2009-08-07

金貸しの源流

こんばんは。
今日はこの間追究されてきた「闇の支配史」を俯瞰しつつ、本ブログの主人公?である金貸しの源流を探ってみたいと思います。
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写真はテンプル騎士団のフィギュア

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  投稿者 ohmori | 2009-08-07 | Posted in 07.新・世界秩序とは?2 Comments » 

食料自立への道を探る12.日本の食糧輸入元、オーストラリア事情

オーストラリアといえば、スーパーの食品売り場で、オージービーフを目にします。皆さんもおなじみですよね。
牛肉以外にも、魚介類や小麦などの穀物においても、日本はオーストラリアにお世話になっているようです。日本の食糧安保を支えるオーストラリアの食糧事情についてみていきたいと思います。
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「健康で“ルン”旅&食」さんからお借りしました 
 
まず、そもそもオーストラリアってどんな国なのか概略を見ておきましょう。面積が769万平方kmと日本の約20倍もあるオーストラリア。
人口約2,130万人に対し、飼われている牛は約2,800万頭、人より牛の方が多いほどで、農場の広さも日本とはケタ違いのようです。
オーストラリアの経済状況 
<経済規模と所得水準>

オーストラリアのGDPは3,119億米ドル(1994年、約31兆円)で日本の約15分の1の規模である。経済規模から言うと、スイス2,672億米ドルよりもやや大きく、オランダ3,345億米ドルよりもやや小さく、西ヨーロッパの中堅国に相当する規模である。
一人当りのGDPでは、オーストラリアは19世紀後半から今世紀前半にかけて、世界で最も高い水準を誇っていたが、その後、徐々に順位を下げ、 70年代以降は10位以下まで落ち込んでしまった。
 (1994年では、17,500米ドル/人と日本の約半分であり、100年前は、日本はオーストラリアの10分の一の水準だあったことから、100年で日本の一人当りのGDPが、対オーストラリアで20倍になったことを意味する。これは、日本の経済成長が目覚しかったことを表すと同時に、オーストラリア経済の凋落も表している。)
戦後50年代まで、世界で最も高い所得水準を支えたのは、1850年代の金鉱の発見とそれに続く羊毛の輸出によると考えられる。その後の1960年代には石炭や鉄鉱石などの鉱物資源の輸出が、羊毛を補う形でオーストラリアの繁栄を持続させた。もちろん、白豪主義や労働組合の強さによる労賃水準の高さも無視できない。
しかし、70年代には経済悪化が一気に表面化することとなり、完全雇用、低インフレ、高所得が見直しを迫られることとなった。
  この経済失速の要因としては
  
①鉱物資源を中心とする投資拡大.外資導入が資本レンタル、賃金等の生産要素価格を押し上げたこと
②石油ショックを契機とした先進国の省資源,省エネルギーの浸透
③輸入代替化政策が行き詰まり、ハイコスト.エコノミーを実現させてしまったこと
     等である

<経済構造の特徴>
①経済構造の二面性

第一の特徴としては、農産物や鉱産物などの第一次産品の輸出国としての側面と第三次産業の割合が圧倒的に高い先進国型の産業構造を持つ側面との二つの顔を持つということである。
GDPに占める農林水産業の割合はわずか3%に過ぎないが、商品輸出に占める農産物、鉱産物の比率は76%(1993年ABS提供)もあり、海外からは農業国と見られがちである。
一方、 産業別労働人口割合を見ると農林水産業等の一次産業6%に対し,サービス業は80%(1994年ABS提供)と世界的に見ても非常に高い数字になっている。

②製造業の停滞

植民地時代は、イギリスから遠く、世界市場から孤立していたし、第一次世界大戦後は安全保障政策として製造業を中心に保護主義政策が取られた。その結果、国際競争力は強いものとはなっていなかった。
60年代に入ると資源ブームによる賃金上昇が製造業にも波及し、また、近隣の日本、東南アジア、米国からの製品輸入が阻害的に働き、製造業は停滞している。

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  投稿者 katuko | 2009-08-06 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?4 Comments » 

食料自立・日本どうする! 1.江戸〜明治・大正、五穀による食料自給

『食料自立への道を探る』シリーズは、いよいよ、日本について考察開始です。日本考察は、数回以上になると思いますので、シリーズタイトルを分岐させます。
世界各地を扱うシリーズは、そのまま、『食料自立への道を探る・・・・』とし、日本シリーズは、『食料自立・日本をどうする!・・・・・』のタイトルで扱っていきます。 
 
さっそく、第1回です。江戸期から明治・大正・昭和初期を扱います。
昭和25年、時の大蔵大臣池田勇人が、「貧乏人は麦を食え」と発言し、国会で大問題を起こしましたが、貧乏人だけでなく、普通の人々が麦を食していた時代です。 
 
