【シリーズ:新しい認識だけが、現実を変えていく】(5)〜現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ〜
社内運動会や社員旅行が復活しているって、知ってました
企業の社員旅行はこの5年で1.5倍、運動会はこの4年で5倍、
社内の人間関係を築くうえでに飲み会は必要、と応える新入社員が9割。これまで敬遠されてきた社内行事が復活してきている。
るいネットより
つい数年前までは、上司との飲み会は敬遠され、プライベートや家族との関係を重視するために社内行事は絶滅寸前にまでなっていたのに、ここ数年で様相が一変したようです。
いったい、何がおきているのでしょう
いつも応援ありがとうございます
今回は、るいネット「観念パラダイムの逆転1 現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ」から引用の引用です。
何であれ、現実を否定すれば自己欺瞞(そして意識と存在の断絶・分裂)に陥る。だが今、その現実は自我・私権を残存させつつ、充足基調から本源収束へと根底的な地殻変動を起こしつつある。つまり、今ようやく肯定可能な現実基盤が形成されようとしている。
ただ、その潮流は、欺瞞観念にフタをされて出口を見つける事が出来ず、その結果、社会不全(危機と閉塞)が高まっている。そして、高まった本源収束と社会不全のマグマは、出口を求め、可能性収束⇒答え欠乏を上昇させつつある。
社会は、人々の共認内容が変わってゆくことによって、自ずと変わってゆく。現在、その共認内容は自我・私権を残存させており、何よりそれを正当化する欺瞞観念に覆われている。しかし、現代が古代や近代と決定的に異なるのは、、自我・私権の衰弱→終焉が既に明らかであり、それに伴って否定意識に代る充足基調⇒本源収束の潜在思念が顕在化しつつあるという事実である。
社内行事の復活は、まさに「充足基調⇒本源収束」が作りだした流れなのです。
一番過ごす時間が長い「会社」で日常的に仲間との充足(本源充足)を味わえる関係を作りたい、という思いが顕在化したものです。
この流れは、人間関係の深層にある男女関係にさえ如実に表れていて、女性が「恋人にしたい人」のタイプの第1位が、ダントツで 仕事を楽しむタイプ であるというのも、同じ潮流です。
従って、潜在思念(=下部意識)の充足基調⇒本源収束を実現に導く、現実直視の状況認識(事実認識or構造認識)さえ提示すれば良い。そこでは現実(下部意識=潜在思念)を肯定こそすれ、否定する必要はない。
ただ、欺瞞観念(上部意識)だけは、全的に否定しなければならない。でないと、欺瞞になる。欺瞞観念を捨てて、事実認識に置き換えても、下部意識=本源収束が実現され易くなるだけで、何の矛盾も自己欺瞞もない。
かつて本源社会を破壊した古代人が、現実(下部意識)を否定して倒錯観念に収束したとすれば、再び本源時代を迎えた(にも拘らずその倒錯観念の末裔たる欺瞞観念によって全面閉塞に陥った)現代人が、現実を肯定して倒錯観念を否定するのは、当然の成り行きだったのである。
仲間関係を捨象してしまう「プライベート」や、自己中に過ぎない「自由」といった近代思想は、もはや充足を阻害する邪魔者へとなりつつあります。
役に立たない観念など捨てて、ひたすら「どうやったら充足できるのか」を模索し、そこから得られた認識を人に伝えていくことで、社会=現実が変わっていくのです。
模索の中から生まれた事実認識たち
「民主主義を口にするのなら、何よりもまず日々の仕事の場=生産体を、自分たちで動かすことのできる共同体に作り変えるのが、本当ではないのか。」実現論
「次代の活力源は、『みんな期待』に応えること」次代を読む
「いい女の条件:肯定性、応合性、柔軟性」なんで屋カード工房
「これからは、”充足の時代”『これイイ☆』って思ったものを真似するだけで勝てる時代なんだ♪」るいネット
etc.
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コメント4件
wholesale bags | 2014.02.10 8:52
金貸しは、国家を相手に金を貸す | 新シリーズ「経済が破綻したらどうなる?」プロローグ
hermes victoria | 2014.03.13 7:14
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ほんとうがいちばん | 2011.09.10 13:28
実はギリシャ危機に端を発したユーロ危機の方がアメリカよりも緊迫した状態にある
金貸しは、国家を相手に金を貸す
2011年09月08日
新シリーズ「経済が破綻したらどうなる?」プロローグより