世界を操るグローバリズム-14~欧州の革命の背後にはユダヤ人解放~
表題のとおり、17世紀のイギリス革命(ピューリタン革命)、18世紀のフランス革命、20世紀のロシア革命など、ヨーロッパのほとんどの「革命」はユダヤ人解放が目的であったとのこと。その資金を援助してきたのが、主にロスチャイルド。
それに対し、ユダヤ勢力に対抗してきたのが、ロシアであった。それは、アメリカ南北戦争の頃から始まり、一時ロシア革命でのロマノフ王朝の崩壊やゴルバチョフ等の台頭でユダヤ勢力に政権を奪われます。
近年では、ユダヤ勢力のグローバル化を阻止しようとプーチンが立上り、その勢いを完全に止めました。歴史的にみるとロシアは古くから民族自決の思想を持っており、それを継承し見事にそれを実現しようとしているのが、プーチンだと見ることができます。
からの紹介です。
****************************
■欧州の革命の背後にはユダヤ人解放
ロシア革命は、ロシア人民が蜂起した革命ではなく、ユダヤ人がロマノフ王朝を倒した革命です。
フランス革命も実は、ユダヤ人解放の革命でした。教科書的に言えば「フランスの人民がブルボン王朝の圧制に抵抗して立上った市民革命」ということになっていますが、実際には違います。
表向きは、フランス革命は、合理主義・自由主義・個人主義をといった『百科全書』の思想に影響されて、自由、平等、博愛を掲げて市民が起こした革命ということになっています。しかし、その背後にはユダヤ勢力がいました。
フリーメーソンのネットワークが関わったといわれていますが、フリーメーソンは元々はギルド組合でユダヤとは関係はありませんでしたが、ユダヤ人がフリーメーソンを乗っ取ったとも言われています。フランス革命は、フリーメーシソンの背後にいたユダヤ人が工作し、迫害されていたユダヤ人の解放を目指してやったものと考えられています。
フランス革命はブルボン王朝を倒した革命であり、ロシア革命はロマノフ王朝を倒した革命です。
君主国を倒すことは、同時に、君主の宗教を否定することを意味します。
フランス革命はブルボン王朝を倒したと同時に、ブルボン王朝の宗教のキリスト教(カトリック)を否定して無神論国家にしようとしました。理性の神をあがめるといった儀式まで行われるほどでした。また、ユダヤ人解放を行いました。
ロシア革命もロマノフ王朝の宗教のロシア正教を否定して、迫害からユダヤ人を解放しています。
また、ロシア革命の思想的な下敷きにはマルクスの『資本論』がありました。
この『資本論』によって共産主義的な思想がいきなり出てきたわけではありません。それ以前から共産主義自体は存在しており、それをまとめたものが『資本論』です。こうした思想を基礎にして、反革命勢力に対する恐怖政治の力を使って、ユダヤ人によるロシア革命は成功を収めたのです。
(中略)
革命の際には、恐怖政治はつきものです。
フランス革命を象徴するものがギロチンですが、ギロチンによって恐怖が植えつけられていきました。恐怖によって抵抗力をなくさせ、従わせるわけです。ロベスピエールは恐怖政治を推進しましたが、自身も最後はギロチンで処刑されています。
ロシア革命でも実権を握ったユダヤ人達によって恐怖政治が行われて、少なく見積もっても数百万人のロシア人が粛清されています。ロシア革命ロマノフ王朝の圧政に苦しんでいた民衆達が立上った革命と言うのであれば、同じ民衆を大量に粛清するのは筋が通りません。
17世紀のイギリス革命(ピューリタン革命)、18世紀のフランス革命、20世紀のロシア革命は、教科書では民衆が立上った革命であるかのように教えられますが、あまりにも表層的な捉え方です。
誰が利益を得たかと言う視点で見れば、それをプロモートした人たちのことが見えてきます。いずれの革命もユダヤ人によるユダヤ人解放と言う側面の強い革命だったのです。
なお、フランス革命のスローガンとして、その後の世界史を左右したといわれるほどの影響を及ぼした、「自由」「平等」「博愛」について触れておきます。
