2007-07-01

企業買収:企業側勝利の背景

三角合併」解禁を契機に外資ハゲタカの猛威が、日本を襲ったのは周知の事実。
u12876617.jpg
日本の上場会社の株を大量に保有するに至り、既に大幅な「増配」の要求がドンドン増加し外資と国内企業との攻防戦が、繰り広げられた。
しかし、そうした外資策略も株主には響かず、企業側の勝利を納める結果となった。
外資ファンドが買収防衛策の導入阻止や増配を求めて行った株主への提案は、総会で相次ぎ否決されたのです。
この企業側の勝利の背景には、何が働いていたのでしょうか?
続きは、クリックしてからお願いします。

にほんブログ村 経済ブログへ


200706290013a1.jpg

3月期決算企業の株主総会集中日となった28日、全国で1459社が一斉に総会を開いた。今年は、投資ファンドなどの株主が会社側に対抗し議案を提出する「株主提案」が過去最高となるなど、総会の採決で雌雄を決するガチンコの“対決型総会”が急増。会社側との間で前哨戦ともいえる激しい「プロキシーファイト(委任状争奪戦)」も繰り広げられた。
 対決型の象徴ともいえるTBSの総会では株主の楽天に会社側が圧勝。米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドが江崎グリコ、フクダ電子など4社に突き付けた増配要求はすべて否決されたほか、スティールが筆頭株主の日清食品と天龍製鋸では防衛策が承認された。スティールはすでに総会を終えたブルドックソースなどを含め“全敗”となっている。
 小野薬品工業でも米投資ファンドのブランデス・インベストメント・パートナーズの増配要求が否決され、ドトールコーヒーでは米投資ファンドのハービンジャー・キャピタル・パートナーズが反対していた日本レストランシステムとの経営統合が承認された。
 対決型が広がるなか、会社とファンドが影響力を増す個人株主の取り込みに躍起となったが、創業家が過半数の株を握っていたテン・アローズなどを除けば、ことごとく会社側が勝利しており、日本の株主の“保守的”な一面も浮き彫りになった。

株主の反応は、
1.歴史ある企業に土足で踏み込むことを絶対許してはいけない
2.経営計画などを示さない外資の狙いが分からない
3.株価をつり上げて、売り抜ける目的に違いない
と外資に対する不信感です。
目先の利益・利得を執拗に追求するだけの外資は、企業の成果や経営をどうする?と言った株主の期待が殆ど考慮されていない事が露呈したのだと思われる。
一見、“保守的”に写る株主の反応とは、実は「目先の利益よりも信認を重んじる日本人の価値意識」そのものではないでしょうか?

List    投稿者 nakamura | 2007-07-01 | Posted in 04.狙われる国の資産6 Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kanekashi.com/blog/2007/07/249.html/trackback


コメント6件

 匿名 | 2007.08.04 23:32

1973年のオイルショックの時には「あと30年で枯渇する」と言われていましたが、30年以上過ぎた今では「あと40年で枯渇する」などとも言われていますね。
「埋蔵量」って増えてる?
いったい、どうなってんの?
まずは事実を知りたいところです。

 Leonrosa | 2007.08.05 0:09

空白(名前欄)さん、こんばんは。(なんとも呼びかけにくいので、次回は、何でもいいですから、ハンドルネームをお願いします。)
確認埋蔵量と枯渇年数を扱うには、数字の抑え方が少し必要です。
確認埋蔵量というのは、その時点での原油価格を前提にして、採算にのると予想される油田の埋蔵量です。
そして、枯渇年数(可採年数)は、その確認埋蔵量をその年の消費量で割った年数です。
ですから、探索できた潜在的な油田が300単位と同じであっても、1バーレル当たり25ドル時の確認埋蔵量は100単位、それが75ドル時点になると確認埋蔵量200単位となりえます。
日本の石油業界の公式数字では、以下です。
1975年の確認埋蔵量6,587億バーレル、可採年数34年。2005年の確認埋蔵量12,925億バーレル、可採年数49年です。
この辺の解説は、「石油はいつ枯渇するか」(永井俊哉さん)のブログが参考になります。
http://www.teamrenzan.com/archives/writer/nagai/petroleum.html
探索済みの潜在油田と現在価格から、枯渇年数が試算されますので、その情報を一番把握しているメジャー(国際石油資本)が、情報操作・数字操作をしていると見る視点も欠かせませんが。

 チバ | 2007.08.08 21:14

ご丁寧にありがとうございました。
よく分かりました。
>メジャー(国際石油資本)が、情報操作・数字操作をしていると見る視点も欠かせませんが。
聞くところによれば発表する機関でいろいろと異なるらしいですが、やはり情報操作ですか。
次はその思惑を知りたくなりました!

 chanel bag cheap | 2013.07.25 5:11

金貸しは、国家を相手に金を貸す | 今年も原油価格が高騰していっている chanel bag cheap http://edvillage.org/fashionbag/

 buy hermes bags | 2014.02.01 23:24

wholesale hermes purses 金貸しは、国家を相手に金を貸す | 今年も原油価格が高騰していっている

 wholesale bags | 2014.02.09 15:10

金貸しは、国家を相手に金を貸す | 今年も原油価格が高騰していっている

Comment



Comment


*