2009-07-26

7/20なんでや劇場レポート【前編 】〜闇の支配勢力史〜

7/20に行われた、
【105回なんでや劇場】闇の支配勢力史のレポートを前後半の2回にわたってお届けします
yami.bmp
画像はこちら Youko And Her Packageさんからおかりしました 😮
【なんでや劇場】については、こちらをごらんください。 
前回6月28日(日)のなんでや劇場では、ロックフェラーやロスチャイルドといった国際金融資本家だけではなく、彼らと対立し、あるいは彼らの更に背後にいる支配勢力の存在 が垣間見えてきました
前回のレポートはこちら
6/28なんでや劇場レポート【前編】〜邦人が運んだ13兆円の正体は?ドル・米債はいつ暴落する?
6/28なんでや劇場レポート【後編】〜邦人が運んだ13兆円の正体は?ドル・米債はいつ暴落する?
今回はというと・・・
つづきの前にぽちっと応援よろしくお願いします

にほんブログ村 経済ブログへ


闇の支配勢力の歴史
〜年表を追って行く形で、要所要所をまとめてみました〜
ヴェネチア〜十字軍・騎士団〜スイス都市国家〜ハプスブルグ帝国〜タクシス家・サヴォイ家
3800年前〜3200年前ごろ(紀元前1800年〜前1200年ごろ) フェニキア商人が地中海貿易を独占
紀元前597年 バビロン捕囚
697年 ヴェネチア共和国誕生
962年 神聖ローマ帝国誕生(〜1806年)
1096〜1249年 十字軍遠征
1096〜1197年 三大騎士団 テンプル騎士団、聖ヨハネ騎士団(→マルタ騎士団)、ドイツ騎士団
1100年以降 北イタリアで都市共和国の誕生
1200年前後 スイスで都市国家成立
1273年 ハプスブルグ家が神聖ローマ帝国皇帝に即位
1360年 フリーメーソン結成(イギリス)
1514年〜1517年 大規模な免罪符販売→1517〜1536年 宗教改革(ドイツ・スイス)
1618年〜1648年 30年戦争 / タクシス家、サヴォイ家、ロスチャイルド家
裏の支配勢力の歴史1 ヴェネチア〜十字軍・騎士団〜スイス都市国家
裏の支配勢力の歴史2 ハプスブルグ帝国〜タクシス家・サヴォイ家   より
補足

十字軍遠征は聖地を奪還するというのはタテマエ!実態は周辺国から財宝などを奪っていた!!
西欧世界において、イタリアのヴェネチアを初めとするイタリア諸都市が発達した契機となったのが、11世紀末から始まった十字軍遠征だと言われる。
十字軍遠征のような『軍隊が長距離移動することで、移動途中の都市に財が投下される』ことで、商業都市が育ち市場が拡大する。特に十字軍遠征の場合、ヨーロッパ域外での略奪行為を伴うため、ヨーロッパで蓄積されてきた財以上のものが原資となり、市場が拡大して行く。

 

スイスという国
産業革命が起こる以前、農業以外の産業としては綿織物等の手工業が主流であった時代は、河の水流を使った水車が動力であった。この動力が得られる、スイスのような山間部が産業地帯となり、さらにスイスでは、現代の時計につながる鉄砲、刀等の精密機械業、金属加工業が発達し、山間部で火薬原料も採掘された。
産業と兵器が、スイスにあった。
綿花はインド製の物等がヴェネチアから荷揚げされスイスに届き、スイスとヴェネチアは姉妹都市であった。
やがて貿易で富を作ったヴェネチアの貿易業者=金融業者がスイスに移住する。
皇帝に反逆した貴族達は、兵器と富と産業を求め、スイスに結集した。これが、やがて現代の金融国家スイス、マネーロンダリング天国スイスを形成する。


