2016年世界情勢はこうなる!(1)~プロローグ:暗殺されたのはプーチンの影武者か!?~
「【経済破局】マイナス金利→超インフレの恐怖→預金封鎖→キャッシュレス社会→銀行の淘汰と統合化その2 ~金融機関の世界統合が密かに進められている」との記事や、本日も「アメリカでは銀行口座から預金を引き出せなくなっています。」との記事も挙がっているように、現在世界金融はその終焉を迎えようとしております。
それに対して、「ベーシックインカムは、金貸し支配から国家支配へのパラダイムシフト」等今後の経済に新たな方策も登場してきています。そしてこの方策自体、これまでの金貸し支配からの脱却を意味するものであります。
今、世界はどのように動いているのか?そして、今後どのようになっていくのか?その辺りをベンジャミン・フルフォード氏が分析しています。今回はその著書の中から、主だった内容を紹介したいと思います。但し、氏はある勢力の一派かもしれませんので、一部修正+解説を加えながら見ていきたいと思います。
まずは、プロローグから。興味深い内容としては、
プーチン若しくはその影武者なるものが、暗殺された可能性があるとのこと。
当初から、プーチンには影武者が複数いるということが言われており、それを示すのが耳の形。
挿絵からは確かに、少なくとも3人以上のプーチンがいるように見える。元KGBのプーチン簡単に暗殺されるとは思えない。
その真相は現在ではわからない。
以下、『崩壊するアメリカ 巻き込まれる日本~2016年、新世界体制の樹立~』(ベンジャミン・フルフォード著)からの紹介です。
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2015年2月中旬にかけ、「CIAに強制捜査が入った」という情報が駆け巡った。CIAのツィッターも止まり、首都ワシントンD.C.近くのラングレーのCIA本部ビルは「KEEP OUT(立ち入り禁止)」の黄色いバリケードテープで囲われていた。
単なる国内本部の移動という説も流れているが、それだとツィッターも止まっているのは説明できまい。
その説明となるのが、CIA閉鎖の2月17日、新しい国防長官に就任したアシュトン・カーターである。このカーター新国防長官は、「ペンタゴン愛国派」で知られている。そのカーターが、「悪逆無道な行為」を繰り返してきたCIA、正確に言えばCIAネオコン派(軍産複合体)に対して、強制捜査を行ったといわれているのだ。
ちなみにバラク・オバマ大統領は、承認式を欠席するという前代未聞の事態を起こしている。この点からもカーター新長官の立場が理解できよう。
さらに同年3月に入るとアメリカで「クーデター発生」の報が入ってきた。ロシア系メディア「ロシアの声」(現スプートニク)が、「veteranstoday.comの情報」として、先のCIAの機能停止に乗じて、アメリカの一部権力層が、現政権に対してクーデターを起こしていると伝えたのだ。記事では、クーデターを起こしている側として、ニュージャージー州知事クリス・クリスティ、ミット・ロムニー、FOXメディアグループ、ベンヤミン・ネタニヤフ(イスラエル首相)、ジョン・マケイン(副大統領)、最高裁判所の裁判官、アメリカ合衆国シークレットサービス、その他にもエネルギー、輸送、保健関連企業の大勢の指導者らが含まれていたという。
まさに、現在のアメリカは「革命前夜」といった雰囲気なのである。
一方で世界でも21世紀に相応しい新体制確立に向けた動きが加速している。
その象徴がAIIB(アジアインフラ投資銀行)であろう。中国が中心となって2015年内に設立を目指すAIIBに対し、構想を発表した2014年当初、アメリカは猛烈に反対、日本も同調してきた。アジアのインフラ整備は日本によるアジア開発銀行で十分というのが理由で、ほかのアジア諸国にも参加しないように圧力をかけてきた。日本のニュース番組でもコメンテーターの多くは「中国と領土問題で対立するインドやASEANは参加しないはずだ」と解説してきた。
