2010-03-02

自主管理への招待(6)〜実現思考とは何か〜

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(写真はこちらからお借りしました。)
‘70年の貧困の消滅により、人々はこれ以上物を欲しないようになり、物的生産は飽和状態に達しました。
そして現在、デフレ基調と言われる様に、人々の意識の根底には、物的過剰生産に対して忌避感さえ生まれてきており、過剰生産・過剰消費に対する、もったいないという意識も、変えようのないものとして、深く人々の意識の底に刻み込まれ、物的価値より類的価値※の生産に評価が集まるようになって来ました。
つまり、企業がその資本力にものを言わせ、ものをどんどん市場に供給するというスタイルがもはや旧来のものとなったわけで、今や人々の精神的欲求を掴み取り、社会的欲求に応え、成員の活力を引き出すことの出来る企業のみが生き残る、各成員の認識力そのものが、成否を決する時代になってきたのです。
今回は先回「否定し要求するだけの「閉塞の哲学」から、実現対象を獲得した「解放の哲学」へ」 に引き続き、シリーズ第6回、類的価値の生産という新たな生産様式への転換。現実を突破するために必要な実現思考について、 「るいネット【自主管理への招待(6)】」 から、紹介したいと思います。
 ※「類的価値」の説明は、本文中を参照してください。
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  投稿者 tamimaru | 2010-03-02 | Posted in 07.新・世界秩序とは?9 Comments » 

宇宙船地球号パイロットのマニフェスト(14)                 ケース・スタディとしての「朝鮮半島エリア」(下)

北朝鮮という国の現状を表現するならば、まさに「窮鼠猫を噛む」の一言に尽きるでしょう。中国語の「窮鼠噛狸」が由来だそうですが、そう言えば金正日氏のご尊顔は、どこか「狸」にそっくりです。本来ならば「狸」が「狸」を噛むような共食いはないはずでしょうから、問題が解決しないはずはないはずなんですが……。
英語で「窮鼠猫を噛む」は、「A doomed mouse will bite a cat if he has no choice」となります。つまり選択肢が無いから噛むわけで、噛まなくするには、相手が納得する選択肢を与えればいいのです。
北朝鮮が、喉から手が出るほどに欲しい選択肢は必ずあるわけで、しかも私たちは、その選択肢を与えることもできるわけです。そうすれば鼠は猫を噛むこともなくなり、鼠も猫も、他の動物たちともども、平和に共存することができるようになります。甘いでしょうか?
ということで、14回目、最終回の投稿をお届けしますが、例によって今後の進捗を一覧にしておきます。バックナンバーについては、リンクになっています。
 1.「石油・ドル本位制」に代わる世界システムをつくる
 2.石油に代わる代替エネルギー資源としてのトリウム
 3.人類が必要とする8万kWe、84万基のトリウム原子炉
 4.トリウム原発によるBOP優先の安価な電力供給計画」
 5.トリウム・エネルギーが生むポスト・ドルの準備通貨「UNI」
 6.地域通貨「アトム」から国際準備通貨「UNI」への出世街道
 7.「見えざるカミの手」による布石か? シーランド要塞跡
 8.金融崩壊の今こそ、金融再生を担う新しい人材が必要
 9.工程表に従い、エンジニアリング企業とシーランドを確保
10.2050年の人口を基に策定したマーケティング・エリア
11.総額1680兆円の建設費を要するトリウム・エネルギー
12.トリフィン・ジレンマのない「アトム」だから「UNI」に出世できる
13.ケース・スタディとしての「朝鮮半島エリア」(上)
14.ケース・スタディとしての「朝鮮半島エリア」(下)(本稿)
では始めましょう。その前に、クリックをお願いします。

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  投稿者 Dr. Done | 2010-03-01 | Posted in 07.新・世界秩序とは?1 Comment »