2018-03-02

世界を操るグローバリズム-25~グローバリズムの終焉~

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ここでは日本人と他国、特にユダヤ人との国や民族、文化に関する考え方の違いを述べています。

日本人は民族と国土が一体化しているといっています。

他国からやってきた人も、日本に住んで日本に同化していれば「日本人」となります。また、他国に住んだ日本人はその国に同化し、その国のために忠誠を尽くす。

一方、ユダヤ人はどこに行ってもユダヤ人。排他的な思想が根強くあって決してその国に同化することはない。

国土を持たない根なし草的な存在として長らく生きてきた彼らは、グローバリズムという言葉で、世界を自分達の支配下に納めようとしている。

このような思想は受け入れられるわけはない。日本をモデルに共存共栄を目指していかなければならない。というのが、筆者の考え。

 

現在、民族収束の流れの中で、グローバリスト達は劣勢を極め、グローバル化の流れは今後益々衰退していくことは確実。つまり、サヴォイ、デル・バンコ等の奥の院の意向に沿って世界は動き、金貸し:ユダヤ勢力は力を失っていっている。(参考:『市場論・国家論15.21世紀の世界』

 

中央銀行廃止→基礎保障制度の導入で、資本支配の歴史に幕を閉じようとしている。次代の活力源はなにか?金に縛られない人間本来の生き方が見直されていくであろうことが予測される。

その時、世界的「支配」の構図はどうなっていくのか?この辺りが追求ポイント。

 

以下、『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く(馬渕睦夫著)

からの紹介です。

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安易な移民受け入れは日本民族の文化を壊す

近年、日本では移民受け入れが議論されています。表向きの理由は少子化対策ですが、グローバリストたちの意図は、日本を雑婚化しようとするものです。世界の中から国境をなくして、世界中の人が移民化されることを目指しているわけです。根無し草のような状態です。

 

日本の場合、彼らとは全く考え方が違います。日本人は「日本の国土の中にいてこそ日本人」と言う考え方で、民族と国土が一体化しています。日本から他国に移住した人は、日本に忠誠を尽くすのではなく、移民した先の国に忠誠を誓います。日本の教えは、「移住したらその国の国民になりなさい」というものです。

アメリカに行ったらアメリカ人になる。ブラジルにいったらブラジル人になる。戦前にアメリカに渡った日系アメリカ人は、戦争の時にはアメリカのために戦いました。彼らは日本のための政治的なロビー活動というものをしません。

 

ユダヤ人の場合は違います。ユダヤ人はどこに行ってもユダヤ人であり、移住した先の国に忠誠を誓うことがありません。それゆえに、その国に元々住んでいる人たちと軋轢が生じ易くなります。中国人、韓国人も同じような考え方をしています。例えば、中国からアメリカに移民した中国系アメリカ人は、アメリカに忠誠を誓っていません。韓国系アメリカ人も、忠誠を誓っているのは韓国です。彼らは、アメリカに帰化していても、アメリカ国内で韓国のためにロビー活動をし、韓国のために慰安婦像を建てたりします。

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日本人の場合は、全く違います。アメリカに行けばアメリカに忠誠を誓います。アメリカ国内で、日系アメリカ人だけの排他的なグループをつくることはありません。日本人は、いったんアメリカに帰化したら、アメリカ人として、アメリカ社会の中に溶け込み、アメリカのために働きます。

 

日本国内での受け入れも同様で、日本には「中国系日本人」、「韓国系日本人」、「アメリカ系日本人」、「ユダヤ系日本人」と言う呼称はありません。慣習的に日本に帰化した人はみな「日本人」なのです。日本列島に住む人は、人まとまりの民族と言う考え方です。ですから、日本人は一つの民族ではありますが、純血ではありません。昔からいろいろな人が日本列島にやってきて、日本に同化して日本人になっています。そういう力があるのです。

 

日本人は土地を大切にして土地に根付きますが、ユダヤ人は特定の土地に根付くことはありません。建国されたイスラエルは、元々ユダヤ人の地ということになっていますが、実際には彼らはメソポタミヤから移り住んだものであり、彼らはずっと移民生活を送っていました。グローバル化というのは、世界の人々を移民化することです。

 

ユダヤ人が自分達の安全を確保するためにユダヤ思想(国際主義)を考え付いたこと自体は、批判すべきことではありません。問題は、それを他民族に押し付けようとしていることです。この考え方をそのまま受け入れる民族はなく、そこに大きな軋轢や衝突が生じています。

