不二家 3月1日にも「安全宣言」再開の裏には?
不二家がチョコレートなどの菓子製品について、三月一日に「安全宣言」を出し、同月初旬に本格的に生産を再開する方向で最終調整していることが二十三日、分かった。菓子の本格生産は一月中旬以来。期限切れ原料の使用で問題となった洋菓子は三月下旬の生産・販売再開となる見通し。再建に向けた当面の最重要課題である生産再開日程が固まったが、これまでのずさんな品質管理に対する消費者の不信感は根強く、「信頼回復にはかなり時間がかかる」(大手スーパー)見込みだ。
不二家は、当初有力視されていた森永の支援要請を蹴り、山崎製パンの支援を受けて業務再開を目指すことになった。表向きは、洋生菓子事業を展開していない森永では、不二家の洋生菓子・菓子事業一体の再生は困難ということらしいが他にも色々理由がありそうだ。
まず考えられるのが、販売再開に向けての動き。洋生菓子は自前のFC店で売るとしても、ミルキーやチョコレートのような一般菓子は、スーパーやコンビニに再び並べてもらわないといけない。直営店(ディリーストア)を持つ山崎に、二の足を踏む他店に先んじて商品を並べて欲しいというのが正直な処だろう。
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山崎は直営店での販売に先駆け、自社で導入している「AIB食品安全システム」という米国の衛生管理手法(欧米か!!)によって安全宣言をするつもりらしい。 (なんかここでもグローバルスタンダードを押付ける米国の影が…_|‾|○)
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一方の、山崎のメリットとして、不二家の隠れキャラ、年間100億を越える売り上げを誇り、世の母親方から「グズったときの切り札」と崇拝されるこの方の版権ねらいという噂もあるが定かではない。
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この方↓↓↓
ヤマザキの《アンパンマンあんぱん》なんか出たらバカ売れかも知れないが。
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冗談はさておき
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今回の一連の騒ぎでは2月24日のエントリーや、るいネットの投稿にもあるように裏で外資(ゴールドマンサックス)がボロ儲けしている。
今回の提携話の影には、その外資と深い関係にあったりそなが推す森永との提携話を嫌い、みずほが持ってきた山崎との提携に乗ったのではないだろうか。
ゴールドマンと関係の深いりそな当然事前に情報を入手していたろうし、大株主であった森永も、不祥事に文句も言わずすぐさま支援に乗り出したのもおかしい。
両者共、表ざたになることを知っていて何らかのリスクヘッジ(空売り関与)をとっていたのではないか。そんな連中とは組みたくないと思うのも無理は無い。
りそなの提示した再建案では、早々に銀座の本社ビルの売却計画が検討されていたという。そこに外資主導のREITで再開発ビルなんか建てられたら…(まさにハゲタカの面目躍如といった処だが)。不祥事発覚時の空売り騒動だけでなく、再建計画でも毟り取られたんでは不二家にしてみたら死んでも死に切れないだろう。
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コメント2件
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