2008-02-18

「伊達あじ」が地域を変える

midasi.jpg001.jpg
2月初旬の新聞に元気が出る記事がありましたので、紹介します。
「宇和島産の養殖ブリ、米国へ初輸出」  2月2日7時51分配信 産経新聞
マダイなど海面養殖業の盛んな愛媛県宇和島市で、宇和島産の養殖ブリの加工品が1日、初めて米国向けに出荷された。脂が乗った養殖ブリはすしネタとして好評で、今月末には海路、ロサンゼルスに到着する。
漁価が低迷するなか、現状打開を目指す若手グループ「宇和島漁協プロジェクト」(岡崎忠生代表(42)が、浜値(1キロ約600円)の2割り増しで生産者から購入。同市内の水産加工業者が輸出用商品として加工、冷凍した。
貿易商社を通じて商談を進め、サンプル10キロを5回送り、その品質が評価された。定期的に出荷し、年間約120トンの輸出を目指す。3月中旬にはすしネタなどとして米国で流通する予定。・・・・・・・・
その前に、ポチッとお願いします。
  ↓

にほんブログ村 経済ブログへ


どうも気になり「宇和島漁協プロジェクト」について調べてみると・・・・・
「宇和島漁協プロジェクト」
農業と同じく後継者不足に悩む漁業。天候や潮に大きく左右される漁業は、魚の消費価格が一定していることで大漁になるとかえって生産価格が安くなり、「豊漁貧乏」という言葉もあるほどである。
そんな中で少しでも安定した収入と漁業自体の活性化をめざして、宇和島漁協の巻き網・すくい網青年部の6名が中心メンバーとなり発足。

そこで、更にこのプロジェクトを紹介しているブログがありました。
宇和島漁協プロジェクトは魚価を上げるために立ち上げた集団(漁師)です。当然、「伊達あじ」は手間隙かけてある分は価格も高めに設定しているし、それで取引も成立しています。そうでないとブランド魚の意味がありませんから。関鯵、関鯖のような高額ではありませんが、彼らのこだわりを反映した価格設定です。
しかし、それよりも重要で特徴的なのは「ブランド化して魚を売る」という表面的な部分の裏にあるんですよ。まあ、これのテーマは消費者ニーズなので裏の部分はいらないのかもしれませんが。                 
白書に記載されている宇和島漁協プロジェクトの取り組みは結成初期のものです。ベースにあるものはこの初期のものと思ってもらってかまいませんが、「伊達あじ」を看板にして、それを糸口にいろいろな変革が行われました。
およそ10年の取り組みの中で主要メンバーは確実に成長し、また彼らを取り巻く周囲の目も変わってきました。これが大きな成果なんです。
漁師が生活を守るためには魚価が安くては経営が成り立たない。どうすれば魚を納得できる価格で売ることができるのか?活動を始めれば気づくはずです。自分たちだけが頑張ったところで、どうしようもないと。
地域全体を変えなきゃいけない。
「伊達あじ」はいえばカンフル剤。
これを中心に据えていろいろな人と可能性を探る、これが宇和島漁協プロジェクトのやり方であり現在成長している団体にも共通するものだと思います。表向きの成功事例などは参考程度。消費者ニーズなんてのはどんどん変わっていくし、地域によって状況は様々でしょ。
たかが漁師のやることは、時に大胆で、常識はずれ。強みは魚を自分で獲ってこれること。彼らを見ていて思うんです。
どこが優れていて、どこのやり方を採用するとか、そういうレベルではなくこれは水産革命だなって。
リンク
以上紹介、おわり
何とも、元気が伝わってくる方々じゃありませんか。地方経済が、どこもガタガタだとい時代で、尚かつ、後継者不足に悩む漁業において、「漁師が生活を守るためには魚価が安くては経営が成り立たない。」といったせっぱ詰まった状態からスタートしたものの、今や地域全体を変えてしまうほどのパワー
「伊達あじ」が活力ある若者を生み、地域全体を変えていく。これこそが、本当の地方改革とは言えないでしょうか?なんかわくわくしますね

最後に、彼らの代表の岡崎さんのHPがありましたので、掲載します。
岡崎さんのHP

List    投稿者 orisay2 | 2008-02-18 | Posted in 10.経済NEWS・その他3 Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kanekashi.com/blog/2008/02/479.html/trackback


コメント3件

 ななし | 2008.06.14 21:33

コメントを入力してください
つうか何で外資導入が必要なのかが良くわからんね。
郵貯・簡保や邦銀をはじめ国内の資金は豊富にあるんだけども。
サブプラ問題後の世界では投資家の実に24%が日本の個人や機関投資家だと言う事なんですが・・・
国内の資金が国内に投資されないのが大問題なのに・・・
改革後(正確に言うと不良債権処理後)は国内市場に資金が回るから経済が活性化すると言う説明でしたが・・・
郵政民営化論争の時も竹中平蔵をはじめとする民営化論者はそう主張していましたよね。
ところが今では自分の言ってた事も忘れたのか郵貯・簡保の資金は米金融機関に投資せよと仰ってます。
要するに改革の美名の下に売国をやってるだけではないんでしょうか?

 tamimaru | 2008.06.17 23:46

コメントありがとうございます。
確かに、仰る事はよく分かります。
なんで、国内の投資家は自国に投資しないのか?
日本の金貸しについても、何考えてるのか調べて行きたいですね。

 wholesale bags | 2014.02.09 19:34

金貸しは、国家を相手に金を貸す | 水面下で進む国富ファンドの日本への不動産投資

Comment



Comment


*