まとめ
年表中、2つの勢力があることが分かる
・ベネチア  
カルタゴにまでさかのぼる、メディチ家やフッカー家といった商人発の大富豪
・騎士団
なかでも最大勢力のテンプル騎士団は神聖ローマ帝国(ハプスブルク家)から財政支援を受けていた
(ベネチアよりも騎士団の方が財政面は大きかったのでは!?)
これら2つの勢力が続々とスイスに集結していった
オルタナティブ通信さんから引用
産業革命〜フリーメーソン〜イルミナティ〜アメリカ独立
1709年〜 第一次産業革命(イギリス)
1717年 近代フリーメーソン結成(イギリス)
1727年 300人委員会設立(イギリス)
1730年 近代化されたフリーメーソンの米国への伝播
1738年 フリーメーソンが破門される
1773年 イルミナティ創設に関する秘密会議(ドイツ)
1776年 イルミナティ創設(ドイツ)
1776年 アメリカ独立宣言
裏の支配勢力の歴史3 産業革命〜フリーメーソン〜イルミナティ〜アメリカ独立   より
まとめ
ベネチア・騎士団に加え、第3の勢力としてバイキングを起源とするイギリスが登場した
フリーメーソン・300人委員会・イルミナティは出自は違うが、科学的・合理主義で利益追求するという部分で、それぞれ宗教的対立を内部にはらんでいる。超エリートによってその他を完全支配するという点が、これらの組織には共通しており、共産主義に近いものになってくると言える。
ロスチャイルド〜スカル&ボーンズ〜ロックフェラー〜バチカン〜円卓会議〜FRB
1789年 フランス革命
1815年 ワーテルローの戦い
1829年 ニューヨークでイルミナティの集会
1830年 カトリックにも金貸し業が許させる
1832年 スカル・アンド・ボーンズ(S&B)設立(アメリカ)
1835年 AFP通信設立(フランス)
1846年 AP通信設立(アメリカ)
1851年 ロイター通信設立(イギリス)
1863年 ロックフェラーがスタンダード石油を設立(アメリカ)
1864年 日本で最初のフリーメーソン?
1870年 イタリア王国が成立。ローマ=カトリック教皇領がバチカンのみに
1886年 自由の女神像完成(アメリカ)
1889年 新テンプル騎士団設立(オーストリア)
1891年 円卓会議が結成(イギリス)
1895年 ローズ奨学金発足(イギリス)
1909年 MI6(イギリス情報局秘密情報部SIS)設立(イギリス)
1912年 帝国ハンマー同盟結成/ゲルマン教団(ゲルマン騎士団)設立(ドイツ)
1913年 連邦準備制度FRB設立(アメリカ)
裏の支配勢力の歴史4 ロスチャイルド〜スカル&ボーンズ〜ロックフェラー
裏の支配勢力の歴史5 バチカン〜円卓会議〜FRB   より
補足

ピューリタン革命でヨーロッパから追い出された金貸し出身のプロテスタントがアメリカを開発した
【WASP】(ホワイトアングロサクソンプロテスタント)とはイギリスから宗教的迫害を逃れてメイフラワー号に乗ってやってきたピューリタン(清教徒)の子孫達であり、現在のアメリカ東部の上流階級(☆東部エスタブリシュメントと呼称される)を形成しているといわれる。
彼らの信仰は【プロテスタント】と呼ばれる★カルビンの唱えたキリスト教の新教の一派であり、 その教義には資本主義を生み出し発展させる「予定説」への合理的解釈が組み込まれていた。

