2011-06-07

大転換の予感「潮流9」:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流

菅政権の進退が取り沙汰されていますが、今もっとも問題となるのは菅首相しかり、東電しかり、原子力保安院しかり・・・いわゆる特権階級と言われるエリート層が、私たち国民に対して嘘をつき続けているということだといえます。

 
【特権階級の嘘が露見するようになった】

そういった意見に耳を貸さずに、事実から目をそらし、隠し隠しで推進してきた結果、バブルは崩壊し、莫大な被害を被った人々が増大していしまった。
原発問題もそう。被害者も出て、今後も決して余談を許さない状況であるにもかかわらず、自らの利益を守るために、原発がなくてはならない世の中を維持させようと計画停電を推進している政府、それに後押しするマスコミ
「ずっと嘘だったんだぜ」より引用

それを象徴しているのが、例の海水注入問題。
「海水注入を知らなかった」「SPEEDIの報告を受けていなかった」などなど数々の責任逃れ発言が目立ち、彼ら特権階級の支持が低迷していく一方で、今新たに注目されつつある動きが話題となっています。
自身のツイッターで脱原発を訴え続け、公式発表のウソを公然と指摘し、原発反対デモに参加するといった行動を起こした俳優の山本太郎が顕著な例ですが、
芸能人でも、このように事実を伝えて評価を得ている人がいるのに対して、特権階級はいまだに大衆にウソをつき続け支持を失っています。
この違いは何なのでしょうか?どこから変わってきているのでしょうか 🙄
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るいネット:「潮流9」:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流より

その実現基盤は、すでに用意されている。
すでに、私権欠乏の衰弱(or崩壊)は誰の目にも明らかであり、私権圧力も衰弱(or崩壊)している。私権原理が崩壊してゆく流れは、もはや変えようがない。
また、頭の中の「否定」も「自由」もすでに空中分解して終っており、「否定と自由」発の近代思想=架空観念はもはや機能しない。ましてや騙しの架空観念にこの危機を導くことなどできる訳がない。
加えて、’70年以来の充足志向・安定志向の潮流は、すでにはっきりと「節約」意識へと収束している。云うまでもなく、節約とは、言葉の本来の意味での保守意識そのものである。
経済破局下においては、何よりも『食料の確保』『仕事の確保』etc実現能力が問われる。

70年に貧困(失業すれば飢える)の圧力を脱した日本は、豊かな社会を40年以上に渡って持続させてきています。私権観念が崩壊しつつある現状の中で、人々の意識はこれ以上の豊かな消費生活や経済の拡大よりも、みんなの役に立つ暮らしや社会的期待へとすでに動きだしてきています。
この10年来の日本人の意識潮流は、今回の東日本の大震災において、さらに明らかになりました。

【みんなの役に立つ暮らしや社会的期待】

震災という危機、圧倒的な社会不全の下、まさに不安定な時代において、今真正面から無残な現実と向き合いながら、まずは『安全の確保』、『食料の確保』、そして『仕事の確保』といった現実に向き合った課題が一番求められているのが現状です。
この期待に応えていくには、責任逃れの争いを繰り返してばかりで、かつ自分の利益ばかりに固執している特権階級では、どう考えても力不足です。
だからこそ、今は特権階級ではなく、山本太郎のように、はっきりとした答えが出せなくとも行動をもって示すことが支持されてきているのです
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【仕事降ろされても、皆の期待に応えて活動する俳優】

ただし、今後はそれだけでは不十分となってくるでしょう。
上述したような、人々にとって差し迫った課題が、まず解消され、必要物質も安定供給されてくると、次に求められてくるのは、(エネルギーを含めた)インフラ、街全体の復興、再生に向けての確かな見通しです。

しかし、盲滅法に動くのは危険である。そこで、行動を導く道標が必要になる。
その時、初めて「どうする?」という根源的な当事者意識が生起し、みんなの期待に応えて、その答えを求める潮流=認識収束の潮流が生み出される。(新たな認識収束の潮流は、すでに若者の先端層に顕在化してきた。)
そこで求められるのは、経済危機を突き抜けてゆく確かな見通し=この危機を導き出した近代市場と近代思想を根底から突き抜け、乗り越えてゆく新理論である。
ここにおいて、’70年、生存圧力の弛緩によって生起した40年に及ぶ充足・安定志向(女原理)は、目前の危機を突破する新理論の実現期待を男原理に委ねることになる。
かくして、男女を包摂した実現期待⇒認識収束の潮流は、当然、充足発の実現方針(⇒答えを出せる新理論)へと収束してゆく。そして、実現方針への収束が進むにつれて、’95年以来の危機発の秩序収束も、実現方針に基づく充足発の新秩序の中に完全に吸収されてゆく。


たとえば、『原発の無い街』、つまりは原発全廃に向けて、新エネルギーの可能性が、素人を含む民間から次々と発表されています。
本当はガソリン不要?『酸素ガス』とは?
エネルギー問題や環境問題、食料問題を一気に解決か!「光合成酸素発生の謎を解明」
磁力抵抗の「ゼロ」の発電機が登場
低コストの太陽電池(実用化にめど)
などなど。(もっと知りたい方はコチラまで
それに対して、原子力利権を手放そうといしない特権階級側は、先日も「原発全廃論はわずかに12.6%」という世論調査を発表していますが、この報道は新秩序への移行を阻止しようとするマスコミの意図がミエミエです。
(参考:http://ceron.jp/url/sankei.jp.msn.com/politics/news/110530/stt11053018510007-n1.htmより)

しかし、何の反省もしない特権階級が生き残っている。この厚顔無恥な最後の特権階級こそ、今回の暴走をリードしてきたA級戦犯であるマスコミ人に他ならない。
(大転換の予感「潮流8」より

充足発の新秩序へと国民の期待が高まっていく中で、一番の障壁となってくるのがマスコミです。

暴走を制止し、共認原理に基づく新秩序が確立されるには、少なくとも10年は要するだろう。その間、残存する私権派(とりわけ第一権力たるマスコミ)との闘いは続く。おそらく、マスコミの解体=マスコミに代わるネット上の統合サイトの実現をもって、この闘いは終るだろう。その時、はじめて、共認原理に導かれた共認社会が実現する。


【マスコミに代わる新しい共認形成の場、るいネット】

未だに既存のマスコミ機関は『事実がどうなの?』よりも、政局の混乱ぶりに大衆の目を向けさせて、事の本質を隠蔽しようとしているように見えます。
もはや事実を報道しないマスコミに用はありません。
事実を捻じ曲げた報道で、私たち大衆を共認操作するマスコミは、社会のガンでしかないのです。
だからこそ、マスコミに代わる、新しい共認形成の場=統合サイトが必要となってくるのです。

List    投稿者 HAYASI-M | 2011-06-07 | Posted in 09.反金融支配の潮流2 Comments » 

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コメント2件

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