2011-09-30
『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』【4】ニュースの整理:イスラエル隣国諸国編〜孤立するイスラエル〜
前回の記事【3】ニュースの整理:エジプト編では、エジプトの独裁政権が、ナセル→サダト→ムバラク大統領へと民族派から従米派に転換し、民主化の圧力の中で崩壊して行く様子を見てきました。
今回は、アラブの春・民主化へ向かうチュニジア・エジプトから少し離れ、イスラエルやトルコ、最近、国連加盟申請に動き「パレスチナの春」と呼ばれるパレスチナ自治区の状況を見ていきたいと思います。現在、イスラエル周辺はどうなっているのでしょうか?ニュースから拾ってくると
・イスラエル国内でも大規模なデモが発生
・エジプトでイスラエル大使館にデモ隊が乱入。イスラエル大使は国外へ脱出
・パレスチナ自治政府が国連加盟を申請
・トルコ首相がアラブの春3各国歴訪
何故、このようなことが起きているのか?
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『実現論 序』:私権時代から共認時代への大転換(下)
前回は、この社会を動かしている「力の構造」を扱いました。市場社会では、資本が力の源泉となり、金貸し達が官僚と学者・マスコミを操り、社会と国家を支配していることを明らかにしました。
この金貸し達の支配する市場社会から、どのようにして、新しい社会を生み出していくのか、今回はその実現基盤を見ていきます。
序列(身分=力の原理)から共認へ
この世界を変えるには、現実を動かしている力の構造を解明するだけではなく、さらに、その力の構造を根底から突き破ってゆくような実現基盤が、発掘され提示されなければならない。
その実現基盤は、何か?
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世界の闇の支配勢力から日本の支配史を読み解く 【歴史No.4 幕藩体制の確立〜諸大名の「武力」+「資力」を削ぎ落した江戸初期の政策〜】
シリーズでお届けしている「世界の闇の支配勢力から日本の支配史を読み解く」江戸編 😀
No.1 幕府の独占貿易 〜本当は鎖国ではなかった江戸時代〜
No.2 金貸し(カトリック)の狙い⇔時の為政者の思惑
No.3 鎖国の狙い 〜貿易を独占し、大名の経済基盤を奪った江戸幕府〜
に続いて、今回は幕藩体制を確立した江戸時代初期の政策に注目していきます。
戦乱の時代に終止符を打ち、300年近く安定秩序をもたらしたポイントはなんだったのでしょうか?
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『経済が破綻したらどうなる?第3回〜メキシコ通貨危機〜』
プロローグ
第1回 〜戦後日本のハイパーインフレ時はどうだったの?〜
第2回 〜預金封鎖と新円切替〜
前回は、終戦時の日本におけるハイパーインフレにたいする金融政策について見てきましたが、今回は海外に目を向けて、メキシコの事例を取り上げたいと思います。
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エネルギー市場はどうなっている?(3)〜エネルギー産業をとりまく金貸しの支配構造【原子力資源(ウラン)編】
さて、「エネルギー市場はどうなっている?」シリーズでは、前回までエネルギー生産全般を概観してきましたが、今回から数回の章にわたっては、エネルギー生産の種別毎に、それぞれをとりまく金貸しの支配構造を明らかにしていきたいと思います。
まずは原子力から。今回は、原子力発電の資源「ウラン」市場を探っていきます。
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『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』【3】ニュースの整理:エジプト編
2011年09月09日からスタートした『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』をテーマに、前回は【2】ニュースの整理:チュニジア編(【2】ニュースの整理:チュニジア編)をみてきましたが本日は、【3】ニュースの整理:エジプト編をお送りしたいと思います。
エジプトは中東でも経済及び政治、宗教的にも最も影響力のある国のひとつと言えますが、この国でもチュニジアに引き続き、民主化デモが活発化し、アメリカとも密接な関係であった独裁政権であるムバラーク政権が倒れました。
今回も事実経緯の確認とエジプトと言う国の概要や構造を中心に整理をし、分析編につなげたいと思います。
まずは中身に行く前に恒例のヤツをお願いします。
『実現論 序』:私権時代から共認時代への大転換(上)
第1回:『実現論 序』:近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機(上)
