2010-03-21

GDP信仰からの脱却14〜共認原理社会の実現度を指標化する:社会編

GDPに代わる新たな指標は、豊かさを達成した現代の次の先端課題である「共認原理社会の実現度」ではないか、という提起から、前回記事では、企業における共認原理の実現度を表す指標とはどういうものかを検討し、大きくは4つあるのではないかと結論した。
その一つは「情報公開度」、もう一つは「イントラネット等での発信数・発信者数」。そして「経営権限の委譲度」。さらに、その成果指標として「社員の定着度(≒会社の魅力)」。もちろん、共認原理へ転換することによって活力上昇した企業では、売上やシェアなど、従来のモノサシで見た社会的評価も、同様に上昇していくことになるだろう。
では、これを「社会」というレベルにまで拡大した場合には、どのようなことになるだろう。今回はこれを考えてみる。
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  投稿者 s.tanaka | 2010-03-21 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?2 Comments »