2009-05-12
『1945年度〜戦後・アメリカのGDP・米国債発行残高』
100年に一度ともいわれている未曾有の経済危機を前にして、米国債発行残高は皆さんご存知の通り右肩上がりの状態だ。
米国債発行残高を見ると、2009年4月時点で1118兆円である。これは、アメリカの’08国家予算約290兆円と比べてみてもどれだけ大きい額かがわかる。(1ドル=100円計算)
さらに、オバマ大統領の追加景気対策としては、
米国債発行、実質資金調達額2.2倍 4— 6月期見積もり比
【ワシントン=大隅隆】米財務省は27日、4— 6月期に国債発行による市場からの資金調達額が、償還額を3610億ドル(約35兆円)上回るとの見通しを発表した。これは2月初旬の見積もりの約2.2倍に相当する。税収が減る一方、景気対策などで支出が増えるためだ。財政赤字の急増に伴う米政府の資金調達は当面のヤマ場にさしかかりつつある。
市場からの調達額は資金調達額と償還額の差。市場からの純借り入れを意味する。財務省は7—9月期の実質調達額も2月時点の予想と比べて360億ドル増の5150億ドルに膨らむと見込んでいる。
4— 6月期は1650億ドルと見積もっていたが、8000億ドル規模の景気対策に加え、金融安定化策に伴う支出が高水準で推移。税収も所得税、法人税ともに低調で、市場からの調達増を迫られた。
(4/28日経記事引用)
と経済不況で税収増加の可能性も見えない中で、財政負担が増す一方だ。
そもそも、歴史的に見て、米国の借金はどのように増えてきたのだろうか?!
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GRAND THEORY vol.7『マスコミが伝えない事実がここにある!!2』発売!!
右上にあるオススメ冊子 の GRAND THEORY に新刊が出ました
新刊のタイトルは、GRAND THEORY vol.7『マスコミが伝えない事実がここにある!!2』です
2008年1月から販売しているGRAND THEORY VOL.3『マスコミが伝えない事実がここにある!!』の続編になります
そして、このvol.7には当ブログ「金貸しは、国家を相手に金を貸す」に掲載された記事もあるんです〜
やったぁー
どんな記事かというと・・・
その前に、いつものお願いします
雑誌『DAYS JAPAN』にブログ記事が引用されました☆+’
今日は、GRAND THEORY vol.7『マスコミが伝えない事実がここにある!!2』発売!!
に引き続き、嬉しいご報告第2弾 😀
なんとッ
雑誌『Days Japan』2009年4月号に当ブログの2月18日の記事
『FRB資産状況090211:アメリカ国内にはもう、金がない?』
が引用されたんです〜
スゴ〜イっ
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フランスのエリート養成制度
■先日の「類グループ何でや劇場会議」で、戦後教育を受けた日本の官僚や政治家(特に団塊世代以降)の無能化が話題になりました。
日本と欧米の統合者養成制度の違いが指摘されました。
そこで、世界の中でも歴史が古く、より先鋭的なエリート育成システムを作り上げたフランスの統合階級育成の実態を調査しました。
エリーゼ宮
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G20な国々 ロシアその②「ロシアの可能性を検証する」
今後の国際状況を占う上で、世界一の国土を持つロシアの存在は重要です。
前回のロシアの基礎情報に続き、「ロシアの可能性」を検証してみます。
コチラからの写真です
これまで、ロシアの政治・経済状況に関して、マイナス側の観測が多かった。
例えば、こんな予測です。
■2009年は米国、中国、ロシアがズタズタになる
2009年の世界の動向を予想すると、米国内はもうズタズタになるだろう。中国も同じようにズタズタになるだろう。それから、ロシアもなると思う。
ロシアはプーチン前大統領の政治を見て、外国資本が逃げてしまうだろう。外国資本が逃げるだけではなく、ロシアの資本が外国へ出て行く。
ロシアには資本が持ち込まれなくなるから、ロシア経済は孤立して沈没する。少なくとも短期的にはそうなるはずだ。
「株式日記と経済展望」より
ところが最近はそうでもない(確信するには尚早だが・・・)
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日本企業の海外依存
今回は、前回記事「日本の税収の推移」で少し触れた、サブプライムローン問題に端を発する世界的な景気の悪化が大きく影響して、企業の海外収益が減少したことが、法人税収の大幅ダウンの要因になっている点について、具体的に見ていきましょう。
↓次を読む前に押して言ってください。
日本の税収の推移
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前回の記事『「09年度一般会計 国債発行額 税収越す」ってどういうこと?』に引き続き、
税収の落ち込みが激しいって、どの税収に影響が大きいのか?
今後税収の落ち込みがさらにひどくなるとすると、今後の方針どうしていったらいい?
というのを、税収の推移から分析してみました
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金本位制は誰がつくった?
みなさんこんにちは!
金融市場の衰退に対し、今後、新しい通貨システムを模索する場合、不換紙幣⇒「金本位制」または「通過バスケット制」などの導入が考えられますが、一体どんな通貨システムが「可能性」として模索できるのでしょうか。
本日は番外編として、イギリスの金本位制はどのように確立されてきたのかを追ってみたいと思いますが、この金本位制の起源には、ある人物が関わっています。その人は世界的にも有名ですが、みなさんは「金融」とはかけ離れたイメージがあるのではないでしょうか?
さてここで問題です
金本位制を作り上げたとも言われるこの写真の人物とは一体誰でしょう?
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なんでや劇場レポート3 〜日本だけ金貸し支配が強まっているのは、なんで?
4/29(祝)に開催された『なんでや劇場 〜金貸し→特権階級の暴走どうする?』の内容をレポートしています。
第1回 世界経済はどうなる?
第2回 金貸し支配の現象とは?
に引き続き、今回が最終回です。
第1回で紹介したように、金貸し支配は08年暮れから綻び始め、金貸しによる一極集中支配から、日欧を中心に『共認原理に基づく民族収束』へ転換しつつあります。この世界的な大潮流の中で、アメリカと中国だけが相変わらす私権原理に基づく世界支配を目論んでおり、日欧VS米中のどちらが世界の多数派を形成できるかに、世界の行く末がかかっています
この勢力争いでは日本が中心的な役割を担うことになるのですが、問題は、肝心の日本がアメリカべったりであることです。世界的な反金貸しの潮流に反して、なぜ日本では金貸し支配が強まっているのでしょうか?
今回は、その謎に迫ります。
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ありがとうございます
なんでや劇場レポート2 〜金貸し支配の現象とは?
さて、先回「世界経済はどうなる?」に引き続き、今回は、そもそも金貸支配の構造とは何なのか?「金貸し支配の現象とは?」をお送りします。
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