2009-07-19

ドル崩壊?その後の日本の方向は?

国際経済の中で日本はどうなるのか?
これが日本の未来を変えるかも???

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これまでの貿易額の変動から見直してみました。
●オイルショック(1973年)
鰻登りの貿易黒字が、原油価格の高騰を受けてモロに貿易赤字に転落。第二次オイルショックの翌年まで引きずった。
但し、その翌年には持ち返した。
●バブル崩壊(1991年)
意外かも知れないが、貿易に影響は出ていない。順調に貿易黒字を続けた。
●金融危機(2008年:リーマンショック)
2008年 9月のリーマンショック以降、如実に貿易赤字に転落した。但し、実際はその前8月から原油価格の高騰によって大きな赤字となっていた。





●ドル暴落(2009年????)
どうなるのでしょうか?
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米への輸出は、今以上に激減するでしょう。
その埋め合わせとして考えられる貿易相手国は何処なのか?
下のジェトロの国別貿易シェア2009.5の数値によると、今の所はアジア、中南米が貿易相手国として台頭してきていますが、ドル暴落後も続くのか?といえば疑問も残ります。
寧ろ、EUに対しては、輸出▼/輸入△を示している事の方が気になる所。
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ドル暴落後を考える時には、どうも、物の輸出入だけを見ても可能性を感じない。
新エネルギーの実用化までは、根本的な原油ビハインドが拭えず、更にブロック経済圏として確立しつつあるEUに立ち向かう術は無い様に思えたならない・・・・・・(~_~;)
世界経済(貿易)が一時的に破綻しても、鎖国的な方向性も有りますし、実際の生活は結構どうにかなるなんていう予測もあります。
「ドル暴落→経済破局が起こったら、家計はどうなる?」
物(=市場原理)だけで考えるのはナンセンスなのだと思います。
そこで、今回は他の視点で可能性を探って見ました。
1つは「技術立国」です。
「日本は世界一の技術貿易黒字国」

輸出入の貿易額は米国が最大だが、技術貿易収支比率(輸出/輸入)では、主要先進国の中でも日本が3.49(H19年度)と最大である。(米国は2.12)つまり、日本は世界一の技術貿易黒字国と言っていいだろう。
暦年でみると、H10年度の技術輸出額が約9千億円であったのに対し、H19年度は約2兆5千億円と、2.5倍以上に拡大している。一方技術輸入額は、4千億円→7千億円程度とそれほど拡大していない。

大きな可能性?
世界最先端の環境技術は勿論ですが、他にも色々とあるんです。
日本の“技術力”を活(い)かせ
(1)電気自動車
(2)太陽電池
(3)水ビジネス
変わりどころでは文頭の写真『「世界最小1人乗りヘリコプター「GEN H-4」』なんてのも有ります。
そのほかにも、ロボット技術や軍事技術も先端を走っていますし、高齢化社会最先端であるが故に、必然的にクリアしなければならない高齢者医療、介護のシステムも確立すれば輸出(=世界の期待)になって行くと考えられます。
技術だけでなく、組織システム、社会システム等も、今後期待したい分野だと考えています。
今後も追及していきます。
これは ってなものがったら、是非是非コメントください。

List    投稿者 gokuu | 2009-07-19 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?4 Comments » 

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コメント4件

 sakashunn | 2010.02.04 22:49

1050年前後とは、キリスト教の転換期だったみたいです。以下の投稿を見てください。
一神教が世界を席巻していった過程2〜キリスト教団は結婚詐欺で資産を拡大していった
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=217019
以下、抜粋です。
>10世紀までは、聖職者たちは妻なしでは「飢えと裸」に屈服することになると主張して、財産を獲得するために結婚した。教会法がその制度を改めた。それで1031年から1051年の間に一連の教皇の教令が聖職者に妻を捨て、子どもを奴隷に売るように命じた [註33]。当然、このようにして聖職者によって取得された財産や金銭は、本人の死後教会に没収されることになった。その男の法的な相続人はもはやいなくなったからである。
結婚させた上で、強制的に離婚させ、妻方の財産を一方的に没収するというのだから、これは立派な結婚詐欺である。しかも教団ぐるみの。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この詐欺まがいの行為で、欧州の土地財産の30%をいつの間にか取得したようです。国王の力が大本で切り崩され、キリスト教>国王という力関係になって行くようですね。

 yooten | 2010.02.04 22:53

>教皇派はヴェルフ(ゲルフ)と呼ばれはじめた。(中略)教皇の支持を求めたロンバルディア同盟などの都市がゲルフと呼ばれた。<
ヴェルフ(ゲルフ)は、後に英国王室へも繋がる流れとなります。
そして、ヴェルフ(ゲルフ)は、もともとフェニキア系との資料もあります。以下、Wikiより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%95%E5%AE%B6
ヴェルフ家(Welfen)は、中世の神聖ローマ帝国で皇帝位を争った有力なドイツの大諸侯。初期中世バイエルンに発し、その分家がユーラ・ブルグンドの王となった。更に初期ヴェルフ家の断絶後、その跡を継いだヴェルフ・エステ家が勢力を誇り、その分家であるハノーファーのヴェルフ家がイギリスのハノーヴァー朝となり現代まで、フェッラーラとモデナのヴェルフ家が近代まで続いた。ハノーファーのヴェルフ家はベネチアの黒い貴族の末裔と言われている。ベネチアの黒い貴族とは、古代イスラエルのカナン人の末裔でありフェニキア人の末裔(ベニス人)である。

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