2021-12-12

奥の院の構想2 ~アメリカ解体の意味、内戦へ誘導し民族国家として再構築させる。~

アメリカ情勢

米FRBが、QEを減額するテーパリングの開始を宣言してから1か月が過ぎた。QEが減額されるので、12月市場崩壊説が流れた。株価も急落したが一時的で、12月6日から再び上昇。田中宇によると、隠れQEが行われているという。

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一方で、アメリカ国内の秩序崩壊が進んでいる。
・インフレ→貧困化が進んでいる
・店舗の襲撃・略奪の増加
・民主党政権下の、アメリカ
→コロナ→都市封鎖、ワクチン強制を厳格にやって経済の落ち込みを助長させ、
→法律を緩めて犯罪を増やし、かつ警察官の削減を進める。
→人種問題のためと言いながら、白人に対する逆差別で、政策的に人種対立の激化を煽る。
アメリカ内部の秩序崩壊が意図的に進められている。

★表向き景気の良さ(バブル)は継続しながら、アメリカ内部の崩壊を進めさせている。
これは、どういうことか?

バブルを崩壊させる準備はできた。いつでも引き金は引ける。しかし、時期が来ていないという事。並行して、アメリカの秩序崩壊(解体の下準備)は、着々と進められている。

この間のコロナ、インフレは明らかに西欧とアメリカが標的になっている。それを国家の支配者層が自ら進めている。
※脱炭素によるインフレが進んでいるのは、ほぼ西欧のみだが、秩序崩壊が進められているのはアメリカのみ(インフレが進むと途上国、特に中南米も同じ事態になる)。

★アメリカの解体は、既定路線なのでは?
昨年末からの大統領選の不正と対立、トランプ革命の夢想、その後の急激なインフレから現在の秩序崩壊の現実・・・。これら全体が向わされている先になにがあるのか?

アメリカの解体はすでに既定路線と思われる。
最後の引き金としてバブル崩壊が準備されている。
2~3年後2024年頃、CBDC(中央銀行によるデジタル通貨)の準備が出来次第か。
・バブル崩壊と共に、ドルは暴落。世界中で使われているドルが売られ、大暴落してアメリカに還流してくる。
・ドル暴落で超インフレ、大暴動が待ち受ける。しかし、秩序を維持するための軍隊や警察は足りない。
・民主党政府への批判が高まり、豊かでかつ十分な州兵を持つ、共和党保守派の州(テキサスやフロリダ)は、独立し始める。
・多くの州では、暴徒と軍と州兵が入り乱れた内戦が始まる。
・他の州でも自警団を組織できる地方の保守派や米軍民族派が生き残り、再生の道を探る。
・負債だらけのFRBは破産。

世界的に見ると、
・各国の中央銀行制度は負債増大によって廃止、国家紙幣・デジタル通貨へ。
・NATO,日本・・世界の駐留地から米軍の撤退が始まる。
・アメリカ(帝国循環)と銀行(国債利子)に流れた富が各国で使えるようになる→BIの準備へ。
・米軍事産業、金融業、情報産業は解体され、各国で半官営化か。
※アメリカの支配構造は、軍事(1945~)→金融(1990~)→情報(2000~)、この構造が解体される。

アメリカは、近代観念(アメリカ独立宣言)で統合された人工国家。根っこは利益追求。それを解体するには、近代観念(個人主義・自由主義・権利)で争わせて解体させる(世界中で近代観念が廃棄されていく)。その殺し合いの中から集団本能に根差した民族派が生き残り、アメリカを再生させる。その時は力で統合した巨大帝国ではなく、自警団 →都市国家or州程度の自治的小国家分立状態となるだろう。

by タロウ

List    投稿者 inoue-hi | 2021-12-12 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨, 09.反金融支配の潮流No Comments » 

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