国の予算の半分が借金になる日も近い?
一般会計歳入の推移
租税及び印紙収入 公債金収入 合計
S25 4,564 − 7,168
S30 7,960 − 11,264
S35 16,183 − 19,610
S40 30,496 1,972 37,731
S45 72,958 3,472 84,592
S50 137,527 52,805 214,734
S55 268,687 141,702 440,407
S60 381,988 123,080 539,925
H02 601,059 73,120 717,035
H07 519,308 125,980 805,572
H12 507,125 330,040 933,610
H17 440,070 343,900 821,829
(単位:億円 ※合計には上記以外の収入を含む)
出展:財政統計(財務省主計局調査課)
一般会計における、歳入の中心は租税及び収入印紙による。
戦後しばらくは均衡財政が維持され、一般会計ではもっぱら租税等の普通歳入が歳出の財源となっていた。
しかし、S40年度からは公債金収入(借金)が重要な歳入科目として登場する。
続きは、 ポチポチ してから読んでね。
クリスマスと日本経済
今日はX’mas。そこで、クリスマスにちなんだ記事を書いてみた。とはいえ、ここは一応「Fiancial Journal」なので、このイベントと日本の経済との関わり、経済に及ぼす影響という観点で少し調べてみた。
クリスマスはどのように日本の文化に根付き、我々はクリスマス騒ぎによって、日本のGDPにどのぐらい貢献しているのだろう?
ちなみに「X’mas」という綴りは日本独特の誤りで、正しくは「Xmas」か「X−mas」なのだそうだ。
↓「へ〜知らんかった」という人は、ポチっとしてから続きをどうぞ。
鉱工業から見た米国の衰弱状況
米国の鉱工業生産指数動向(1995年=100とした2004年指数)
総合129.2 鉱業94.5 製造業133.0 電気・ガス業117.9と鉱業生産力の著しい落ち込みが見て取れます。
世界の統計・鉱工業生産指数
もう少し詳細に生産品別2000〜2002年の3年間の動きを見れば、
銑鉄47,900⇒40,200 粗鋼102,000⇒94,600 鋼管1,886⇒1,392 精製銅1,800⇒1,510
一次アルミニューム3,668⇒2,707 二次アルミニューム3,450⇒2,930 鉛1,470⇒1,380
亜鉛371⇒294 (単位は1,000t)という状況で鉱業の衰弱が見えます。
ブログランキングに参加しています。応援よろしくおねがいします!
↓
アメリカ産輸入牛肉再開のその後
今年の8月にアメリカ産牛肉の輸入が再開されたが、その後、4ヶ月間にどのような状況になっているかを調べてみました。次の表を見てもらいたい。
ポちっと押してね
↓
今年、1年を振り返って。。。
今年、1年を振り返って記憶に残ったニュースと言えば、
「ホリエモンことライブドアの粉飾決算疑惑」と
「村上ファンドのインサイダー取引疑惑」ではないでしょうか?
ホリエモン、村上ファンド共にネット界での「勝ち組」「六本木ヒルズ族」として世間に持て囃されましたが、これらの現象は、一体何だったでしょう?
その本質部分に迫る意味でも、IT産業やネット界が、今後どうなって行くのだろう?
の問いかけでもあります。
昨今、ネット界での「商取引の自由化」が、加速しています。
このネット界における今後の動きや可能性について、改めて迫って見たいと思います。
続きを読む前に、クリックしてね!
↓↓
食料品貿易でさえ赤字を出している米国
第2次世界大戦の戦勝国で、唯一国内被害を受けず、圧倒的な生産国力を誇っていた米国。
その米国の60年後の姿は、生産国力をトコトン衰弱させ、今や、あらゆる物的生産物を、海外からの輸入に頼っている。
その事が、品目別貿易統計の輸出入の数字となって現れている。
まずは、中分類の品目別輸出入の統計で見ると、二つの中分類を除き、殆どの中分類で輸入超過となっている。
■2003年の米国の品目別貿易額(単位億ドル)
品 目 | 輸出額 | 輸入額 |
食料品及び動物(食用) | 433 | 461 |
飲料及びたばこ | 48 | 126 |
非食品原材料 | 335 | 219 |
鉱物性燃料 | 146 | 1634 |
化学製品 | 888 | 1024 |
工業製品 | 686 | 1415 |
機械類、輸送用機器 | 3513 | 5337 |
雑製品 | 845 | 2299 |
特殊取扱品 | 323 | 520 |
総 額 | 7236 | 13051 |
驚いたのは、大穀倉地帯のミシシッピー流域をもっているにもかかわらず、食料品の金額ベースの貿易が輸入超過となっている点である。2003年の食料輸出額が433億ドル、対して、食料輸入額が461億ドル。
ミシシッピー川流域
Mississippi River
続きを読む前にクリックして下さいな!
