2008-02-11

JTの食品メジャーへの道 〜その背後には〜

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みなさん、こんにちは。
「ドリンク」「冷凍食品」「たばこ」「カップラーメン」
これ並べて連想する会社は???
そうです。「JT(日本たばこ産業)」です :o
JTと言えば「たばこ」ですが、実はいろいろやってるんですね!
昨今の禁煙の流れを受けたばこの売り上げは下がっているもののその分、食品部門で手広くシェアを確立して
います。JTは今や食品メジャーへの道を着々と進みはじめています。
今注目の企業「JT」ですが、昨年末から世を賑わせていますね。
ちょっと事実を振り返ってみると・・・。
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2007年11月
以下 Forbes より
>JT(日本たばこ産業)が米タカ派投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドからM&A攻勢を受けている日清食品と組んで、共同で加ト吉を買収することになった。
 株式公開買い付け(TOB)による買収が完了すれば、最終的にJTの保有数は51%、日清食品の株保有率は49%となり、加ト吉は上場廃止される。
 JTと日清はそれぞれの冷凍食品事業を分離、加ト吉に移管。08年4月に3社統合して新・加ト吉を立ち上げる。これによって冷凍食品事業の売上高は2600億円となり、国内最大の冷食メーカーが誕生する。

冒頭でのべた「カップラーメン」は日清食品の十八番ですよね :roll:
単に買収するのではなく、国内企業が外資に買われるのを必死に守っていることが大きな理由でしょうか。
こう考えると、かなり国のことを考えている企業なのでしょうね
もともと専売公社だったから・・・というのもるかもしれません。
どんどん規模を膨らましていくJTですが・・・ここで逆風が吹きます

2008年1月30日
>中国産冷凍ギョウザの中毒事件発覚。
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コープで販売していたとのことですがこれがJTの商品でした。
ホームページでは現在、トップに謝罪文と自主回収の案内が載っています。
中国で混入されたのか。。これ一体、だれの仕業なのでしょうか???
不気味な事件ですね 8)

2008年2月6日
>2007 年11 月22 日に、株式会社加ト吉(以下、「加ト吉」といいます。)、日本たばこ産業
株式会社(以下、「JT」といいます。)、及び日清食品株式会社(以下、「日清食品」といいま
す。)にて公表しました「加ト吉、JT 及び日清食品における冷凍食品事業の統合について」
にかかる基本契約について、加ト吉、日清食品、JT の3 社で協議をした結果、当社冷凍食
品に端を発した現下の情勢に鑑み、当該基本契約にかかる日清食品との関係を、3 社合意の
上、解消することを決定しましたのでお知らせいたします。
(JTホームページより)

とうとう3社の冷凍食品事業の統合は解消 :-(
このギョーザ事件によって、JTは売り上げ低下、そして外資による買収をさけた事業統合は停止。
日清はまた、スティールの脅威におびえることになってしまうのでしょうか。
加ト吉は完全にJTの子会社化されたものの経営に与えた影響は大きいようです。

2008年2月7日
>JT、冷凍食品事業は売上高80億円減収の見通し
日本たばこ産業(JT)は7日、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件の影響により、2008年3月期連結決算で、冷凍食品事業の売上高が最大80億円、営業利益は最大30億円落ち込むとの見通しを発表した。
冷凍食品事業は赤字に転落する見込みという。JTによると、冷凍食品事業の月平均の売上高は40億円程度で、今年2〜3月の2か月間、JT商品が全く売れない場合を想定して試算した。
(読売オンラインより http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080131-1068087/news/20080207-OYT1T00514.htm)

それにしても、3社の冷凍事業統合が解消されるのがタイミング的にも早い気がしませんか?
今回のJTに関する一連の流れをみてみると何か裏で力が働いているような・・・。
外資の勢力とギョウザ事件。
この2つ、あまりにタイミングが合っていて、つながっていないようにも思えませんね。。。
現在、毎日のように食品業界の不正発覚が多発していますがその背後には何があるのでしょうか。
今後の流れに目が離せませんね :roll:

List    投稿者 watasin | 2008-02-11 | Posted in 10.経済NEWS・その他3 Comments » 

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コメント3件

 ななし | 2008.06.06 18:13

コメントを入力してください
かつての日本型資本主義と米国の株主利益至上主義は違いますよね。
日本型は株主利益より社会貢献や良品・良いサービスを消費者に提供する事を正義として来ましたからね。
労働分配率や法人税や社会保障費を通じての利益還元も重視していました。
日本型資本主義=日本型社会主義、あるいは日本株式会社と呼ばれた由縁でしょう。
世界で唯一成功した社会主義とも呼ばれました。
株式を持ち合って護送船団方式、資金は土地神話を基にした間接金融で調達。
これが日本型の基盤となっていました。
バブル崩壊&構造改革で崩壊しましたが。
本来の資本主義は欧米流の株主至上主義なんですがね。
だけど日本人の気質や風土には日本型の方が合ってる気がします。
だけどそれではこれから金融で食って行こうとする米英の利益を阻害してしまいますからね。
冷戦後は日本が象徴的にターゲットにされてるような気がしますね。
それほど彼らは執拗で容赦ないですから。

 霜月 | 2008.06.08 2:21

ななしさん、コメントありがとうございます。
>日本型は株主利益より社会貢献や良品・良いサービスを消費者に提供する事を正義として来ましたからね。
確かに、そうですね。今や電器製品や自動車などの工業製品はもちろんのこと、野菜などの一次産品まで「メイド・イン・ジャパン」ブランドは、世界に冠たる信用の証みたいになっていますね。
>労働分配率や法人税や社会保障費を通じての利益還元も重視していました。日本型資本主義=日本型社会主義、あるいは日本株式会社と呼ばれた由縁でしょう。世界で唯一成功した社会主義とも呼ばれました。
大学時代に、中国の上海から日本に留学に来ていた友人が、似たようなことをしみじみと言っていたのを思い出しました。
今から15年以上前の話ですが、社会主義の国家体制はどんな感じか?とか、共産主義の中国はみんな平等なんですか?といった話題の流れだったかと思いますが、
「日本ほど、平等な社会は無い」という一言です。まだ、若く日本しか知らなかった私にとって、中国人の彼の言葉は衝撃的だったことを昨日のように思い出します。
日本も、中国も、当時とはすっかりと社会の様子が変わってしまっていますね。本当に、激しい変化だと思います。

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