近代市場の成立過程(7)〜大航海時代を実現した金貸したち〜
(2)近代市場の誕生前夜・富豪の台頭
(3)ルネサンスの先駆者ダンテが金貸したちにもたらしたものは…
(4)メディチ家はなぜ栄えたか?
(5)ルネサンス芸術:金貸しによる恋愛観念の布教
(6)マキアヴェリの思想とその影響

「近代」の出発点とされるのが15〜16世紀のヨーロッパです。大航海時代は世界規模の市場拡大・市場経済への転換点となりました。
なぜ、この時代に遠洋を目指したのか?、その必然性とはなんだったのでしょうか。そして、この大航海時代を支えたのは誰だったのでしょうか。そして実現した思想とは何だったのでしょうか。今回は、大航海時代について考えます。
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『日本国債暴落の可能性は?』【6】コラム①:格付け会社って何?
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前回は、国債って誰が持ってる?について整理しました。今回は、その国債や国、企業を格付けする会社とは何者なのかをコラム①:格付け会社って何?をテーマに追求、調査してみたいと思います。宜しくお願いします。
『日本国債暴落の可能性は?』シリーズ過去記事は以下を参照。
【1】プロローグ
【2】国債って何?:基礎知識の整理①
【3】国債発行の歴史と直近の発行残高(国の借金1000兆の実態)
【4】国債発行と流通の仕組み:基礎知識の整理②
【5】国債って誰が持ってる?(保有者の実態)
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米国はどのように衰退してゆくのか?(2)〜アメリカ通史〜
08年世界金融危機以降、米国覇権の凋落は明らかとなりましたが、現在のところ、その崩壊は緩慢に進んでいるように見えます。
マスコミから米国の情勢は殆ど発信されず、せいぜい大統領選の推移が時おり流れる程度で政治・経済的に大きなニュースはありません。その一方で、ネット上では、米軍やCIAの分裂、州の独立、旧支配階級の一斉逮捕など、驚くべき事態の急展開を伝える記事が増えています。米国内は一体どうなっているのか、状況が読みにくくなっています。本シリーズでは、衰退の途にある覇権国家アメリカを改めて扱ってみたいと思います。
前回のプロローグをうけて、今回は「アメリカの過去〜現在〜未来」を貫通して見てゆく視点を持つために、まず米国400年の通史 を俯瞰的に整理してみたいと思います。
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アメリカという名は、フィレンツェ共和国の探検家アメリゴ・ヴェスプッチに由来します。1497年〜1504年の間に、4度にわたって新大陸へ航海しました。コロンブスを始めとするヨーロッパ人がアメリカ大陸を東アジアであると考えたのに対し、ヴェスプッチはアジアとは別の大陸、すなわち(ヨーロッパから見て)新大陸であると主張したのです。
そしてこの事実が確認され、また、商人であり自己アピールに長けた彼のラテン語名アメリクス・ウェスプキウス (Americus Vespucius) の女性形からこの新大陸にアメリカという名前が付けられました。

<写真:アメリゴ・ヴェスプッチ>
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世界を操る支配者達(2)〜20世紀を支配したロックフェラー家
第一回〜ロスチャイルド家

ロックフェラー。
おそらく誰もが一度は聞いたことのある名前だと思います。
NYのロックフェラー・センターの所有者、石油産業の帝王、大財閥、世界の影の支配者など、言われは様々です。
そしてロックフェラー家と言えば、現在当主で96歳のデイヴィッド・ロックフェラーが、最も知られている人物です。
一方、デイヴィッドが当主であることに異を唱え、自分がロックフェラー家の正統な後取りだと主張し、このデイヴィッドと対立しているのが、ジョン・ダヴィッドソン・ロックフェラー4世−通称ジェイ・ロックフェラー74歳です。
またロックフェラー家は、世界を舞台に欧州ロスチャイルド家との勢力争いの渦中にあると言われており、とにかくスケールの大きい一族として知られています。
こちらはロックフェラー傘下の一部ですが、ロスチャイルド家と同じく有名な世界企業がたくさんあります。
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第2回の今回は、このロックフェラー家にスポットを当て、一族の出自に始まり、どのようにして石油や金融において今日の地位を築いてきたのか、そしてその背景にどのような出来事があったのかを見ていきたいと思います。
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近代史上の成立過程(6)〜マキアヴェリの思想とその影響