  長野県阿南町・日吉の御鍬祭り(五穀豊穣)
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  30戸の日吉集落伊勢社、伊勢外宮(豊受大神)の流れにある「五穀豊穣・虫おくり」の神事 
  リンク 
 
1.食料を他国に依存せず、食料自立は当然視していた 
 
江戸時代は、鎖国政策に見られるように、日本国全体としては、食料は自給していた。国家としてみた場合は、食料は当然ながら他国に依存せず、自立していた。 
 
では、明治から第二次世界大戦までの時代はどうだろうか?朝鮮半島や台湾島を領有していた、大日本帝國の時代です。 
 
外地米という言葉があります。これは、朝鮮半島、台湾から本土に移入されて来るお米を指す言葉です。 
 
大正から昭和になると、江戸・明治の<お米+麦・雑穀>から、お米志向が強まり、本土産のお米だけでは足らなくなります。そこで、台湾と朝鮮で、米増産政策をとります。
朝鮮の米生産は、1910年代の190万トンから1940年の400万トンに倍増します。台湾は、1900年代の40万トンから1940年の160万トンに4倍増となります。
この朝鮮産、台湾産のお米を本土に移入することで、大日本帝國は、食料自給・食料自立を確保していました。 
 
因みに、1940年(昭和15年)当時、本土人口は7400万人です。
そして、本土産のお米は1200万トン、朝鮮及び台湾から移入されお米が250万トンです。ですから、本土のお米自給率は、83%ですね。・・・・1200÷(1200+250)=83%。 
 
食料自給率を考える時、標準的な食事内容により、今まで自足(自給)できていたものが、自足できなくなります。大正・昭和のお米志向(銀シャリ志向)が、本土のお米不足をもたらしました。 
 
食料自給では、その時代に何を食べているのかが重要ですね。そこで、日本人の主食・五穀について、江戸時代からみてみます。 
 
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  投稿者 leonrosa | 2009-08-05 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?2 Comments » 

雲上の覇権闘争 〜ロスチャイルドの主人「ヘッセン家」〜

7/20の【105回なんでや劇場】闇の支配勢力史 では金貸しの背後の「奥の院」、市場社会を支配する勢力の存在に言及されました。
7/20なんでや劇場レポート【前編 】〜闇の支配勢力史〜
7/20なんでや劇場レポート【前編 】〜闇の支配勢力史〜
しかし興味を持って調べれば調べるほど、わかりにくくなるのが「闇」の支配者なんですねぇ。今回はドイツのある貴族に注目してみました。
◆世界を動かしている勢力って、いったい何者なのか?
 17〜18世紀の欧州を舞台に繰り広げられた覇権闘争を紐解いていくと、「カトリック(イエズス会)」と「プロテスタント」の確執に端を発した旧教側大貴族新教側大貴族との暗闘劇という構図が浮かび上がってきます。
 これは国家を超えた雲の上の世界での闘争です。彼らはヨーロッパ、アメリカという盤の上でチェスを楽しむかのようにさまざまな作戦を展開します。現実世界で起こるさまざまな事件(名誉革命も、三十年戦争も、七年戦争もアメリカ建国も、ナポレオンのヨーロッパ制覇も)はそのかけらに過ぎません。そこでは聖堂騎士団も、フリーメーソンも、イルミナティも、科学者、哲学者や芸術家も、そして金貸し(ロスチャイルドやロックフェラー)も、みんなゲームの駒に過ぎないのです。
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画像はアイチケンの面白ブログさんから拝借しました。
壮大なゲームは今もなお続いている?のですが、資本主義社会の黎明期に勝利を収め、20世紀末までの覇権を握ったのは、はたして・・・。
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  投稿者 finalcut | 2009-08-04 | Posted in 08.金融資本家の戦略3 Comments » 

EUの起源 ①

○EUの起源は「欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)」と」言われています。
そのECSCを提唱したフランスのロベルト・シューマン(1947〜48フランス首相)とそれを補佐したジャン・モネです。
二人とECSCとの関係を追って見ました
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シューマンの切手
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  投稿者 ryujin | 2009-08-02 | Posted in 07.新・世界秩序とは?2 Comments » 

欧州貴族(英王室)の影響力は?

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みなさん、こんにちは。
7月20日のなんでや劇場では闇の支配勢力史が扱われました。
そこで、「奥の院」として登場してきたのが欧州貴族。
これまでロックフェラー・ロスチャイルドの対立構造やその動きが注目されてきましたが、実は世界を牛耳っているのは金融資本家(金貸し)の裏に潜む欧州貴族なのでは???
その代表格でもある英王室ってどのくらい影響力を持っているのでしょうか???
参考になる記事探してみたので紹介します。
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  投稿者 watasin | 2009-08-01 | Posted in 08.金融資本家の戦略2 Comments »