2007-04-25

アメリカで病気になったら?

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アメリカの医療費は高額なことで悪名高い
例えば・・・
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てな具合で、他国を圧倒する医療費の高さだ。
主にドクターフィー、ホスピタルフィーの高さが原因のようだ。
さらに、アメリカにはいわゆる「国民健康保険」が存在しないのだ
いまや、国民健康保険はほとんどの先進国に備わっているが、アメリカ、(スイスも)ない。
つまり「自分の体は自分でなおせ〜!」という感じであろうか。
まさに「個人主義」。
民間の保険にでも入らない限りアメリカ人の医療費負担は大きい。
アメリカ人にとっちゃ、病気したら一大事なのである。
そこで、とある産業が今、急成長しているのだ!
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さてさて、ここで本題に入りたい。
みなさん、「メディカルツーリズム」というのはご存知だろうか。
自国の高い医療費を嫌って、医療費の安い海外で手術を受けることを言う。

たとえば手術の内容にもよるが、インドでは手術費用が米国の5分の1程度ですむ。渡航費用や滞在費を含めても、アメリカで手術を受けるよりかなり安上がりだ。しかも、医師の多くは欧米に留学して資格を取得しており、もちろん、英語が通じるので米国人にとっては言葉の心配もない。それなら何も、国内で高い医療費を払って手術を受ける必要はない。
公式なデータはないが、2004年にインドで医療サービスを受けた外国人の数は15万人と見積もられており、しかもその数は毎年15%(他のデータによると30%)という勢いで増えているという。
メディカル・ツーリズムが成長産業となっているのはインドだけではなく、タイやマレーシア、シンガポール、南米のブラジルや、アルゼンチン、コスタリカ、旧東欧のポーランドやハンガリー、ギリシャや南アフリカ、イスラエルなどもメディカル・ツアーに力を入れはじめている。

行き先でインドが多いようである。
しかし最近では、アメリカの医師も全体の20%をインド人が占める。
何も高いお金を払って自国でインドの先生に診てもらうわけもなく、医療費1/5でちょっくら旅行した方がいいのかもしれない。
さらに「ツーリズム」と言っている意味は・・・

おもしろいのは、昨今のメディカル・ツアーは、安い費用で医療を受けられるという以外にもさまざまな付加価値をつけて、海外からの患者の誘致に努めている点だ。観光までセットにして、海外から“健康に問題のある”観光客を誘致しようと力を入れているところも多い。
観光資源が豊富で、ホテルやスパなどの施設も充実しているインドでは、手術が終わって元気になったら、タージマハールを観光できるし、南アフリカ共和国では、サファリツアーをメディカル・ツアーの目玉にしているという具合で、メディカル・ツアーを扱う旅行代理店は多く、そういうパッケージツアーが用意されている。
病院の施設やサービスも充実している。タイのバンコクのある病院では、アメリカ人の患者だけでも1年間で5万5000人を受け入れているが、この病院では一流ホテル並みに、オンラインで病室の写真を見ることができるようになっており、ビジネスピープルのニーズに応えて、パソコンのレンタルサービスやセクレタリーサービスまで提供している。

そりゃ、病気を治してタージマハールをみたら気分がいいだろう 😀
ホテル並みのサービスも受けられるのであればもう、迷うことはないのだ。
もうこの流れは止められない
というのも、メディカル・ツアーの受け入れ医療機関はどんどんサービスの質を上げているし、アメリカの保険会社も海外へのメディカル・ツアーをプランを提供しはじめているからだ。アメリカと海外の医療費の差が縮まらない限り、メディカル・ツーリズム産業は伸びていきそうだ。
アメリカの病院で働く多くのインド人医師たちもこの流れに乗って自国へUターンしているという。
年々増える「メディカルツーリズム需要」。
しか———し、良いことばかりではない!
さあー、ここで問題になるのが、そう!「アメリカ医療産業の空洞化」なのだ。
最初にも述べたが、多大な収入を得ていた医療産業が縮小していく。
その影響は大きい。
アメリカの高価な医療費が生んだ「メディカルツーリズム」。
そのマイナス影響の矛先はどこへ向いていくのだろうか!?

List    投稿者 watasin | 2007-04-25 | Posted in 10.経済NEWS・その他6 Comments » 

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コメント6件

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