2008-07-07

明治政府の捏造〜日本に文明開化をもたらしたのは誰か?〜

日本金融史1 〜近代化の始まりは明治維新ではない!〜  
で↓の文章を掲載しました。

こうして見ただけで、維新後に日本をリードした近代的産業の母体を、徳川幕府に仕えていた頭のいい人間たちが生み出した姿が浮かびあがってくる。維新政府は、その幕府の要人をこの世から抹殺して物言えなくしてしまい、旧幕府をさんざんにののしり冒瀆しながら、実はあとから出てきて、幕府が磨いた知恵と遺産を横取りし、それをすっかり利用し、あたかも文明開化が自分たちの功績であるかのように喧伝してきたにすぎないのではないかという疑念が湧いてくる。

(広瀬隆著「持丸長者」より抜粋)
同じ広瀬隆著「持丸長者」に、日本に外国の知識を伝えるのに大きな役割を果たした人たちが時代順に書かれてあったので要約してみました。

「大日本持丸長者鑑」(早稲田大学図書館蔵)
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  投稿者 finalcut | 2008-07-07 | Posted in 02.日本の金貸したち13 Comments » 

日本金融史2 〜蛾=生糸から産業が生まれ、銀行が生まれた〜

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錦絵「上州富岡製糸場」(明治5年)
今回は、日本金融史2として、日本金融史を考えるに、幕末から明治にかけての製糸業の果たした役割をみて行きたいと思います。
◆開港から始まる、生糸輸出と財の蓄積
安政六年(1859年)に、外圧に耐えかね、長崎・横浜・函館が鎖国を破り、商業貿易港として開港されます。中でも、横浜開港の影響が大きく、ここで行なわれた生糸の輸出による産業の発展と財の蓄積が、その後の政治や銀行設立や財閥の形成と大きくかかわりを持っているようです。
横浜開港の4年目(1863年)には、実に生糸輸出の99%が横浜に集中し、明治の中ごろまでには、生糸生産の中心地である関東甲信地方に、その輸出の7割を握る、五大売込商という輸出商人がうまれ、その後、これらの売込商は各地の有力者と婚姻関係で結びつき、財閥とも関係を深めて行くのです。
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  投稿者 tamimaru | 2008-07-06 | Posted in 02.日本の金貸したち8 Comments » 

炭素本位制時代は来るのか?NO3〜排出権取引市場が動き出す

暖化ガス排出量取引市場がいよいよ日本で本格化する
6月6日国内の金融機関が排出量取引に参入できるようになる、「金融取引改正法」が参院本会議で可決成立し、排出量取引市場作りが本格的に動き出した。
この背景には洞爺湖サミットで低迷気味の支持率挽回を狙う福田政権の思惑もありそうですが、そんな日本の政権の目先の思惑を見越して、取引市場の仕掛けは周到に行われてきたようです。
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  投稿者 ryujin | 2008-07-05 | Posted in 08.金融資本家の戦略9 Comments » 

炭素本位制時代は来るのか? 2 (「カーボンオフセット」って何?)

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みなさん、こんにちは。
夏目前!!!、の時期の割りにそれほど暑くなく、すごしやすい日がつづきますね 😛
おもわず「地球温暖化」をちょっぴり忘れてしまう!?今日この頃です
さてさて、来る7月7日は洞爺湖サミット開催。
その日を「クールアースデイ」と定めて各地で一斉消灯を促すとか。
どれだけの効果があるかは別として、今、地球温暖化の話題が盛り上がってます。
突然ですが、みなさん「カーボンオフセット」ってご存知ですか?
言葉の意味は・・・。
「カーボン」=炭素、(二酸化炭素)
「オフセット」=打ち消す、相殺する、代償

なんとなくイメージできますでしょうか。
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  投稿者 watasin | 2008-07-04 | Posted in 08.金融資本家の戦略5 Comments » 

データから見る☆.*’日本の実体経済とマネー経済

こんばんは 😀
今日が初登場の経済初心者OLみほりです
経済の話って、ずっと興味はあったのですが、
なぜかいくら話を聞いてもピン とこないなんか遠い世界のお話って感じがどうしてもしてました
『なんでかなぁ〜?』ってみんなに話してみると、
それは現在は“マネー経済”が中心で、“実体経済”とかけ離れてるからだね
とのこと

◆実体経済◆実際に製品を作り、サービスを提供し、
技術の革新をすることで、その活動がお金を生み出す経済行為のこと
◆マネー経済◆単にお金を動かすだけで経済行為をすること

なるほどぉ〜。
4/10の記事を見てみても、
「投機経済と実体経済は実に100倍の差!!」もあるという…
そりゃピンとこないわけだ
せっかく興味を持ったので、
実際のデータを用いて、調べてみることにしました  
 
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  投稿者 mihori | 2008-07-03 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?10 Comments » 

激化する地銀の生き残り競争

日本の地方銀行を取り巻く経営環境が年々悪化する一方のようだ。
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ここ最近、地銀同士の生き残りをかけた再編が加速している。報道も後を絶たない。

13日明らかになった荘内銀行(山形県鶴岡市)と北都銀行(秋田市)の経営統合劇は、経営環境が一段と厳しさを増す地方銀行が県境を超えた広域再編に生き残りをかける姿を示している。多くの地銀が、地方経済の低迷で収益源の中小企業向け貸し出しは伸び悩み、不良債権処理の負担も増えている。米サブプライムローン問題をきっかけにした金融市場の混乱で保有株式の価値が目減りするなど収益を圧迫する要因は増えるばかり。地銀再編のうねりがさらに加速しそうだ。2008年5月14日読売新聞より引用

尚、過去2年の再編事例を整理してみると・・・
2007年
・福岡銀行(福岡)と熊本ファミリー銀行(熊本)が経営統合し、ふくおかFGの傘下に入る
・山形しあわせ銀行(山形)と殖産銀行(山形)が合併し、しきらやか銀行になる
・自力再建を断念した九州親和ホールディングスがふくおかFGの傘下に入る
2008年
・池田銀行(大阪)と泉州銀行(大阪)が経営統合の計画発表
・金融庁が足利銀行を野村證券グループを中心とする陣営に譲渡する方針を決定
営業地域や顧客基盤による棲み分けに守られてきた地銀経営が瀬戸際に追い込まれている現実を示している。
地場の中小企業と共に地方経済の中軸プレーヤーとして力を発揮した地銀に、今一体何が起こっているのだろうか?その原因を探ってみた。
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  投稿者 wabisawa | 2008-07-02 | Posted in 02.日本の金貸したち6 Comments » 

各国通貨はどこへ向かうのか?

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タイトルのごとく、最近ちょっと気になる本・・・ 🙄
サブプライム発の金融危機→市場低迷→ドル安。
この金融危機に際し、基軸通貨であるドルをFRBが大量に供給したために
ドル安が誘引されたわけだが、一体どの程度のドルが供給されているのだろうか?

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  投稿者 pipi38 | 2008-07-01 | Posted in 07.新・世界秩序とは?9 Comments »