まとめ
S&Bや新テンプル騎士団、円卓会議、ゲルマン教団等超エリート主義が全ての共通項
商業資本から、工業が活発化して産業資本へと転換した
スイスの存在感▼
FRBは100%民間銀行 国の借金を国民の税金で返すという流れ(アメリカ国民は、法的根拠もないのに所得税が取られ、それが連邦準備銀行に流れるという壮大な搾取システム)が出来上がった 😈
第一次世界大戦〜ナチス〜RIIA〜CFR〜BIS〜第二次世界大戦
1914年〜1918年 第一次世界大戦
1917年 ロシア革命 →1922年ソビエト連邦誕生
1918年 トゥーレ協会設立、ナチ党設立(ドイツ)
1919年 ローズグループとミルナーグループとの間で、RIIAとCFRの設立が決まる
1919年 王立国際問題研究所(RIIA)設立(イギリス)
1920年 国際連盟設立
1921年 外交問題評議会(CFR)設置(アメリカ)
1925年 ナチス親衛隊(SS)結成
1925年 太平洋問題調査会(IPR)設立(ハワイ)
1929年 世界大恐慌
1929年 国際決済銀行(BIS)設立(スイス)
1939年〜1945年 第二次世界大戦
1942年 OSS(アメリカ戦略諜報局)設立
1945年 国際連合設立(→世界銀行、IMF)
1945年 フルブライト奨学金発足(アメリカ)
裏の支配勢力の歴史6 第一次世界大戦〜ナチス〜RIIA〜CFR〜BIS
裏の支配勢力の歴史7 第二次世界大戦〜SRI〜CIA〜ビルダーバーグ
補足
ヨーロッパや中国は自大陸が戦場になっていたけれど、アメリカは自大陸が戦場になったことがないためヨーロッパの力が消耗していくのに対して、アメリカは武器商売の功績などで蓄えを膨らませていった
まとめ
主導権がイギリスからアメリカへと移っていった
共産・反共産の二つの勢力(対立構造)をつくりだすというのが、超エリート達の常套手段
SRI〜CIA〜ビルダー
1946年 スタンフォード研究所(SRI)設立(アメリカ)
1947年 ダビストック研究所(イギリス)
1947年 CIA(アメリカ中央情報局)設立(アメリカ)
1948年 イスラエル建国
1949年 北大西洋条約機構(NATO)設立(アメリカ)
1954年 第一回ビルダーバーグ会議(オランダ)
1956年 国際刑事警察機構インターポール発足(フランス)
1970年 ローマクラブ発足(スイス)
1973年 (日米欧)三極委員会設立(アメリカ)
1980年〜 ドレイファス作戦(ユダヤ陰謀論の出発点)
1981年 P2事件:バチカンとフリーメーソンの暗闘劇(イタリア)
1985年〜 アメリカ・キリスト教原理主義者内の勢力争い(イルミナティ陰謀論の出発点)
裏の支配勢力の歴史7 第二次世界大戦〜SRI〜CIA〜ビルダーバーグ
裏の支配勢力の歴史8 ローマクラブ〜三極委員会〜P2事件〜陰謀論の流布
まとめ
闇の勢力の内部でヒビが入る
共認時代になり、学者やマスコミなど世界的に支配し、そこから発信させることによって世界共認支配の時代になった
以上前半の歴史の流れでした 〜
後半は、
近代市場社会は金貸し(金融資本)が支配していました。
実はこの金貸しの背後には奥の院があるのでは というところを基本的な問題意識とし、
核心に迫っていきます
後半もお見逃しなく

List    投稿者 mikan | 2009-07-26 | Posted in 10.経済NEWS・その他4 Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kanekashi.com/blog/2009/07/984.html/trackback


コメント4件

 かつ | 2010.02.03 7:03

2011年にアトム誕生と、シーランドで原発を建設ですか。
ホントにもうすぐですね。とてもワクワクします。
トリウム炉の部品をどこの会社が作るかとかも既に検討しているんですね。
別添資料の「トリウム原発建設計画」凄い綺麗に分割されてますね!!
人口や基数など、とても綿密に計画されていてビックリしました。

