次なるターゲットはアフリカ!?
近年、中国、そしてインドの経済成長、国際的大企業の進出が目覚しいですが、すでに飽和点に達している先進国から市場拡大の矛先はいよいよアフリカにまで向けられてきています。
○2006年11月に世界銀行が発表した報告書「アフリカが直面する成長課題:機会、制約、戦略的方向性」によると、アフリカ経済の現状を
「1970年代から1980年代の長期低迷 から脱し、1990年代終盤から発展を続けている(経済成長率5%超 )」
と分析した上で、これからの成長戦略には4つの「I」が必要、と続けています。
その成長戦略に必要な4つの「I」とは・・・
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世界銀行総裁ポール・ウォルフォウィッツ氏(右)とナイジェリア財務大臣ネナディ・アシャー・ウスマン氏(左)。7月18日ナイジェリアにて(ウォルフォウィッツ総裁アフリカ訪問ツアーの一環)。
http://jp.ibtimes.com/article/general/060808/187.html
・投資(Investment)
・インフラ(Infrastructure)
・技術革新(Innovation)
・制度強化(Institutionalcapacity)
で、大まかな中身は
・投資環境の改善:
リスクの軽減・引き受けや、財産の安全性向上
・インフラ投資を「強力に推進」:
アフリカの不利な地理的条件を部分的に補うために運輸やエネルギーを重点対象とし、
取引コストを軽減し、企業レベルで収益性を改善する。
・技術革新の促進:
情報通信技術(ICT)や高等教育への投資を通じて、知識集約型のグローバル経済
における競争力を高める。
・制度強化:
契約の履行、発言力拡大、資源の豊富な国での収益の透明性拡大、国家主導
による不正撲滅など、いくつかの分野を重点対象とする。
(報告書より抜粋)
そして、この課題達成には「国際社会の開発援助の拡大」 が必要だと締めています。
うーむ、これって「アフリカ諸国をグローバル経済に取り込んでいくためにどんどん介入していくぞ」ってことですよね?
そして、国際資本による経済支配がいよいよアフリカにまで拡がるのか
今年はアフリカ経済にも注目ですね
(注:世界銀行の言う「アフリカ」とはサブ・サハラ・アフリカ諸国である、アンゴラ、ボツワナ、カーボベルデ、チャド、赤道ギニア、リベリア、マリ、モーリタニア、モザンビーク、ルワンダ、シエラレオネ、スーダン、タンザニア、ウガンダの14カ国を指します)
(参考:2006.12.2週間東洋経済)
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コメント4件
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