ルネサンスの流れが強まる中で、多くの文芸などが書きあげられてきました。その中でも、芸術、劇、のような要素を持たず、かつ今後の政治に大きく影響を与えた『君主論』もこの時期に完成しました。なぜこの時期に完成したのか。どういった影響があったのか。これを書いたマキアヴェリに注目していきます。
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『日本国債暴落の可能性は?』【5】国債って誰が持ってる?(保有者の実態)


前回の記事では、国債発行と流通の仕組みを調べました。今日は、この国債を誰が持っているのか?に着目して調査・追求していきます。
日本の国債は、ほとんどを国内で持っているから安全だ!という意見と、日本は1000兆も借金があるから、ギリシャと同じことになる、外資に国債を売られ暴落し、日本は破綻するという意見もあります。
まずは実態はどうなのか?見ていきましょう。
『日本国債暴落の可能性は?』シリーズ過去記事は以下を参照。
【1】プロローグ
【2】国債って何?:基礎知識の整理①
【3】国債発行の歴史と直近の発行残高(国の借金1000兆の実態)
【4】国債発行と流通の仕組み:基礎知識の整理②
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米国はどのように衰退してゆくのか?(1)〜プロローグ〜
08年世界金融危機以降、米国覇権の凋落は明らかになりました。米国債の暴落や民衆の暴動など、一気にカタストロフが起こることも予測されたましが、現在のところ、その崩壊は緩慢に進んでいるように見えます。
マスコミ報道も、TPP問題や原発問題など日本との関係については流れてくるものの、米国自体の情勢は、大統領選の推移が時おり流れる程度で政治・経済的に大きなニュースはありません。少し前のティーパーティ運動やウォール街占拠も、その後の成り行きは殆んど聞こえてきません。
その一方で、ネット上では、米軍やCIAの分裂、州の独立、旧支配階級の一斉逮捕など、驚くべき事態の急展開を伝える記事が増えています。米国内は一体どうなっているのか、状況が読みにくくなっています。
そこで、今回から始まる本シリーズで、衰退の途にある覇権国家アメリカを改めて扱ってみたいと思います。
アメリカという国の政治・経済・産業・大衆意識は現在、一体どのような状況にあるのか。そして、2012年の今年以降、どのような形で衰退してゆくのか。歴史も遡りながら追求してゆきます。
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【戦国時代の権力需要と市場】〜巧妙な観念力で勢力拡大してきた寺社〜
戦国時代の市場から日本の金融史を探求するシリーズ。前回までは鉄砲(武器)市場を切口に、武器商人による流通経路、市場拡大を扱いました。今日は鉄砲を扱った別勢力「寺社」について触れてみたいと思います。
前回までの記事はこちらから
金貸しの起源は堺にヒントがある!
鉄砲伝来の背後にいた勢力
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『日本国債暴落の可能性は?』【4】国債発行と流通の仕組み:基礎知識の整理②

前回は、国債発行の歴史と直近の発行残高(国の借金1000兆の実態)について整理しました。
今回は、前々回の国債って何?に引き続き「国債発行と流通の仕組みについて」の基礎知識について整理してみたいと思います。順番が前後しますが、ご容赦下さい。宜しくお願いします。
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近代市場の成立過程(5)〜ルネサンス:金貸しによる恋愛観念の布教
(2)近代市場の誕生前夜・富豪の台頭
(3)ルネサンスの先駆者ダンテが金貸したちにもたらしたものは…
(4)メディチ家はなぜ栄えたか?
15世紀にフィレンツエで最盛期を迎えたメディチ家は、現代も名の残る多くの芸術家のパトロンとなり、イタリア・ルネサンスの芸術文化を大きく開花させてゆきます。ルネサンスはやがて、フランスやイギリスへと広がってゆきます。
なぜ、この時代に、フィレンツェを皮切りにルネサンス文化が起こったのか、その必然性とはなんだったのでしょうか。そして、これらの動きは、近代市場が形成されていく上で、どのような意識変化をヨーロッパの人々にもたらしたのでしょうか。
今回は、私たちにも馴染みのあるルネサンス芸術と近代市場の関係について考えます。
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