2009-10-25

10/18なんでや劇場レポート1〜図解・暴走する特権階級と下層階級〜

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はじめまして、ハシヒロといいます:D 数週間前から、「金貸し」ブログのメンバーに参加させていただきました。今後ともよろしくお願いします
 
さて、去る10月18日になんでや劇場が開催されました。
今回の劇場のテーマは、
テーマ①:圧力低減下で好き放題に振舞うニセ者=暴走する特権階級と下層階級、及び民主党政権
 テーマ②:女規範・男規範の共認から、男女共認の輪を広げていく
 
前半の議論では、テレビの官僚も、私達の身の回りの人も、暴走しまくる人々の意識構造を構造化し、彼らの位置づけを明確にしました。後半では、認識形成の最初のかたちとは?そして新認識への必要性に向かうのは一体どのような構造なのか?に焦点を当てた議論で、気づきと驚きの連続でした
 
今回は、なんでや劇場の前半で行われた内容をダイジェストで紹介し、そしてその内容を図解化したものをぜひみなさんに見ていただきたいと思います。
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こちらの「なんでや劇場ダイジェスト」は、『日本を守るのに右も左もない』ブログからお借りしました
 

特権階級・下層階級を貫く暴走の構造
意識潮流上、最もホットな問題。
最近10年間、勝ち組と言われたトヨタやホリエモンや、小泉−自民党や検察・マスコミといった特権階級だけでなく、下の方でもモンスターペアレンツやネット右翼などがやりたい放題してきた。
しかし所詮、私権圧力低減下で好き放題に振舞えただけにすぎない。つまり、彼らは全てニセモノである。世の中の大勢は私権の衰弱⇒(共認)充足基調であり、それに対して彼らは少数の反動勢力であり、勝ち組どころか絶滅種にすぎない。
 
本来絶滅種であるはずが、圧力衰弱で好き放題に振舞える。これは生物史上、例のない特殊な構造である。前回のなんでや劇場では「逆ニッチ構造」と名づけたが、踏み込んでその構造を明らかにする。
 
生物史におけるニッチとは、逆境下の置かれた種が、競合圧力がゼロに近い新天地に向かって適応し進化を遂げることを指す。それに対して特権階級のニッチは、大多数の人々が私権に無関心になったため競合圧力がゼロに近くなった点では同じだが、彼らは新天地ではなく、旧世界(私権世界)にしがみついている。この構造は「偽ニッチ」と呼ぶことにする。
※そもそも、生物学における「ニッチ」という言葉は概念として適当なのか?
 
 
それにしても、私権の衰弱⇒共認収束の大潮流の中で、なんで、少数ながらこんな私権・反動派が生まれるのか?
 
原因分析としては、仲間非充足⇒否定の自我収束⇒それを正当化するため(共認原理に対立する)力の原理に立脚する。この構造はトヨタ・ホリエモン・右翼・モンスターペアレンツの全てに当てはまる本質構造である。武装した正当化観念によってその後の行動が違うだけ。ex.天皇制観念で武装すれば右翼になり、市場原理主義で武装すればネオコンになるだけの違いにすぎない。
 
 
こういう否定発の少数派が、私権圧力が低減すると好き勝手できるのはなんで?
 
普遍構造として、圧力が衰弱すると(自我の発現可能性が広がるので)自我が肥大する。しかし、私権の衰弱⇒充足基調の共認圧力は上昇しているはず。なんで自我を封鎖できないのか?
 
共同体・類グループでも、共同体であるがゆえに私権圧力が存在せず、成員の自我がとことん肥大するという問題に長い間苦しめられてきた。近年は露骨な自己中はなくなったが、未だに自己正当化の言い訳や屁理屈は封鎖できていない。自我に対する白い目圧力は働いているが、それだけでは不十分だということ。なぜ不十分なのか?
 
私権制度が残っているからではないか。
「私権や一対家庭は絶対不可侵」を前提に現在の法制度は作られている。その上、私権を抑制する力である私権圧力はとことん衰弱している。常にスキあらば私益をと狙っている自我・私権派にとって、私権制度はそのままで圧力だけ低下したこの状況は至る所スキだらけであり、私権派は好きなだけ私権を手にいれることができる。これが、この十年の小泉一派をはじめとする私権・反動派の暴走の構造である。極めて危険な構造だが、私権絶対の法制度が変わらない限り、暴走は続く。
 
民主党に政権交代しても、この危険な構造は変わっていない。現にマスコミは相変わらず反省もせず暴走を続けている。
 
しかし、‘70年豊かさが実現された以上、大衆的には私権意識は空中分解し、共認収束の大潮流は今後強まる一方であり、暴走を続ける特権階級(下層階級)が絶滅種であることには変わりがない。

 
これらを図解化すると、以下のようになります。
 
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ポイントは、
私権圧力が低下しているが、私権原理による法や制度が残っている。
私権圧力が低下し、人々の意識は共認に収束しているが制度ができていない。
よって、私権に代わる共認圧力としてはまだ完全に働くわけではない。
だから、スキだらけの状態でやりたい放題できる=暴走!
しかし、人々の意識は共認収束いることは変わりなく(拡大しており)、よって、今後淘汰される少数派・否定派が絶滅種である。
 
今回はここまでです。それでは、後半戦もお楽しみに♪
最後まで読んでくださりありがとうございました。

List    投稿者 hasihir | 2009-10-25 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?1 Comment » 

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コメント1件

 hermes bags sweden | 2014.02.01 15:27

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