2009-01-23

★新シリーズ★ 「金貸し支配からの脱却⇒鎖国」の可能性を探る!

みなさん、こんにちわ。
金融危機真っ只中の本年、知恵を振り絞って
『どうするか?』
を考えていこう!
と新年の誓いを立てている人が多いと思います。
そのキッカケとして、年末のなんでや劇場では『鎖国の可能性』が取り上げられています。
本ブログでは、ここに注目。
何回かにわけて可能性を追究したいと思います。
まずは、予想される追究ポイントから!
ぜひ知りたい、って方、そうでない方もポチっとお願いします。
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『ベクシル 2077 日本鎖国』というアニメで
主人公の声を演じる黒木メイサ(ブログの内容とはまったく関係ありません)

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ありがとうございます。
■現代の鎖国とは何を意味するのか?
まず、本ブログ1月10日の記事でおさらい。

★では、輸出主導型経済から内需主導型経済への転換は可能か?
もはや、輸出主導型経済⇒貿易立国というスタイルは、現実の圧力には適応できない。にも関わらず、政治家や官僚や経済学者は、貿易立国を標榜したままで何の突破口を見出せていない。
 
内需経済への転換には、賃金UPが欠かせない。輸出企業の代表とも言える自動車産業の状況を見ると、賃金カットやリストラが先行している。大企業ですらこの状況であり、中小企業ではさらなる人件費削減が必要となる上に、金融機関の貸し剥がしや貸し渋りという危機に曝される。
 
このように、輸出主導型経済の行き詰まりに伴い、’09年は倒産件数が増大することは避けられず、このままでは内需主導型経済への転換はますます困難になる。
 
★日本の国際間取引はどうなる?
しかし、国際間取引の情勢を見ると、輸出経済というスタイルが成立しないばかりか、貿易そのものの成立が危うくなってきている。‘08年の9月以降、海上輸送においては、輸送運賃の低下にとどまらず貨物の船積みや荷揚げができない事態が生じている。
 
又、国内に部品や製品がダブつき、在庫品を抱える民間企業は、在庫赤字に追い込まれる。実需30%の落ち込みは、貿易総体で50%強の落ち込みとなる。
★市場停止、貿易停止⇒鎖国政策か?
このことは、銀行不安のみならず民間企業への不安も進み、手形取引から現金取引に切替りまともな商取引が成立しなくなる。企業間では、取引停止となり⇒国内市場は完全に停止する。万一、原材料や食料の安定した供給条件が崩れた場合は、国家間取引も成立せず貿易停止となり、鎖国政策を取らざるを得ない状況も十分に起こりうる。
★改修産業と農業政策への転換
鎖国政策下におけるエネルギー供給は、当面は国内原発で凌いだとしても、何れは石炭や水力或いは太陽光エネルギーに切替る。又、改修リサイクル技術も発達し再生産業や修理業が増大する。
食料については、農業政策へ転換し自給率は、ほぼ100%に近くなる。
⇒製造業からリストラされた余剰労働力を受け入れることになる。

金融危機→輸出入麻痺⇒国内で自給自足 =鎖国
ってことですね。
でも、鎖国って仕方なくやってた引きこもり政策なんじゃ?
と思ってる方も多いかもですね。
なにを隠そう、私もそうでした。
ところが、これを覆す認識がるいネットにありました。
鎖国とは自給自足の裏返しであり、勤勉、労働に根ざしている。

ペリーが日本に通商を求めた際に応対した林大学頭は「わが国には何でもある。したがって何もいらないので帰ってください」と応えたという。
日本は「鎖国」をしていたのではない。海外へあえて出て行く必要がなかっただけである。

