2010-01-19

【需要発から供給発へ】 8.本来はみんな“供給者”

【需要発から供給発へ】シリーズバックナンバー
1.働かない人に支援金を払って、活力が上がるわけがない
2.「役に立つ答えを探す事」が、社会活力の基礎構造
3.活力再生需要に対しては、『供給者不足』
4.「需要発から供給発へ」
5.新概念を使いこなせて、はじめて供給者になれる
6.供給発のカギは、ゼロから新しい供給者を育成してゆく仕組み
7.市場社会を突き抜ける
 前回は「需要発から供給発へ」という認識を持って、市場の枠組みを超え、新しい社会作りの当事者となることの必要性を扱いました。
 シリーズ最後にご紹介する「るいネット」の投稿は、誰もが供給者になれる可能性があることを示した投稿です。
 そのタイトルはずばり、「本来はみんな“供給者”」です。
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るいネット85018 本来はみんな“供給者
>集団、とりわけ家庭のなかでは、悩み相談も、お年寄の世話も、子育ても、当たり前のように無料で行われていたのが、もはや家庭内では処理しきれなくなり、集団の外に溢れ出てきています。
現実には、『供給過剰』ではなく『供給不足』である類的な需要領域が膨大にある、ということです。
実は世の中を見渡してみると、いたるところに“供給者”が存在する。お年寄は、有用な知恵や経験を伝えていく供給者であり、子供を育てる(母)親も、社会(外圧)に適応していく術を授ける供給者である。また、学校の先生は言うに及ばず、会社の上司・先輩もそうである。考えてみると、社会は、経験や認識の先人が、もっている有用な経験や認識を後人に供給し、その後人も次の後人へと供給していくという、言わば供給=供給者育成の連綿で成り立っているといえる。
しかし、現実には供給者という存在であるにもかかわらず、或いは、供給者という職(肩書き)を背負っているのに、その自覚がない(足りない)ということが、この『供給者不足』の原因ではないかと思う。
では、何故この自覚がない(足りない)のかというと、私権にしか反応しない統合階級の傍観者体質(32569)と、更にそれを傍観してきた我々庶民の二重の傍観者構造(34549)があり、言ってみれば、当事者=供給者の道に自らが“蓋”をしてきたということだと思う。
しかし、’70貧困の消滅⇒私権衰弱によって、庶民における“蓋”がはずされた。(統合階級は未だそれにしがみついているが・・・)そして、人類未明の収束不全という外圧=課題に直面し、潜在で眠っていた供給者欠乏(←適応欠乏)が生起し始めている。その表れとして、なんで屋露店の弟子の急拡大+急成長や、今の大学生などが、仲間→みんな収束から、(それでは物足りず)その先の観念(≒答え)へ向かっている現象などが挙げられると思う。
また、お年寄のシニア大学(84513)の事例や、当事者としての収束不全を肌身に感じている子育てをする母親などが、“みんなで子育て”に可能性を見出し、サークルやネットでの活動が活発になってきたことも、その表れのような気がする。(“みんなで・・・”をネットで検索すると実に4000件近くヒットする!)
今、この潜在的な意識潮流を顕在化させる一つの突破口が、このみんなが抱える収束不全という未明課題(期待)に対して、「有用な答えを出せる供給者にならなければならない!」、そして、「そのためには新認識を獲得しなければならない!」という強い自覚ではないかと思う。みんなが供給者になることで、人間本来の真っ当な社会が出来上がっていくのだと思う。

この投稿のポイントは以下の点です。
・本来は誰もが供給者であり、社会は供給者育成の連綿で成り立っている。
・しかし今は、多くの人に供給者であるという自覚がない(足りない)。
・供給者としての自覚が足りないのは、その意識に自ら蓋をしてきたから。

 私権に収束してきた人々は、私権の獲得に精一杯で、社会についてのことは学者やマスコミといった統合階級にまかせきりになり、自らが考えようとする事をやめてしまいました。
 一方、統合階級である学者やマスコミは、直接非難や圧力を受ける場所からは離れたところに身を置きながら、己の私権を守る為に都合のいいことばかりを垂れ流す、社会に対する傍観者であるといえます。
 そんな彼らのいう事を鵜呑みにし、自ら考えようとしない大衆は、自分の私権にしか反応しない傍観者に成り下がり、社会の当事者=供給者としての道に自ら蓋をしてきたのです。
 しかし私権圧力の衰弱により、重石が取れ、蓋が外されようとしています。
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 このように「類的需要」に応えるための活動に参加する人々は、どんどん増えていっています。
 しかしこの意識も、一部の人だけであったり、余った時間の使い方として扱われているようでは、社会に対する供給者としての自覚を取り戻す事は難しいでしょう。
 潜在で眠っていた供給者欠乏が生起し始めた今の意識潮流を、閉塞した社会を変革し、人々の活力を再生する本物の力としていくために何が必要なのか?それが今回の「需要発から供給発へ」のシリーズで扱ってきた主要なテーマです。
 改めて、シリーズ8回の各投稿における主要なテーマとその関係をまとめてみました。
 ○番号がシリーズ投稿の番号を示します。
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 本来はみんな供給者であり、それこそが社会活力の基礎を成しています。
 そして誰もが供給者になれる可能性を持っています。
 その可能性を実現していくために必要なのが「新概念」であり、その新概念に常に触れ、使いこなせるようになるための「新しい仕組み」なのです。
 そしてその仕組みが、市場という同じ土俵の上で評価されて始めて、市場という枠組を超えて新しい社会を作っていく本物の力になっていくのです。

List    投稿者 minezo | 2010-01-19 | Posted in 03.国の借金どうなる?4 Comments » 

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コメント4件

 日本を守るのに右も左もない | 2010.08.25 0:33

秩序が維持される国々(東南アジア・インド・イスラムや南米)とどのような関係を作るか?

「本格的なロスチャイルド政権の確立で日本はどうなるのか?」では、ドル・米国債の暴落→世界中大恐慌→大衆暴動VS軍の闘いによって、米中欧は秩序崩壊していくと…

 australia hermes | 2014.02.02 6:40

hermes handbag 金貸しは、国家を相手に金を貸す | 8/10なんでや劇場レポート(3) ロスチャイルド・FRB自身がドル・米国債暴落の引き金を引く

 wholesale bags | 2014.02.10 15:01

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 http://jordansshoeses.publicoton.fr/ | 2014.03.12 13:44

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