2021-12-19

金貸し・国家 vs 民族主義の世界

世界情勢における中露の台頭、中国の共同富裕政策による巨大資本の国営化、ワクチンや都市封鎖に見られる管理社会化、それらをもってネオ共産主義化すると読んでいる人もいる。
しかし、世界は再び共産主義化するのか?そうでないとすれば、どこに向かうのか?

カギの一つは民族主義の潮流だろう。
民族主義とは何か?ロシア・プーチンや中国・習近平は明らかにこの潮流に乗っている。
中露は、1990年頃、共産主義から転換。ロシアはロスチャ・ユダヤ人のオルガルヒによる市場化に向かったが、プーチンはユダヤ人を追っ払い民族自決の国家となった。

※これには、デジャブ感もある
ソビエト革命はユダヤ革命であると言われる。指導部の大半はユダヤ人で占められていたし、ロシアにおけるユダヤ人の解放革命であるとも言われた。思想的バックボーンもタルムードの世界支配の思想が共産主義と結びついたものがソビエト共産革命であり、当初ソ連はコミンテルンによる世界革命を目指していた(ユダヤによる世界支配)。しかし、スターリンはレーニンやトロッキーといったユダヤ系の指導者を追放・暗殺し、民族自決に転換して行った。旧ソ連と共通するとすればこの民族主義的な部分だ。

★金貸しvs民族主義の300年闘争
市場に住み、国境を持たないユダヤ人と、民族本能が敵対関係になるのは、民族主義は土着的・集団的であり、国家に寄生して食い物にするユダヤ的生き方とは正反対の生き様だから。
ユダヤの生き方を突き詰めるとグローバリズム(国境のない世界)と中央銀行制度(国家への寄生)に行き着く。
民族自決を目指すプーチンにとって、世界を牛耳り寄生するユダヤ人と元締めの金貸し駆逐が大きな目的である。

★民族主義・民族本能とはなにか?
集団本能 →民族収束の潮流
国家は力で統合された集合体(強制圧力と法制で統合)。民族集団が国家を形成していることは多いが、国家=民族ではない。
民族とは何か?仮に固定するとしたら、「哺乳類以来の縄張り本能を下敷きにした大きな血縁集団」とでも言えるだろう。本能を下敷きにしているが故に、明確に言葉化されずにナショナリズムや極右という表現されることが多いが、国家とは別物である。むしろ、成立過程から見ると、民族集団を武力支配で強制統合したものが国家。
歴史的に見ると、5000年前頃国家成立以前の氏族・部族連合が源流か。


★民族収束が進んでいるのはなぜか?

人類は、ほぼ一貫して飢えの圧力に晒されながら生きてきた。そして、この飢えの圧力こそが、戦争を引き起こし、国家権力を生み出し、市場を拡大させてきた。
飢えの消滅→戦争圧力が低下すると、多民族を力で統合した巨大国家は不要になる。
従って、21世紀に入ると、世界中で民族収束の潮流が顕在化。中国などの巨大国家も数多くの民族問題を抱えている。
※市場も国家も飢えという、同じ外圧状況が生み出した装置。民族本能とは異物である。
※1990年代から日本の右傾化。2000年代欧州も極右政党ヘ。

今後の世界情勢
2015年に軍事で圧倒したロシア主導の世界情勢に。
既にコロナを利用して、金貸しのグローバリズムを廃棄。中央銀行も時間の問題。
金貸しの駆逐は時間の問題だろう。
その後の世界は、国家と民族、民族と民族の闘争の時代に突入するのか?

by タロウ

List    投稿者 inoue-hi | 2021-12-19 | Posted in 09.反金融支配の潮流2 Comments » 

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コメント2件

 山田 | 2021.12.20 16:43

民族主義っていうより、地球や国家よりコミュミティ優先のコミュミズムだと思いますけどね。マルクスの共産主義も本来、中央集権管理体制の社会主義をぶっ壊してっていうか、分断して生まれてくるものだったんだし。

 日本人 | 2022.01.27 18:18

金貸しと民族が国家の武力により、統制され、日本文化の享受が保証される、、日本人がユダヤ資本を食いつぶし、日本人の金貸しが増えることを願う。

そうすれば事足りる世の中。
日本民族がユダヤ民族から搾取してやる。
覚えてろよ
ユダヤ

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