国際情勢の大変動を見抜く!-72~奥の院の牙城であるスイスの2大銀行が「世界的な金融再編」に向けて動き出した!~
奥の院の牙城であるスイスの2大銀行が「世界的な金融再編」に向けて動き出した! そして先ほど、米露核軍縮合意の速報も入った。
先回投稿した11月3日の大統領選挙後の株価大暴落と契機に、「世界のドンが2月に集合するダボス会議で「グレートリセット」が実践されようとしている。
以下神王TVの『ドイツ銀行と、UBSとクレディスイスが合併へ!?【スイス金融の裏話】欧州銀行再編とリーマンショックとハプスブルク家』
からの情報です。
■ドイツ銀行と、スイス金融大手のクレディ・スイスとUBSが合併へ!?
・ドイツ銀行は元々世界の4番目の巨大銀行だったが、リーマンショック以降、ハイリスクのデリバティブをやりまくり現在では経営破綻寸前と言われている。
このデリバティブの規模は5500兆円とも7500兆円とも言われており、ドイツのGDPの数年分にも及ぶ時限爆弾で、万が一倒産したら世界経済が崩壊するレベルの話し。
・一方、スイスは元々クレディ・スイス、スイス銀行、スイス・ユニオン銀行の三大銀行があり、現在は、スイス銀行とスイス・ユニオン銀行の2行が合併してできたUBSとクレディ・スイスが二大銀行となっている。この銀行は、俗に言われる「王の金を預かっている銀行」として世界の頂点にいる。
・9月22日に開催されたバンク・オブ・アメリカが主催するオンライン会合で、これら銀行のトップが、注目される発言をしている。
●ドイツ銀行のジェームス・フォン・モルトケCFO(最高財務責任者):
「EUの銀行協会の再編加速を見込んでいる」と発言。「再編が始まるのであれば、我らドイツ銀行は国境を越えた合併に関心がある。」
●UBSグループのセルジオ・エルモッティCEO(最高経営責任者):
「新型コロナ以降状況は明確になった。再編は不可避だ。市場にとっても良いことだ。金融当局も銀行の合併を受け入れる姿勢があり検討に前向きだ。」
●クレディ・スイスのゴットシュタインCEO:
「銀行合併は加速する」という見通しを示した。
●ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービングCEO:
「銀行再編に関与したい」
●UBSのアクセル・ウェーバー会長:
特に好ましい合併対象の一つに経営破綻寸前のドイツ銀行を挙げている。
つまり、「欧州の銀行再編は必至」であると、欧州投資銀行大手3行の最高幹部の意見が一致したことになる。欧州の銀行再編はすぐさま世界的な動きに繋がっていきます。
■世界支配者のラスボスが動き出し、マジで超ヤバいことが始まる!?
金融世界の中心の銀行がついに動き出した。これらの銀行の支配者が、世界の支配者たちの中でもかなり上の方の(奥の院に近い)人物である。その人物が「世界的な銀行再編」を示唆している。
これら銀行経営陣全員が参加するのが、来年2月にスイスで開催されるダボス会議。しかも会議のテーマは「グレートリセット」!!
これは、金融業界の大規模なリセットを意味しているのかもしれない。
■米露核軍縮合意が速報
さらに先ほど、米露核軍縮合意が速報された。
半年前からトランプ⇔プーチンが電話会談で下打合せを行い、先日2日に、なんとスイス・ジュネーブにそれぞれ代表者を派遣し担当者会談を行ってほぼ合意に達したとのこと。
10月13日スクープした米ニュースメディア: AXIOSの記事では「交渉が再開されれば1週間で合意に達するだろう。」とのこと。つまり大統領選挙前に成立する公算が高い。
2020.10.12【速報!トランプxプーチン:米露核軍縮電撃合意!】トランプは中国の核軍縮合意を条件に
これは、電磁波兵器で圧倒的優位に立つロシア:プーチンからの働きかけだという。
プーチンが掲げた戦略に「戦略核大幅削減によって国防力を立て直す。」とある。そこには金が掛かる核兵器の維持費を削減する意図があった。
これらと先日掲載した「米大統領選後の株価大暴落」は連動して行われる可能性がある。
そうなれば「グレートリセット」は金融業界に留まらない、政治、軍事にまで及ぶまさしく「グレート」な「リセット」になる可能性がある。
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