第2回:『実現論 序』:近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機(下)
前回のエントリーでは、今の日本の抱える危機を突破する可能性が私達生産者にあることが解りました。今回は、「現実世界を動かしている力の構造」について紹介していきます。
(実現論:序2.私権時代から共認時代への大転換(上)より)
【現実世界を動かしている力の構造】
市場社会の崩壊と大転換の時が迫っているが、この危機を乗り越え新しい社会を実現するためには、まず、この現実世界を動かしている力の構造を知らなければならない。
従って、まずはじめに、現実世界の力の構造とその現在の状態を明らかにしておこう。
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世界の闇の支配勢力から日本の支配史を読み解く 【歴史No.3 鎖国の狙い 〜貿易を独占し、大名の経済基盤を奪った江戸幕府〜】
シリーズでお送りする「世界の闇の支配勢力から日本の支配史を読み解く」江戸編、
No.1 幕府の独占貿易 〜本当は鎖国ではなかった江戸時代〜
NO.2 金貸し(カトリック)の狙い⇔時の為政者の思惑
に続いて、今回は「鎖国」の本当の狙いは何だったのか?をお送りします。
No.1でも言及しましたが、江戸時代は長崎の「出島」を除いて海外との貿易(通商)がない、いわば鎖国状態だったと、わたしたちは学校教育で習ってきました。
※画像は、長崎のミニ出島(模型) こちらからお借りしました♪
しかし、鎖国なのに出島があったのはなぜなのか?やはり気になります。
今回は、鎖国に対する江戸幕府の真の狙いを金貸しブログらしく、経済面から明らかにしていきたいと思います。
◆1.海外貿易に積極的だった家康
鎖国というと自給自足のイメージがありますが、当時の世界は既にグローバリズムが広がりつつあり、江戸黎明期には南蛮貿易が盛んでした。鎖国→自給自足だから通商(貿易)がなかったわけではありません。
時の権力者・徳川家康も、実は貿易に積極的だったという事実があります。
秀吉の死後しばらくは家康も『朱印船貿易の利益』を『キリスト教布教の弊害(スペイン・ポルトガルの植民地政策への警戒やキリシタンの一揆勢力化)』よりも重視して、フランシスコ会に江戸界隈での限定的な布教の自由を認めていました。豊臣秀吉は1586年(天正14年)3月16日に大坂城でイエズス会宣教師ガスパール・コエリョを引見していますが、徳川家康も1598年(慶長3)12月に、フランシスコ会宣教師ヘロニモ・デ・ヘスースを伏見城で引見して各種の貿易活性化のための要請をしています。家康がヘロニモ・デ・ヘスースに要請したのは、メキシコ貿易に携わるスペイン船の浦賀(相模国)への寄港であり、恒常的なメキシコ貿易を行なうためのフィリピン総督への取次ぎでした。
家康は当時先進国であったスペインの技術を輸入するために、フィリピン総督に航海士や鉱山技師の派遣も求めており、キリスト教布教の一時的容認と引き換えにスペイン貿易の利益と先端技術の導入を図ろうとしたのでした。1592年から秀吉が始めたとされる朱印船貿易(南蛮貿易)では、マニラ(フィリピン)・アユタヤ(タイ中部)・パタニ(タイ南部)などと貿易を行ないましたが、家康は1601年の段階で制度としての朱印船貿易を確立し、マカオ・ルソン・シャム・ジャワ・中国南部・インドシナ半島など東南アジア全域で活発に貿易を行いました。海禁政策を採っていた明(中国)とは朱印船貿易を行うことができず、李氏朝鮮との交易は対馬藩の宗氏に一任されている状態でした。1635年に、日本人の海外渡航禁止令が出されたことで朱印船貿易は終結を迎えます。
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『経済が破綻したらどうなる?』2.〜預金封鎖と新円切替:金融緊急措置の失敗〜
プロローグ
第1回〜戦後日本のハイパーインフレ時はどうだったの?〜
前回は、終戦時の日本におけるハイパーインフレ時の急激な価格上昇や、当事の食料難を受けて拡大した闇市という非合法マーケットなど、終戦直後の経済の混乱を見てきました。
このハイパーインフレを受けて日本政府と日銀は、これを阻止しようとします。今回は、このハイパーインフレ阻止を巡って政府と日銀が、どのような政策を執ってきたのかを見て行きたいと思います。
写真はこちらよりお借りしました。
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エネルギー市場はどうなってる?2 エネルギー資源の生産地・生産量・埋蔵量
(炭鉱:画像はコチラからお借りしました)
エネルギー資源の支配構造を明らかにするために、まず、ウラン、天然ガス、原油、石炭に焦点を当て、生産地と生産量、埋蔵量について状況を押えてみたい。
いつも応援ありがとうございます