 

■ユダヤ思想と民族文化は共存を目指すべき

私は「アンチ・セミティズム(反ユダヤ主義)」の意図はまったくありません。しかし、ユダヤ系金融資本家が依拠している国際主義という世界観は間違っていると考えています。

 

金融資本家たちが目指している世界は、世界から国境を取り払って、人類を移民化しようとするものです。世の中では「グローバル化」と呼ばれていますが、私は、移民化する点に注目して「ディアスポラ化」と呼んでいます。

 

ディアスポラ化は、世界中の人たちに「国家というものを持たずに移民になりなさい」と言っているようなものですから、受け入れられるはずがありません。最終的には、世界統一政府をつくってその支配の座にユダヤ系金融資本家が座ろうとしているのであり、彼らの言葉でいえば世界の王様になるということです。

 

世界の人たちがユダヤ系金融資本家の狙いに気付いたら、激しい反感を買い、再び彼らが迫害される歴史が繰り返されかねません。ユダヤ系金融資本家は、世界から受け入れられるように世界との共存を考えるべきだというのが私の主張です。その意味で、私はアンチ・セミティズムではなく、むしろユダヤ人の生存を守ろうとしているのです。

 

彼らが世界統一政府をつくろうとしているのは、あくまでもビジネス目的です。彼らはマネーの仕組みを良く勉強しており、商才があったために莫大な利益を得ることが出来ました。ユダヤ系の金融資本家たちはマネーの持つ力を知り尽くし、普遍的なシステムとして作り上げました。それに対して、一般の人はマネーについての勉強をあまりしていないので設けることができません。ある意味で、ユダヤ系金融資本家たちの能力の高さを表しているといえますので、その点は非難すべきものではありません。しかし、彼らは自分達のシステムを世界に押し付けようとしています。そこが大きな間違いなのです。彼らはわれわれと共生を考えるべきです。

 

私達の側も、彼らとどう共生していくかを考えなければいけません。ユダヤ系システムを世界に普及させるのではなく、世界の中でユダヤ系と非ユダヤ系が共生できるようにすべきだと私は考えています。

日本社会がグローバルな交流を進めざるを得ないとしても、「どなたでも日本に来ていただいて、自由にビジネスやってくださって結構です」という訳には行きません。日本には日本の文化がありますから、それにあわせた価値でビジネスをしてもらう必要があります。日本以外の各国もみな独自の文化を持っており、自国の文化を大切にしたいと考えています。この点が、グローバル化を推し進める人たちの発想と異なる点です。

 

世界の大多数の人々は、世界統一政府には賛同していません。全世界70億人の人口のうち、ユダヤ系の人たちはたったの1500万人くらいであり、その中の金融資本家はごくわずかです。それらの一握りの人が、世界統一政府を支配するのは、健全な社会とはいえません。

 

ユダヤ人は、各国がナショナリズムを持つとユダヤ人を迫害するのではないかと恐れていますが、それは歴史の一面しか捉えていない視点です。

各国のナショナリズムのせいでユダヤ人が迫害されたと決め付ける言い方は、一方的です。ユダヤ人が自らの伝統を守って移住国に同化しなかったことが、ユダヤ人に対する迫害が起こった主な原因の一つなのです。自国の伝統的行き方に忠実であること自体は非難されることではありませんが、その姿勢が排他的になってはいけません。つまり、移住している国家の中に「ユダヤ国家」を作ったら、必然的に住民との軋轢が生じます。

 

結局、ユダヤ人の苦難の歴史は、21世紀に生きる私達に民族文化の共存についての教訓を与えてくれているように感じます。一般に、異文化を受け入れることは困難ですが、少なくとも異文化を尊重することについては、障害は少ないと思います。文化の相違は決して文化の優劣ではありません。フランス革命が掲げた「平等」の項で説明しましたが、各個人の持つ個性の価値が平等であるように、各民族文化が持つ価値は等しく尊重されるべきものです。この認識を共有することが出来れば、異文化(民族)との共存へ向けての大きな第一歩となることでしょう。繰り返し述べたように、日本には外国の文化や考え方を工夫して受け入れる知恵があります。今後、われわれは日本の歴史、世界の歴史を踏まえたうえで、共存していく方法を考えていくことが求められています。

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