フランス革命のお陰で、世界にこれら3つの概念が広がったといわれていますが、本当に世界は「自由」「平等」「博愛」の恩恵を被ったのでしょうか。
確かに、その後の各種革命などを鼓舞するスローガンとして用いられることになりましたが、21世紀の今日に至ってもまだ「自由」も「平等」も「博愛」もこの地球上に実現していません。
それもそのはずです。これらは絶対に実現できる概念ではないからです。
「自由」を主張すれば、必ず他人の「自由」と衝突します。小学生でもわかる理屈です。
「平等」はさらに厄介です。この世の中に「平等」など存在していないように思えます。平等でないことが戦争や革命の原因になってきました。
平等を求めて戦争で他国を征服しても、また革命で既存の体制を転覆させても、決して平等社会が実現しなかったことは、これまでの歴史が証明しています。
「博愛」に至っては、趣味人のたわごと程度の意味しか持ってきませんでした。
(中略)
■ナポレオン戦争から、ロシアとユダヤの対立が始まった
ロシアとユダヤの対立は、さかのぼれば、ナポレオン戦争(1796~1815年)の終結を協議したウィーン会議から続いています。
イギリスのロスチャイルドはナポレオン戦争で巨万の富を得ました。
ナポレオン戦争終盤のワーテルローの戦いではイギリスのウェリントン軍が勝利しましたが、その情報をいち早く手に入れたのがロスチャイルドでした。ロスチャイルドはウェリントン軍が勝利したことを知り、イギリス国債を大量に売却して暴落させました。
情報力を持ったロスチャイルドが国債を売っているのを見て、周囲の投資家達はイギリスが敗北したと思いこみ、イギリス国債を売り浴びせて、紙くず同然になりました。
底値になったところでロスチャイルドは国債を一挙に買い占めました。
ほどなくしてウェリントン軍勝利の情報が伝わるとイギリス国債に買い注文が殺到して一気に価格が高騰しました。高騰した時点でロスチャイルドは国債を一気に売り抜けたのです。
ちなみに、1929年の大恐慌のときにも金融資本家たちは同じことをしています。
FRBを通じてアメリカの通貨供給量を支配していましたので、まずは供給量を増やしてバブルにして、みんなに株を買わせ、株価が高騰したところで大量に売却して暴落させました。暴落したところで買い戻して儲けたのです。
通過発給権を独占し、情報を流すメディアを支配している彼らなら、こうしたことはたやすくできることです。
このように通貨供給量を支配し、情報を支配し、金融をすべて握ることで最終的に世界を握るというのが彼らの戦略です。
ロスチャイルドは、ナポレオン戦争を利用してヨーロッパ全土を支配できるくらいの巨万の富を築きました。彼は、ヨーロッパを金融で支配して、ヨーロッパのユダヤ人を解放しようとしました。
そこに立ちはだかったのが、ロシアのアレクサンドル1世です。ウィーン会議でアレクサンドル1世は神聖同盟を唱えました。神聖同盟は、キリスト教国の君主が同盟を結ぼうとするものです。これはロスチャイルドに真正面から喧嘩を売っていたようなものです。
ユダヤ教徒のロスチャイルドにしてみれば、キリスト教国による同盟は驚異です。キリスト教国が団結して、ユダヤ教徒への迫害を強めるかもしれません。それ以降、ロスチャイルドとロシアの対立は長く続くことになります。
第1章で述べたように、アメリカの南北戦争の際にも、両者の対立の構図がありました。北軍を支援したのは、アレクサンドル1世の息子アレクサンドル2世。南軍を支援したのはロスチャイルドなどユダヤ系国際金融家です。
南北戦争は、アメリカ国内が二分されて、背後にいるロシア皇帝とロスチャイルドが戦った戦争と見ることもできます。
ロシア皇帝とユダヤ人社会は長年対立してきましたが、ロシア革命によって、ユダヤ人がロシア皇帝を倒して革命を成功させ、共産主義ソ連が誕生しました。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kanekashi.com/blog/2017/12/5582.html/trackback