2007-01-02

企業の活力衰弱 〜経営戦略・人事までアウトソーシング?!〜

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今年の2番手をつとめさせて頂きます、倭民です。
あらためて・・・
 
明けましておめでとうございます
 
 
さて、昨年は実感の薄い「好景気」でしたが、今年の行く先はどうなるでしょうね。
企業の利益は上がっているようですが、ちょっと気になっているのは、企業の中枢である人材採用や総務、さらには経営戦略さえも、アウトソーシングしている企業が増えている点です。
 
そのような需要を受けて、コンサルティング会社も登場してきており、ちょっと調べただけでも、
                    創業      売上   従業員
(株)ワイキューブ         1990年  40.0億   188人 
(株)トライアンフ          1998年   4.4億    56人
(株)リンクアンドモチベーション 2000年  52.5億   250人
 
などが業績を伸ばしています。
 
企業の中枢を外注化するということは、自力では勝っていけないということを意味しています。直接金を生み出さない部分を外注化することによって、目先の利益は増加しますが、企業の地力は落ちているのではないかと心配です :cry:
 
そんなことを考えていた年末、「超企業・類グループの挑戦」の運営者さんとお話する機会があり、深い時代認識に基づいたご意見を伺いました
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確かに、現在は企業のみならず、学校も家庭も国家も、集団という集団の全てが、ガタガタになっていますが、それは貧困から脱出した結果、誰もが当然としていた私権獲得という目的を失って、「収束不全」に陥っているからです。
では、昔は盤石だったのかというと、単に「豊かになりたい」「金持ちになりたい」「いい女が欲しい」という目的・価値が明確にあったから集団が統合されていただけで、各人が国家や集団のことをどれだけ考えていたのかというと、たいして現在と変わらないですよ。
例えば、バブルの時期の人材募集なんかは、大学別の募集人員が決められていて、「先着5名まで採用します」なんていうのがまかり通っていたんですから、募集方針だって「一流大学から何人採用するか」を決めるだけで、会社にとってどんな人材が必要なのかなんて考えてこなかったんです。
つまり、現在は私権獲得というこれまでの統合軸がなくなって、新たな統合軸を模索している「時代の大転換期」にあり、それに対して答を出せる企業はほんの一握りに過ぎません。各企業とも答を欲しており、新しい組織統合様式を創造できた企業がコンサルティングとして登場してきているのも、時代の流れとして当然と言えます。
類グループも、企業の組織統合はもちろんのこと、企業と企業をも統合する、すなわち社会をそうやって統合していくかを、実践しながら研究しており、「超企業・類グループの挑戦」というブログ名には、そういう意味が込められているのですよ。

 
年末の忙しい時期に、3時間近くもお話に付き合って下さって、ありがとうございました。とても有意義な時間でした。
「時代の大転換期、これからの企業間闘争は、新しい集団(社会)統合軸を創造できるかどうかをめぐる、認識力の戦いになるんだ」
という言葉が、ずっしりと響いております。
この言葉を座右の銘としつつ、
皆様、今年一年もよろしくお願いします :D

List    投稿者 watami | 2007-01-02 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?1 Comment » 

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コメント1件

 wholesale bags | 2014.02.09 17:20

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