2010-08-28

シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」11Final〜市場と国家を超えて〜

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ついに、このシリーズも最後になります :P
前回の記事では、市場は都合の良い部分的な統合しか出来なく、社会を統合できないことを明らかにしました。
シリーズFinalの今回は、市場の拡大限界と国家との関係、そしてその先の可能性について纏めたいと思います。
市場は社会を統合出来ないばかりか、自ら拡大限界も孕んでいた!?
市場とともに国家も限界を迎えつつある??
そしてその先にある可能性とは?
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まずはるいネットの秀作投稿から
“>「超国家・超市場論12 市場の拡大限界は、国家の統合限界でもある」

市場は、社会を統合することが出来ないという決定的な統合限界を刻印されているだけではない。市場は、自分自身の内に絶対的な拡大限界をも孕んでいる
市場は、生存圧力(実体的には貧困の圧力)に基づく私権闘争を圧力源=活力源にしている。従って、市場活動によって物的な豊かさが実現すれば(=貧困の圧力が消滅すれば)、必然的に市場は活力源を失って衰弱(=縮小)してゆく。そして、むしろこの矛盾と限界こそ、市場の現実に差し迫った絶体絶命の限界である。
もし、国家(国債)による延命策がなければ、(バブル化もせず)市場はすんなり縮小過程に入った筈である。要するに、このまま市場を放置すれば市場は急速に縮小し、国家が延命策を施し続ければ国家が崩壊する。一体、どうすれば良いのか?
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もともと国家は、私権闘争を圧力源=活力源とする、力の序列原理に貫かれたその統合体として形成された。しかし、生涯固定の身分制度の下では、私権拡大の可能性は封鎖されて終う。そこで、私権闘争の抜け道としての市場が形成され、繁殖してきた。そして今、その抜け道としての市場さえ活力を失って終った。
これは、明らかに私権闘争の終焉を意味する。そして、私権闘争が終焉したということは、私権闘争の止揚・統合体である国家の命運も、遂に尽きようとしているということに他ならない。実際、バブル期以降の国家の迷走ぶりは、すでに誰の目にも明らかである。
カギは、新たな活力源⇒圧力源の創出にある。貧困が消滅した’70年以降の30年間がそうであったように、今後更にそれを上回るスピードで私権の強制圧力が急速に衰弱してゆく以上、もはや人類は、生存圧力を背景とする私権闘争を圧力源=活力源として生きてゆくことは出来ない。
人類の命運は、次の新たな活力源⇒圧力源を自らの手で作り出せるか否かにかかっている。

 
豊かさの実現を達成した時点で、市場は拡大限界を迎える。と同時に、私権闘争を制御するための統合体として成立していた国家も統合限界を迎える。
結局、豊かさが実現した現在では、市場も国家も限界を迎えている。(というか限界を超えて40年??)
これでは、今の社会が活力がでないのも納得。
そしてこれからの新しい活力源とは何か?
皆、自分の行動動機を冷静に見つめてみると気づくと思うが、周りからの期待、評価を受けての行動が多いのでは。
周りの期待に応えたい。
この想いがこれからの次代、最も重要な活力源になる。
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この新しい活力源をもとに社会を構築していくことが、国家や市場を超えて新しい活力ある社会を築くことになる。
シリーズを通して、市場の欺瞞と限界やその市場に飲み込まれた国家を明らかにしてきましたが、もはや市場や国家に可能性は無いことは皆、うすうす気付いているのでは、と感じます。
ただ、進む方向が見えないために立ち止まっているだけであり、例えば新しい活力源に気付けば、市場や国家に関係なく、行動を始め、新たに社会を再構築していけるのではと想います。
このシリーズは終わりますが、新しい活力源をもとにした新たな可能性のある場をこれからも探っていきたいと想います。
それでは :D
P.S.これまでのシリーズ投稿はこちら
新シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」1〜環境問題の矛盾〜
シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」2〜環境保護主義が盛んになったのはなんで?〜
「市場は環境を守れない、社会を統合できない」シリーズ3〜「等価交換」の欺瞞
シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」4〜市場支配のための「緑の革命」
シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」5〜金銭犯罪の五つの類型〜
シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」6〜自己中と市場〜
シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」7〜市場主義者たちの詭弁〜
シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」8〜“官”僚から“民”衆へ〜
シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」9
シリーズ「市場は環境を守れない、社会を統合できない」10〜市場はどこまでも私権闘争の抜け道〜

List    投稿者 vaio | 2010-08-28 | Posted in 09.反金融支配の潮流2 Comments » 

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