エネルギーの生産力、消費量からみるアメリカ
02年の総務省の統計データーによると、アメリカのエネルギー生産量は石油換算で約17億トン、消費量は約22億トンで差し引き約5億トンの消費超過。
他国はどうか。
観ていくと最近とみに元気がでてきたロシアは生産量が約10億トンで消費量が約6億トンと約4億トンの輸出余力を持つことが分かる。同じように中国は約9億トンの生産量に対して消費量も約9億トンとこの時点ではトントン。日本は周知のように生産量約1億トンに対して消費量が約5億トンと約4億トンの消費超過である。
また、国民一人当たりでみるとアメリカはダントツの一位で約7,700kg、日本はその半分の約3,700kg、次にロシアが予想に反し多くて約4,100kg、中国は約680kgとアメリカ約10分の一、日本の約5分の一である。但し、これは02年の数字で5年後、10年後は中国も・・と考えると恐ろしい。
話を元に戻して、アメリカのエネルギー消費量が多いのは限界知らずでガソリンを食い散らす車社会への過度の依存が大きい。例えば、標準的な日本の車は1.8L〜2.0L位である。それに対してアメリカで近年ブームとなっているユーテイリテイ・ビークル(日本風に言うと大型四輪駆動ワゴン)は4.0L〜5.0L位である。この大排気量の車で40〜50kmを通勤に使っている。当然、ガソリン使用は日本の4倍、5倍となっている。
*典型的なユーティリティ・ビークル、フォード・エクスプローラーは、累積販売台数500万台を誇るが、そのエンジン排気量は、V6エンジンが4.0L、V8エンジンは4.6Lである。
更には、具体的な数字としては把握できていないが、世界中で絶え間なく起こしている戦争による石油の消費量もバカにならないようにも思う。
ドルが基軸通貨であるカラクリをいいことに世界市場から金を巻き上げて一人消費に現をヌカスのもいいが、ことエネルギーに関しては有限である。従ってこの問題ばかりはアメリカのヤリタイ放題は断じて許すことが出来ない。
なるほどと思った人は、クリックを!
信託受益権となって初めて小口化できる
leonrosa氏から2006年12月01日付け「不動産ファンドの二つの形態」について詳しく説明いただきました。そこで不動産ファンドとは「不動産という長期・実物投資を、短期の流動性投資に組み換える仕組みを高度に発達させた。」と概括されています。
では、どのような背景で、RIET(証券)などの不動産ファンド商品が生み出されたのでしょうか?
“いざなぎ景気超え”を騒ぐワケ。
現在の景気回復は戦後最大の「いざなぎ景気」を超えて最長になった。
これは事実。
だけど「すごいっ景気回復したね〜っ」と言うと思ったら大間違い!
景気ってホントによくなってるの?どこが?と思わず聞き返したくなる 😥
実感が湧かない人がほとんどですよね。
◆8割が「いざなぎ景気」超えの実感なし(帝国データバンクより)
好景気と言えども…
せいぜいコレくらい?
そしてその実態も…
◆実質経済成長率⇒11.5%(いざなぎ景気)に対し 2.4%(今回の景気)
好景気の実感がわかない景気回復(るいネットより)
これが事実。
じゃあ一体誰が、なんのために”いざなぎ景気超え”を騒いでいるのか?
おそらくそのワケは…
↓続きを読む前に応援よろしくデス♪↓
韓国、日本の農産物の価格が高いのはなんで?
世界の農産物の小売価格の比較を調べてみました。
以下、「総務省・統計局 世界の統計 諸外国の主要指標」より
主要食料品の1kg当りの価格比較(単位:米ドル)
国 | 牛 肉 | りんご | 食用油 | 米 | 馬鈴薯 | 牛 乳 |
韓国 | 48.06 | 3.87 | 14.50 | 2.15 | 2.08 | 2.15 |
日本 | 41.78 | 5.07 | 2.87 | 3.99 | 2.45 | 1.94 |
アメリカ | 9.14 | 2.19 | − | 1.25 | 0.99 | 0.84 |
オーストラリア | 9.20 | 2.76 | 3.67 | 1.47 | 1.47 | 1.08 |
主要食料品の1kg当りの価格によると、世界に比べ日本は全般的に高め。しかし、その日本を凌ぐほどに農産物の価格の高いのがなんと「韓国」!!!
特に牛肉の価格は世界トップ。
リンク
(「総務省・統計局 世界の統計 諸外国の主要指標」より)