2006-09-20

国の借金は60年後に返せばいいんだ!!って、それで良いわけない!

ネットやテレビで10年ものの国債って言われていたから、なんとなく10年間で返されるものだと思っていたけど 国が10年で返す予定の借金を、60年かかって返しているなんって知らなかった!1年間では、実質借金の60分の1しか返してないことになってたんだ。
 普通の借金でいうなら、60万の指輪を
「10回払いで♪」とか言って買っちゃったんだけど、返すお金がなーい(TT)ので
「毎月1万を60回のリボでお願いしますぅ〜」とか言っちゃうようなもの。
 それが、国レベルの借金なら、自動的に60年返済になるらしい!!返す気あるの?。
って気がしてくる。

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>10兆円の10年国債を発行したら、10年後に「元利」償還の義務が国家に発生する。この10兆円を償還するには、毎年、元本の10分の一+金利分を、整理特別会計に積み立てていく必要がある。
>しかし、償還基金の積み立て基準は、そうなっていない。
2年という短期国債であれ、20年という長期国債であれ、償還財源の積み立ては、60分の一で行う。つまり、国債という借金は60年で返済する。
具体的には、前年度の国債残高の1.6%を、一般会計から、「国債整理基金特別会計」へ「国債費」として繰り出す事にしている。<るいネット『国債整理基金特別会計』という「飛ばし」会計
 その仕組みをグラフにしたのが借換債による公債償還の仕組み(財務省)
これを見ると確かに、毎年こつこつ返していけば60年後にきちんと借金が返せるいい仕組みのように感じる。
 『国債整理基金特別会計』という「飛ばし」会計は、さしあたっての返済金額を60分の1にできる。これは、単年度だけでの事なら理解できる措置のようにも思う。しかし、現実は、毎年「新規国債発行」を30兆も行なうことでしか成り立たない財政。リボ払いで返済額を減らしたところで、毎年指輪だの、車だの、毎年のように買っていたら、借金が毎年、増え続けて、破綻するのは目に見えている。
そもそも、1973年から大量発行するようになった国債の10年満期の返済時、85年(S60)には二進も三進も返せない状況になっていたためで、「60年かかって返せばいい」というその場しのぎの仕組み。
‘85年から始まった『国債基金特別会計』、返済起源がくるのは2045、今度は「100年かかって返すことにしよう」とでも言うつもりなの?
「ご利用は計画的に!」と思う方はクリックお願いします。
by isi-e

List    投稿者 staff | 2006-09-20 | Posted in 03.国の借金どうなる?3 Comments » 

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コメント3件

 お気楽ママンKaori | 2006.09.28 7:12

はじめまして
ランキングからきました。
お気楽事業家Kaoriです^^♪
お国の借金はどんどん増えていって・・・減る気配がないですよね(><
私は、子供を産んでから本当に未来が怖くなりました。
今の日本は裕福層の方ばかりがいい思いをして、一般層の方はどんどんと
負担が増えていく・・・。
こんな状態がこのまま続いていって、今の子供たちの未来はあるのだろうかとも考えてしまいます。
とても勉強になりました。
またブログへ訪問させてください

 TACHI | 2006.09.28 7:13

Kaoriさん、こんにちは。
次の世代、私たちの子供が大人になる頃にはどんな社会が待っているんだろうって考えると、やっぱりいま何とかせなアカンと思っちゃいますよね。
でも答えがどこからも出てこないから、ほっといたらこのままみんな活力を失ってしまう。マスコミや学者にはもう期待できない。答えを出すのは現実を生きている私たちみんなです。
kaoriさんのブログ少しだけですが拝見しました。
いろんなことを考えていらっしゃって、そのまま飾らない素直な文章で書かれているのが心地よいです。
このブログ、再開して間もないですが、次代を考える一助になれば幸いです。

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