2019-01-01

迫りくる大暴落と戦争刺激経済-14~ファイブ・アイズVS中国の背後には奥の院の存在が見え隠れする~

初日の出 ファイブ・アイズ

明けましておめでとうございます。

本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

 

前稿では、今年の初めから年末にかけてのアメリカ株式大暴落は「中国の仕掛けである」と予測しました。

 

その背景には、ファイブ・アイズというスパイ協定(イギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド)に、今年から日本・ドイツ・フランスが加わって、この8カ国による次世代超高速モバイル通信:5Gを巡る中国包囲網に対する中国の警告と捉えることができる。

 

このスパイ協定が旧イギリス植民地時代からあり、現在でもカナダ・オーストラリア・ニュージーランドは英国エリザベス2世が君主であること、アメリカのワシントンD.C.が英国の出先機関であることから推察すると、その背後にはヴェルフ―ヘッセンの奥の院の存在が見えてくる。

 

但し、アメリカと言っても一枚岩ではない。今回のファーウェイ事件に纏わる中国排除の動きの切っ掛けは、軍事機密情報を巡りCIAや国防省などの諜報機関(:ネオコン派か?)の警戒感が発端となっていること。

トランプ陣営は、選挙前から「ワシントンD.C.潰し」を明言していることから、ネオコン派とは敵対関係にある。ファーウェイ事件が起こったのが、ちょうどG7の習近平とトランプの会談直後にぶつけてきているところからも推察できる。

 

但し、やや微妙なのが、トランプも中国に対する圧力を強めている点。これは、国家の機密情報流出については、敵対するトランプと言えども大きな問題として捉えているためとも考えられる。

 

奥の院というと、もう一つ気になるのが、サヴォイ―デル・バンコ勢力の動きだ。

ヨーロッパ各地で展開されている民族自決の動きは、彼らの次代に向けた新しい社会を構築しようとする動きである。その基盤となるベーシック・インカムが彼らのお膝元のスイスなどで活発なところからも伺える。

民族自決は中国やロシアが志向する動き。中国とサヴォイ―デル・バンコはつながっているのか?

デル・バンコと言えば金の相場を支配していることでも有名だが、最近中国が金の取引所を開設し、中国が金の相場を決めているとの情報もある。

 

そうなると、今回のファイブ・アイズと中国の“新冷戦”構造は、実のところヴェルフ―ヘッセンとサヴォイ―デル・バンコの戦いである可能性が高い。

 

この関係世界の中で、繋がりが分かり難いのがドイツだ。

ドイツはEUの盟主であり、元々中国とは仲が良かったが、何故EUを離脱したイギリスと手を組み、中国包囲網のファイブ・アイズに加わったのか?

 

考えられるのが、ドイツ銀行の問題か?

ドイツ銀行はご承知の通り、経営危機に陥っている。この経営危機は単なる一企業の問題に留まる問題ではなく、EU経済が吹っ飛んでしまう、いや世界経済をどん底に叩き落すほどの爆弾になるという問題なのだ。

ドイツはリーマンショックの時から、CDS債を買いまくっておりその総額が7,500兆円ほどもあるらしい。これは、ドイツのGDP(400兆円)の20倍近い値にまで膨らんでおり、これがはじけたらリーマンショックの100倍(リーマンショックで消し飛んだのが80兆円)に迫る額になる可能性が言われている。

 

このCDS債はヨーロッパのみならず、世界中の銀行や政府が持ちつ持たれつで相互に絡み合って、その影響がどこまで及ぶか分からないとのこと。

以前のギリシャ危機やトルコリラショック等記憶に新しいことだが、この経済危機での直接的な負債では、EU経済の1%にも満たない規模だが、CDS債が加わると連鎖倒産が起こるといわれるほどの規模になる。EU諸国が必死にギリシャやトルコを守ったのはそのためだった。

たぶん推測だが、イギリスがEU離脱した原因は、この負の連鎖に巻き込まれないためだと思われる。

 

ドイツのファイブ・アイズとの協力にはこのような背景があり、ドイツは自国を守るためにイギリス側に付くしかなかったのではないか。

因みにドイツ銀行の筆頭株主は中国の大財閥(海航集団)だが、これがまた経営危機にあるとのこと。ドイツ銀行としては、ここが倒産でもしようものなら共倒れする。逆に中国としても、中国副首相との繋がりの深いこの財閥を潰すわけにはいかないらしい。

 

はたまた諜報・軍事戦略と世界経済とは一部は重なるが一部はまた別の勢力がいるのかもしれない。ドイツ銀行の株価が数年前の1/5にまで落ち込んだことで、これまで暗黙の了解の元で世界経済の安定を意識してきたヘッジファンドも今年の6月から大幅な空売り攻勢をかけている。一企業に対する売りとしては世界最大の売り浴びせである。ヘッジファンドもその大部分が大赤字であるとのことから背に腹は替えられないという状況のようだ。

 

もう一つ、世界経済の話題にロシアの名前が出てこない。ロシアはどのように考えているのか?そこ辺りも気になる。今後はドイツの動きに加え、ファイブ・アイズにやや及び腰のフランス、そして軍事的には最優位にいるロシアの動きも押えながら今後の世界の勢力地図を見据えていきたいと思います。

 

今年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 

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