2010-02-07

GDP信仰からの脱却9〜スティグリッツらによる新たな社会指標の検討

前回記事で、GDPに代わる社会指標を開発しようとする最新の動きの一つとして、仏サルコジ大統領が音頭をとり、ジョセフ・E・スティグリッツ教授がチェア・マンとなって、GDP代替指標を検討しようと始動した『経済のパフォーマンスと社会の進歩の測定に関する委員会(the Commission on the Measurement of Economic Performance and Social Progress)』の存在を紹介した。

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参議院調査室が発行する「立法と調査」最新号に、この委員会が昨年9月に発表した報告(CMEPSP報告)の内容が紹介されていた。そこで今回は、スティグリッツらの報告がどのような視点で何を提案しているのか、その中身をみてみる。
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  投稿者 s.tanaka | 2010-02-07 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?4 Comments »