2007-03-12

日本の「株式会社」に未来はあるか?

 なんか大仰なタイトルになってしまいましたが、こんな政府の体たらくを見せつけられると既に死兆星見えまくりのような気もします。
三角合併の要件厳格化は見送り=自民党小委(リンク)

 自民党法務部会・商法に関する小委員会(棚橋泰文委員長)は6日、5月に解禁の三角合併について議論した。三角合併の成立要件は株主総会での特別決議として、日本経団連(御手洗冨士夫会長)が要望していた特殊決議による要件の厳格化は見送ることとした。
 また、三角合併の対価として外国企業の株式などを受け取る日本の投資家を保護するため、発行会社の情報開示の充実を義務付ける方針も示した。これらの方針は、法務省が5月までにとりまとめる三角合併の施行規則の省令に盛り込む。

 そこまでして「年次改革要望書」を守らないといけないのか… _|‾|○
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            _ノ乙(、ン、)_  ←日本
              キョロ?(゜Д゜≡゜Д゜)キョロ゛? 上 上っ!! もうハゲタカが舞ってるって!! 

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 株式会社というのはそもそもどのようなものかと言うのは以下の投稿が詳しく解説されています。
「株式会社」ってなに?(リンク)
株式会社という会社形態は古いのでは?(リンク)
 これによると、東インド会社が株式会社の元祖のようですが、この時代の海外貿易といえば航海に出た船の6割が遭難すると言ったシロモノ。まさに大枚叩いての大博打。(子供の頃、ガリバー旅行記の主人公が出航の度に遭難するので、運の悪いオッサンだなぁと思ってましたが、それが当たり前の時代でした。)
 
 無事に帰り着いても船員の半数以上は死亡、残りの者も壊血病やらマラリアで半死半生と言ったケースはザラ。そんな場合は儲けを山分けした後、船員を総取っ替えして新たな航海へ向かいます。
 う゛〜む 今の外資の株式会社に対する考え方も、基本的にこの頃とあまり変ってないということなんでしょう。儲けだけ抜いてあとは使い捨てか… まさにハゲタカ。
 もう一つ、株式会社の本質を突いていると思った意見を見つけたので紹介しておきます。

 株式会社は、株主総会における多数決原理により少数派株主が我慢を強いられる会社類型です。多数派でないかぎり、取締役として経営に参加することもできませんし、場合によっては株式併合や組織再編等により「お金をあげるから、この会社から出て行ってね」と言われることもあります。
 極端な言い方をすれば「株式会社は、たくさんお金を出した人が勝つ。あまりお金を出していない人はいつ追い出されてもしかたがない」という会社類型です。

http://blog.livedoor.jp/masami_hadama/archives/cat_50022096.html
 「株式会社が社員のものではない」と言うのは最近よく耳にするようになりましたが、株主や取締役といえども「うかうかしてられない」世界のようです。
 
 それでなくても、今までのように株式を公開して市場から広く資本を集めて利益を追求すると言う形では、3/11の投稿にもあるように、いつどこから弾丸が飛んでくるかわかりません。このままでは、社員も経営者も会社の中で活力を維持していくのは難しくなるんじゃないでしょうか。
 その解決策としては上で紹介した「株式会社という会社形態は古いのでは?」にヒントがあるのではないかと思います。

 さて、この株式会社の制度をもう少し発展させて、当事者としての意識を顕現させる方法は、実は、実現論に既に記載されています。その前段階ですが、まず、株主と経営者と労働者の奴隷関係をなくすことだと思います。それには、全員出資の全員経営の全員生産・労働という会社形態がもっとも望まれるのではないだろうか?と思います。要は、自分の会社の株をかって、経営してゆくことができないだろうか?ということです。

 
皆さんはどう思いますか?
 会社を船に例えれば、海の上で皆が課題を担っている運命共同体です。そんな中、金だけ出して何もしない株主に舵切りを決められてしまうのは「何かおかしい」と思うのですが。

List    投稿者 kato | 2007-03-12 | Posted in 04.狙われる国の資産3 Comments » 

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コメント3件

 垂心 | 2007.04.02 13:30

>「目先の株価上昇に左右されない気構えを持つこと」
株価変動=市場原理 に左右されない企業体にすることが究極的な防衛策だと思いますが、いかがでしょう?
例えば、社員による持ち株会社、経営方針も全社員の合議制など
「株主=資本=幻想価値」と「社員=労働者=現実」の統合が必要だと思います。
企業活力もココからしか出てこない。

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