤字の元凶のように言われて槍玉に上がっていますが、GDP比は先進7カ国中の6番目とイギリスについで低くなっています。上記のようにもっとも医療費水準の低いイギリスが低レベルの医療水準にあえぎ1.5倍まで逆に上げようとしています。
それに比べて、日本は3時間待ちの3分診療などと揶揄されますが、入院待ちや手術待ちのような事はなく、誰しも等しく高度な医療を受けられています。
日本の医療保健制度はWHOでの評価としても世界一との事ですが頷けます。
わが国において、アメリカの患者一人当たりの医師や看護師の数に比べて日本の医療は劣っているとか、かかりつけ医制度を導入するとか、包括診療を導入するとか、他国に真似た制度を取り入れようとする動きが出ていますが、もう少し冷静に日本の制度の優れた点を客観的に評価すべきように思います。
今後も引き続き、ドイツなど他の国の事例も見ていきたいと思います。
(主な引用記事は)リンク
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  投稿者 shigeo | 2007-05-12 | Posted in 10.経済NEWS・その他8 Comments » 

福井三方の梅農家の嘆きは中国の梅が脅威

福井県の若狭町の三方地区は、紀州の南高梅と並んで有名な梅の産地です。しかし、この10年、中国の梅に押され青息吐息の状態が続いています。
中国の農産物輸出は、2001年から始まった第10次5ヵ年計画の中で、農産物輸出は中国農業の発展を促進する一方策として明確に記されている。最近の農産物輸出(畜産、水産物を含む)の動向を見ると、水産物が最も多く輸出されており、続いて野菜、穀物の順となっています。野菜などは、生産コストが低いことから販売価格が低く抑えられている上、従来に比べて、品質も向上していることから、海外からも次第に評価を受けるようになっています。
農産物の対日輸出は、全体の4分の1を占め、日本は中国にとって最大のマーケットで、野菜の輸出が急速に増加しており、日本の量販店や外食産業が展開している激しい低価格競争を背景として、安くて一定の品質を持った中国産農産物の需要が高まっているからであり、このことにより、逆に日本国内の農産物の価格が低迷するなどの影響が現れてきています。
中国における農業及び農産物輸出の実態と今後の展開方向
中国の梅単価はキロ75円位、日本はキロ250〜300円位ですから、安いだけで梅干しが売れるのであれば中国産の梅は脅威です。人件費の安い中国なので人海戦術での加工かとも思われますが 技術は全て日本のノウハウなので原料である梅の適期収穫、漬け込み等の加工技術は今後向上するでしょう。
JA紀南の梅農家からの中国梅視察報告


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  投稿者 kaba0326 | 2007-05-11 | Posted in 07.新・世界秩序とは?2 Comments » 

プーチン大統領—強権体質で権力確立

エリツイン路線否定 4/25読売
ロシアのプーチン政権は、23日に死去したエリツイン前大統領を、ロシア民主化の「歴史的な功労者」と位置づけ、25日の国葬準備に入った。しかし、プーチン大統領の権力基礎は、エリツイン時代の政治、経済両面の遺産をむしろ否定することで固まってきたのが実情だ。政権批判を許さないプーチン大統領の政治手法は、生まれ変わったはずだったロシアの時計の針を逆回りさせつつある。
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  投稿者 unkei | 2007-05-10 | Posted in 07.新・世界秩序とは?2 Comments » 

ヘッジファンドという世界

マネー・カジノ経済の象徴的な事象が、ヘッジファンドの存在である。
ヘッジファンドとは、株式市場、債権市場、為替市場、商品市場という、短期に変動するマネー市場において、目先の運用益を最大限に追い求める仕組みである。
米・日・欧の政府と中央銀行による金融緩和(資金供給と低金利策)により、市場には資金が有り余っている。
この余剰資金を背景にして、ヘッジファンドの規模(ファンド本数および運用資産額)が、益々拡大している。

まずは、世界全体のヘッジファンドの運用資産規模である。

<ヘッジファンドの拡大加速 世界資産185兆円規模に 米調査会社推定>(フジサンケイ・ビジネス・アイ、2007/4/21)

>米調査会社、ヘッジファンド・リサーチ(HFR)のケネス・ハインツ社長は19日、時事通信のインタビューに応じ、世界のヘッジファンドの資産規模が現時点で1兆5680億ドル(約185兆円)に膨らんだとの推定を明らかにした。今年第1四半期には600億ドルが流入したという。昨年1年間では1260億ドルと年間で史上最高の流入を記録したが、1〜3月だけでその半分近くに達したことになる。
リンク

ニューヨーク証券取引所上場企業の時価総額が約3,000兆円、東京証券取引所の時価総額が約600兆円、上海証券取引所の時価総額が180兆円であり、ヘッジファンドの185兆円が如何に巨大かが分かる。
ヘッジファンドの長期的な拡大を、金融庁のレポートから見てみます。

1兆ドルを超えた世界のヘッジファンド市場
近年、ヘッジファンド市場は目覚しい成長をみせています。米国のヘッジファンド調査会社が行った調査によると、2000年初めに3,240億米ドルであったヘッジファンド市場は、2005年1月には初めて1兆米ドルを突破し、以後も拡大を続けています。

図ヘッジファンドの数と資産規模
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(出所:Hennessee Group LLC。2006年1月のファンド数は未入手。)

リンク


Hennessee Group LLCの最新データによると、2006末の世界のヘッジファンドの規模は以下のとおりである。

運用資産   1兆5350億ドル(約180兆円) 2005年末の1兆2230臆ドルから26%の増加
ファンド本数  9,550本 2005年末の8,900本から79%の増加
リンク

「ヘッジファンドの平均利回りが12・0〜12・5%」(ヘッジファンド・リサーチ(HFR)のケネス・ハインツ社長)であり、世界中の資金を引き付けている。
では、日本の資金がどれくらいヘッジファンドに流入しているか見てみよう。
続きを読む前にクリックを!

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  投稿者 leonrosa | 2007-05-08 | Posted in 08.金融資本家の戦略2 Comments » 

地方自治の歴史・・・・「惣村」を現在に引き継ぐ村

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長野県下水内郡栄村の風景
次回は、惣村における上記の役割の活動実態をもう少し掘り下げてみようかと思います。
と書きましたが、現在でも、惣村の伝統・精神を引き継ぐ町・村があるのだろうか?と調べてみました。ここに二つの村を紹介したいと思います。

ポチッと押してね。
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  投稿者 orisay | 2007-05-07 | Posted in 03.国の借金どうなる?1 Comment »