 Dr. Done | 2010.02.05 1:15

かつさん
毎度コメントありがとうございます。Done Done!
「トリウム原発建設計画」について、お褒めの言葉をいただき、ありがとうございます。
この計画表を完成させるのに、5年の歳月に及ぶ試行錯誤を重ねた身として、
とてもうれしいことです。
地球マーケットを128のマーケットエリアに分割するエリア設定は、「トリウム原発建設計画」に限らす、
あらゆるジャンルの21世紀のBOPマーケティングに応用できる戦略的テンプレートになるものと
自負しています。
次回はさらにこの「トリウム原発建設計画」について、詳しく解説するつもりです。ご期待ください。
Dr.Done

 daisuke | 2010.02.07 16:11

毎週、宇宙船地球号パイロットのマニフェストを楽しく拝見させてもらっています。
コンテナサイズのトリウム原子炉、アトム通貨、全世界への展開、12万人の金融人材の創出など、「石油・ドル本位制」に変わるシステムの構築という超難課題への可能性として、すごく期待していますが、3つ質問があります。
①企業買収や原子炉の開発製造費用に数百億円(かそれ以上)かかりますが、このお金はどこから来るのでしょうか?
②シーランドでトリウム原発の開発を行う際に、イギリスの住民に、どのように説明するのでしょうか?原発は危険というイメージがあるので、イギリス住民が反対を表明したり、イギリス政府が反対を表明する可能性があります。
③企業買収、原子炉の設計・開発、シーランド国の購入(とイギリス住民への説明)、金融大学の開講、新通貨の設計と発行、など、そのどれか1つだけとっても、さまざまな関係者との交渉、意見調整、膨大な実務的作業などがあると思います。それらを同時平行で行われているようですが、マンパワーは足りているのでしょうか?お一人で全てを行われているのでしょうか?

 Dr. Done | 2010.02.26 10:54

daisuke様
はじめまして。ご愛読と貴重なコメント、ありがとうございます。気付くのが遅くなってしまい、申し訳ありません。
daisukeさんのるいネットでのご活躍は、ちょくちょく目にしております。
>①企業買収や原子炉の開発製造費用に数百億円(かそれ以上)かかりますが、このお金はどこから来るのでしょうか?
GGUという大学は、信託会社、銀行、金融会社等をグループにもっています。稼動はこれからですが・・・。このグループの総合的な資金繰りの中で計画をつくっておりますが、トリウム技術のエンジニアリングの会社については、国際的なファンド(国際金融資本ではない)との間で匿名組合契約を結ぶことも考えています。
>②シーランドでトリウム原発の開発を行う際に、イギリスの住民に、どのように説明するのでしょうか?原発は危険というイメージがあるので、イギリス住民が反対を表明したり、イギリス政府が反対を表明する可能性があります。
今年6月の総選挙での英国保守党の勝利は、ほぼ間違いないところでしょう。日本語版のニューズウィークの2007年1・3/10号の81ページの「過去からよみがえった救世主(トリウム燃料)」では、英元保守党党首マイケル・ハワード氏等が「核拡散に繋がらないトリウム核燃料の研究開発を急ぐべき」という具体的な主張をくりかえしています。つまり今年6月以降、英国は世界の先進国中でもまれなトリウム推進派政権になるということです。シーランドへの着目は、このようの事実についても先読みした上でのことです。
>③企業買収、原子炉の設計・開発、シーランド国の購入(とイギリス住民への説明)、金融大学の開講、新通貨の設計と発行、など、そのどれか1つだけとっても、さまざまな関係者との交渉、意見調整、膨大な実務的作業などがあると思います。それらを同時平行で行われているようですが、マンパワーは足りているのでしょうか?お一人で全てを行われているのでしょうか?
1人でこつこつと、ポケットマネーで、極秘にやってきました。全ての構想についての基本情報を公表したのも、このブログが初めてです。書けること、書けないこと、慎重に仕分けしました。GGUにぜひ入学したいという学生希望者が3人います。1人の学者とも極秘に進めてきています。協力企業等とは、守秘義務を確認しながら接触しています。「われ、宇宙船地球号のパイロットたらん!」と宣言して始めたからにはやむをえないことです。世界システムを変えるということは、いわば世界大戦を戦うということですから・・・。でもやっと「われら、宇宙船地球号のパイロットたらん!」のフェーズに入れます。現状マンパワーは全く足りていません。daisukeさん、力を貸してください。最終第14回目に、またコメントいただけると嬉しいです。
Dr. Done

Comment



Comment