ところが、である。蓋を開けてみれば東南アジア各国(ASEAN)、オーストラリア、ニュージーランド、インドなどがすぐさま参加を表明。さらに翌2015年3月10日にはイギリスが参加を表明、同年3月17日にはドイツ、フランス、イタリア、カナダといったG7(先進国)、さらにはスイス、ルクセンブルクといった金融大国も参加を表明したことで、これに焦ってか、日本の麻生太郎財務大臣も3月21日、参加を匂わす発言をし、ついにはオバマ大統領までもが「参加したい」と言い出している。
これについても「どうなっているんだ?」と思っている人は多いだろう。
今まで通りの世界、従来の体制がこのまま続くという意識を持っていては、こうした事象も理解できないのだ。
欧州各国のAIIB参加表明の直前、イギリスのウィリアム王子、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が相次いで来日した。これは決して偶然ではない。
新しい時代に向けて水面下で激しい主導権争い、極秘交渉が行われているのだ。
その意味でAIIBは、新体制の象徴となっている。これは中国がAIIBに対して拒否権を持たないことを約束しているのが大きかった。これで「世界」は決定的に変わった。
その証拠に同年3月22日、IMF(国際通貨基金)のクリスティーヌ・ラガルド総裁が北京での演説で中国をIMFの「ホーム」と語っているのだ。ホームとは、この場合、本拠地となる。つまりIMFの本部は、すでに「北京である」と公言したわけだ。
これまでのIMFや世界銀行は「ドル本位制」の門番であり、IMFの融資にアメリカは拒否権を持つことでIMFを支配してきた。ラガルド総裁の発言は、IMFがアメリカから離脱し、人民元本位制を受け入れたという宣伝であり、おそらく近い将来、登場するであろうAIIBの「世界版」にIMFや世界銀行が合流することが決まったのだ。
とはいえ、混乱は続いている。中国とともに新時代を築くはずのロシアにも大きな動きがあった。AIIBを巡る駆け引き活発化していた2015年3月上旬から1週間にわたり、プーチン大統領がロシアのメディアから姿を消しているのだ。実は、こちらもアメリカのクーデターに連動して「プーチン暗殺」という疑惑が浮かんでいる。
同年3月16日、久々にロシアメディアに登場したプーチン大統領は、ウクライナ情勢についてアメリカを厳しく非難し、意気軒昂な姿を見せている。
しかし、再登場したプーチンが「本物」か「偽物」かがわからないのだ。実はプーチン大統領、顔の形、特に耳の形が違うことから「複数の影武者」が存在していることで知られている。どうやら、そのうちの1人が姿を消したのは間違いなさそうなのだが、それが「本物」なのが、或いは、影武者が消えたのか、その真偽が確認されるまで、しばらく時間がかかるであろう。
いずれにせよ、今、世界は大変革のときを迎えている。その認識をしっかりと持ってほしい。それを理解するためのキーワードの一つが、本書タイトルの「崩壊するアメリカ」の部分だ。
しかし、ここでいうアメリカは、私たちがイメージする国家としての「アメリカ」ではない。アメリカという国を支配してきた勢力のことなのである。
(中略)
ワシントンD.C.の「D.C.」は「コロンビア特別区」と訳される。表向きは連邦会議が管理するエリアとされる。しかし実態は違う。イタリアにおけるバチカン市国と同じように、アメリカ国内に存在する「もう一つの独立国家」なのだ。日本で言えば国会議事堂のある「永田町」が、千代田区でもなく、「独立国家永田国」として独自の法律で運用されていると思えばいい。
そのワシントンD.C.が「アメリカ合衆国」を支配している。より正確に言えば、ワシントンD.C.を牛耳っている一部勢力が存在するのだ。
それを倒そう、私はそう提案している。やつらをワシントンD.C.から追放して、アメリカ人の国に戻ったアメリカとともに新しい時代を迎えたいと思っている。
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