『あえて出て行く必要がなかった』この台詞がすべてを物語っています。
詳しくは本文を読んでみてくださいね。
ほかにも、
鎖国体制とは主体的な経済政策である

江戸時代 なぜ海禁(鎖国)政策が可能であったか
が参考になります。
要は、市場が全世界的に縮小していく時代になったので、単一集団で生活必需品を賄う自給自足的戦略が有効ではないか
⇒江戸時代の日本が実践していた「鎖国」を有用な先例として見直していこう
ということですね。
つまるところ、金貸し支配から縁を切るってことになります。
お、俄然やる気が沸いてきました!
■鎖国をするためのポイントは?
そうは言っても、現代は江戸時代とは違う。
文明も進んでいるし、日本だけではやっていけないものもたくさんある!
という意見がありそうですね。
私もそういう気はします。
よって、ここで鎖国をするために必要な項目とそのポイントをザックリまとめてみたいと思います。
その上で、
『ひとつひとつ、じっくりとその可能性について検証していこう!』
というのが本シリーズの主旨です。
それでは、行ってみましょう。
★鉄をどうする?
鉄はあらゆる産業に使用されていて、これなしには国が成り立たない、と言っても過言ではありません。
しかし、実はすでにリサイクル手法が確立されているのが鉄です。
屑鉄として集められ、再利用する、という市場が形成されているんですね。
ですが、輸入された鉄鉱石からつくる鉄のほうがやはり主流であり、今後リサイクル分だけでやっていけるのか?
というのが主要な追究ポイントになるんじゃないか、と思います。
また、先行するリサイクル手法なので『他の参考にもできるんじゃないか』という点も重要ですね。
★その他金属をどうする?
アルミやスズなど、鉄以外の金属です。
他にはレアメタルといって電子部品に不可欠なものもあります。
アルミはボーキサイトから多大な電力を使用してつくるわけで、それよりも一回つくったアルミ鋼材を再利用したほうが効率的、という見解もあります。
レアメタルは『都市鉱山』という概念があります。すでに日本には溜め込まれているのでこれを再利用すればいい、ということですね。
はたして使用量はまかなえるのか? また再利用の方法は?
この辺、知りたいところです。
★エネルギーをどうする?
一番気になるのがこれじゃないでしょうか?
エネルギーといえば石油、ですが、日本ではほとんど採掘できないようですね。
では、石油に代わるものはなにか?
石炭はまだまだ国内に埋蔵されていて、実際火力発電に使用されてますし
北陸産の天然ガスはすでに関東にパイプラインが引かれて使用されてます。
まだ少数派なんでしょうけど、『廃プラスチックを油に戻す』や『これからの農家は「油田」もつくって燃料自給率100%』なんかの事例も紹介されてます。
太陽光や風力、水力なんかも活用できそうですね。
原子力?ちょっと積極的には推したくないところはありますが、当面はやむを得ないかもしれません。
ウランは日本じゃほとんど採れないので、これは輸入ってことになるんですかね?
ウランと日本でしかつくれない原発の部品と引き換え、ってことも可能かも。
別な視点として、エネルギーを使用するインフラをどうして行くか、も重要です。
具体的には交通手段ですかね。
大きくは公共交通機関に切り替えて行くことになるんでしょうが、自動車をまったくなくすわけにはいかない。
で、その燃料は?電気?ガス?水素?これらは日本で自給できるのか?
このあたり知りたいですね。
★食料どうする?
『食料自給率40%』といわれている日本、はたして自給自足は可能なのか?
ということですが、そもそもこの食料自給率、という数値自体がうさんくさい。
なんたって分母が「一人当たりの摂取するカロリー」ですからね。
           「一人当たりが必要とするカロリー」ではなく。
また、牛肉や豚肉を「作る」のに、膨大な飼料を要していることはよく知られています。
単純に牛・豚やめて、穀物食べるだけでかなり改善されるような気がしますね〜。
魚なんかも、遠洋もの(マグロなど)ではなく、近海で取ってきたものを食する、ということにならんものか、と思います。近海ものや川魚のほうが体にいい、という見解もありますしね。
あ、あと、食料問題では特に、 『我慢する』という我々の意識改革も必要なのかもしれませんね。
                                                              
★建築どうする?
すみかや働く場所、学ぶ場所をどうするかってことですね。
マンションなんかはこの間たくさん出来ているので、十分今のままで足りそうな気がしますが、どうでしょう?
あとの用途も、人口が減ってきているわけだから、ちょこちょこ更新・改修していけばいけそうな気がします。
で、どうしようもなく旧くなったものだけ壊して建て替えると。
その際は、先に挙げた再利用の鉄やアルミ、ガラスやコンクリートを使用する、ってことになるんですかね。
一方で、木造の可能性も追究の可能性がありそうです。
★人手をどうする?
単にマンパワー、という点であれば直感的にですがなんとかなりそうです。
金融や自動車産業なんかは急速に縮小していくわけですし。
数量的な検証は必要ですが。
その一方で重要になってくるのが、労働活力と言う視点。
短絡的に人手だけ集めるやり方では、とんでもないことになりそうです。
今回上げた事業を成立させるには、
  「日本を支えてやるぞ!」
という強い意志が必要になってくる気がします。
これをどう作り出していくか、ここがポイントですね。

パッと思いついたのは以上ですが、
「これやってほしい」
「この内容はこういう視点もある!」

などのコメントいただければ、ビシバシ追究していきますのでよろしくです。
なお、扱う順番はたぶんランダムになるかもです。あしからず。
と言いつつ次回は明日、
『鉄をどうする?!』です。
お楽しみに!

List    投稿者 ohmori | 2009-01-23 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?2 Comments » 

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コメント2件

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