2021-12-05

奥の院の構想 ~監視社会化か?反権力・反権威か?~

コロナ、インフレ、金融危機・・・ 一貫した狙い、主導勢力の描く未来像
の続きです。

最近、監視社会化が強まっているように思う。
コロナ以降特に、

・日本ではマイナンバーカードとリンクさせて全て管理下に置く動き。
・ロシアが顔認証システム導入、地下鉄決済や街中に監視カメラ。リンク
全人類の行動を監視する「パスポート」が導入されるまでパンデミックは続く
究極の監視社会への一歩 : アメリカ国防高等研究計画局が開発した「体内に注射可能で DNA を変化させられるマイクロチップ」が完成
・・・などなど

ワクチンにいろいろ混入されているというニュースがあったが、人類総管理社会のための実験?
しかし、支配勢力の意図は単発の事象で分かるものではない。
彼らの意図は数百年のスパンで考える必要がある。

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金融奥の院の関与事象(超概略)
・1541年 カルヴァン宗教改革
・1776年 アメリカ独立
・1789年 フランス革命
・1917年 ロシア革命
・1921年 中国共産党設立
・1978年~ 中国開放路線、1991年ソ連解体

宗教改革によって、大衆のお金への欲望を開放し、資力支配の基盤を作った。
同時に、それまでアンタッチャブルだったキリスト教会の腐敗を暴き、人々を宗教による思考支配から解き放つ。
キリスト教を見限った人々は、カネという現生利益を追求し始める。

フランス革命で、資力 → 大衆を動員し王朝打倒の手法を編み出し、民主主義・自由主義経済=市場社会を生み出した。
しかし、それによって一部の資本家に富が集中し、大多数が貧困に陥るため、共産主義と福祉主義の国家体制を考え出した。

戦後、先進国(日欧)で貧困が消滅。豊かさを求めてソ連解体、中国も開放路線へ。

現代の先進国と世界、豊かさの一方で、世界的な環境破壊と国家の累積債務が問題になってくる。

彼らは百年スパンで考えて構想している。一貫しているのは、反王朝。そして大衆の欠乏刺激(お金や豊かさ追求)。
そのスパンで考えると、今は宗教改革の時代に似ているのかも知れない。ペストの流行で、キリスト教が役に立たないことを知り、人々はカトリック教会に失望を抱いた。
今、コロナ渦、ワクチンも近代科学も役に立たないことを知らされている。人々は豊かさを導いてきた近代科学を見限るだろう。そして気付かされているのは、ワクチンや行動制限を強制する政府や学者やマスコミの存在だ(現代の宗教・共認勢力)。新たな欠乏は、健康や人間関係の充足感。それに反することをわざとやっている。


★コロナ以降の動きで注目されるのは、大きく2つの動き
途上国と先進国で大きく異なる2つの動き
1.旧共産国(中露、途上国)では、コロナ騒動もそこそこで、経済も落ち込んでいない。
2.先進国、特に西欧では、政府とマスコミによって、コロナで都市封鎖、ワクチンの義務化・強制化、過激な政策が取られている。
並行してエネルギー高騰やBIの実験。


★なぜ監視化を強めているのか?
彼らに同化するとその理由が見えてくる気がする。
中露や途上国に対しては穏やかな対応をさせ、監視化によって富裕層の脱税や富の海外逃避を防ぎ、共同富裕を実現させる(特に貧困層の豊かさを実現させる)。
既に豊かさを実現させ、環境破壊の元凶になっている近代科学を生んだ西欧に対しては、過激な政策をとり、近代パラダイムから脱出させる。権力の強制力を印象付けさせ、反発を招かせる。ワクチン強制も。
短期的には、監視社会化は、世界バブル崩壊後の秩序崩壊を防ぐために必要不可欠。

その後どうするのか?より大衆の欠乏を明確にする方向性で仕掛けさせる。
それがBIなどの実験につながっていく。
(続く)
 

by タロウ

 

 

List    投稿者 inoue-hi | 2021-12-05 | Posted in 08.金融資本家の戦略, 09.反金融支配の潮流No Comments » 

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